iPad や Kindle の人気が高まり、電子書籍が急速に出回るようになっている中、次の衝撃的な記事を読みました。
電子書籍でも失敗を繰り返すメディア業界の「ガラパゴス病」
http://ascii.jp/elem/000/000/544/544407/
日本国内でしか通じない独自フォーマットを作っても結局は使われなくなるというのはもう何回も目にしてきて、さんざん懲りているかと思いきや、まだまだこうして悲劇が繰り返されようとしているようで、とても残念です。XMDF などというフォーマットは、非公開で日本でしか使われていないのにもかかわらず、これを日本の大手メディアと製造業メーカーが支持するというのはなんだかとても信じられない思いです。
本記事の中にある
メディア企業が「文化」を口にしたときは、たいてい「既得権」と翻訳した方がいい。この場合も「出版業界のインフラをおさえてきた印刷業界の既得権を外資におかされたくない」と言い換えると意味が通じる。
という記述、納得できます。結局はコンテンツの受け手側よりも供給側の都合を考えた発想になってしまっており、それ自体がやがて自分たちのみを滅ぼすという歴史から学ばれていないという気がします。どうして、アップルでも使われ、世界標準となっている EPUB が使われなかったのか、その判断基準に疑問を抱かざるを得ません。



