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  • フットボールゴルフに挑戦〜タイ八日目

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    サムイ島滞在も今日と明日の二日間だけとなりました。明日はバンコクに戻るので、実質的な活動ができるのは今日が最後です。ダイビングの疲れも思ったよりもないので、うごきまわってみることにしました。


    朝食後、まずは前から気になっていた目の前の島へ行ってみることにしました。島には、サムイ島からサンゴの死骸が積み重なってできた道みたいなものができており、朝の潮が引いた時間にはその道がくっきりと見えます。まずは浜沿いにそこまで行って、道伝いに島まで行ってみようと思いました。


    しかし、道が浜に接するところまで思ったよりも遠かったので、ショートカットをして、浜からいったん海に入り、道に上陸してみようと思いました。ところが、海に入ると潮の流れが意外に速く、急速に潮が満ち始めていることがわかりました。道を歩いて島に行っている間に、潮が満ちてきて、帰れなくなったら悲惨だと思い、道に上陸したあと写真を撮って、すぐに帰ることにしました。


    帰ってからその後何をするかを考え、島のあちこちに案内のあったフットボールゴルフなるものをやってみようということにしました。これは、サッカーボールを蹴りながら、目標のホールに入れるというもので、結構本格的に18ホールあり、ウェブでみた評判も良さそうです。早速電話をしてみると、アクセントの強い人が受け付けて、今だったらあいている、一人600バーツでできる、というようなことを教えてくれました。11時から予約することにし、タクシーを拾ってその場所まで行ってみました。

    ついてみると、受付にいたのはスコットランド出身というイギリス人の男性でした。道理でなまりが特徴的なはずです。簡単にルールを教えてもらい、スコアカードをもらうと、ボールを選択することになりました。手縫いのボールはなく、どれも五角形と六角形を貼り付けたボールでした。妻には柔らかめのものを、自分用には少し堅めのものを選ぶと、すぐに1番ホールへと案内されました。


    1番ホールで、キャディーともアシスタントもとれるタイ人女性が簡単にコースの説明をしてくれます。1番ホールと書いてある札の脇からボールを蹴り、旗の立っているホールへ蹴ります。このときまでは妻はちっとも乗る気ではなく、あくまで写真撮影にきたというスタンスでした。


    まず自分が挑戦してみました。小学生の頃、サッカーの練習が始まる前に、友人たちと「サッカーゴルフ」なるものをやり、遊んでいた頃を思い出します。学校の校庭で、適当な目標物を定め、それに向かって蹴っていき、目標物にボールを当てるまでに蹴った数の少ないものが勝ちというルールでした。結構夢中になって楽しんだことを思い出し、「自分は経験があるのだからいいスコアを出さねば」と気合いを入れました。すると、蹴ったボールはうまいことグリーンに着地するものの、勢いがあって、ごろごろと転がり続け、とんでもない方にいってしまいます。


    一方、ビーチサンダルの妻はトーキックでいかにも素人っぽく蹴ります。ただ、勢いがなく、方向はいいのでうまい具合にフェアウェイにボールが収まります。なんだかんだで彼女はパーで納め、自分はボギーでした。

    次の2番ホールもそれ以降も自分はボギーやダブルボギーを出し続ける一方、妻は悪くてもパー、普通はバーディーという具合に調子よく進んでいきます。はじめはあまり乗る気でなかった彼女もすっかり乗ってきて、「これ楽しい」と息を弾ませながら次のホールへと進んでいきます。

    そのうちに看板が見えてきて、思いっきり蹴らない方がいい、

    “Let the ball do the work” (ボールに仕事をさせろ)

    という風に書いてあるのが見えます。そうか、自分はやたらめったらサッカーの時のように思い切って力んで蹴っていたのかと、反省し、蹴り方を変えてソフトにしかし方向を定めて蹴るようにしました。すると後半以降調子がよくなってきて、バーディーやイーグルが出るようになりました。

    結局終わってみれば、妻が77,自分が70というスコアで、何とかサッカー経験者の面目を保ちました。

    全ホール終了後、受付のイギリス人の人と話すと、やはりサッカー経験者の方が力んでうまくいかないことがよくあり、伴ってついてきた女性の方が最初はやる気がないが、やり出したら彼女の方が成績がよいということがよくあるということを教えてくれました。

    また、彼は2002年の日韓ワールドカップの際に貧乏旅行で日本に来ていて、そのときに某テレビ局の取材を受け、貧乏にもかかわらず結構いいホテルに泊まらせてくれたり、おいしいものを食べさせてくれたりしていい思いをした、さらにたまにテレビのクルーが「今日はおまえらの泊めるところは用意してやらないぞ」といわれたとき、路上で寝ていたら、あるサラリーマンがやってきて、事情を聞くとホテルに泊まるのに十分なお札をくれて去っていって、彼がホテルに泊まることができた、というような話をしてくれました。

    話し終わった後、この後どうするのだというので、飯を食いに行きたいと話すと、近くのビーチ沿いにあるレストランがいいよと勧めてくれました。道ばたでタクシーを待っていると、彼が気を利かせてくれて、バイクに乗せてくれ、スクーターに三人乗りで近くのそのレストランまで運んでくれました。受付の人、どうもありがとう!

    ということで、感謝の気持ちを込めて、彼のフットボールゴルフの宣伝をします。おすすめです。

    Samui Football Golf
    http://www.samuifootballgolf.com/just-for-fun.html


    レストランで昼食をとった後、タクシーを拾ってホテルに帰りました。しばらく休憩して、マッサージを受けた後、まだ日が明るいうちに、朝歩いていて気になったシーカヤックに乗ろうと決めました。


    シーカヤックは二人で借りて1時間100バーツでした。日が暮れるまでに帰ってくれば、1時間かかるまいと考え、朝は上陸できなかった小島を目指してこぎ、無事上陸できました。

    誰もおらず、何となく無人島に降り立った海賊みたいな気分をほんの少しだけ味わいました。


    その後元のビーチに戻り、カヤックを返した後、夕食をとることにしました。島で最後の夕食ということで、ビーチで食べることにしました。とても暑い一日で、日が暮れてもまだ暑いので、こういうときはもうお酒を飲むしかないといわんばかりに、マルガリータを頼みました。これがまたものすごくおいしく、グラスの周りの塩をなめながら少しずつたしなみました。ただ、最近アルコールに弱くなり、ワイン一杯でも二日酔いになることを考えて途中で飲むのをやめておきました。それでも、楽しく食事ができました。