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  • バンコクへの移動~タイ九日目

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    サムイ島滞在も今日で最後となりました。6時に起きたあと、7時に朝食をとり、荷物の整理をしたあと、8時過ぎにチェックアウトをし、そのまま空港へと向かいました。


    来るときも感じましたが、サムイ空港は本当にかわいらしい空港で、アメリカ国内の物々しい雰囲気がみじんも感じられず、いるだけで心地よい気分になってくるような暖かみを感じさせてくれます。


    ゲートにつくと、飲み物や軽食も振る舞われており、本当に使っていて楽しい空港だと思いました。


    機内はグレードの区別もなく、万人に共通した高いレベルのサービスを提供するという点で、Bangkok Airways は大変すばらしい航空会社だと思います。

    バンコクに着くと、予約していた空港近くの Regent Suvarnabhumi ホテルのシャトルを使うことにしました。空港で車を待っているときに、係のおじさんがお前は日本人かと聞いてきたので、Yes と答えると、ホンダを知っているかと尋ねてくるので、ホンダといっても車もあればストライカーもあるのでどのことを言っているのだと尋ね返すと、”Good forward. And Endo.” と言ってきたので、ワールドカップで活躍した本田選手のことをほめているようでした。彼から、空港の送迎からバンコク市内への往復、市内観光全て含めて 1900 バーツでどうだと言われましたが、もう既にバンコク市内の主要な場所は抑えているつもりだし、自分たちのペースでのんびりと残り少ないタイ滞在を楽しみたいという思いから、ことわることにし、空港とホテルの送迎だけを頼みました。

    ホテルは空港から10分もしないところにありました。ただ、ついこの間まで何もないところだったのを、いかにも最近空港ができたのでここら辺も開発し始めたというような感じの場所で、トランジットのための一時滞在と割り切るための宿というような位置づけでした。実際にホテルに入ると、ロビーからエレベーターまでの間に3段くらいの段差があり、さらに各階のエレベーターを降りてから客室フロアーに行くまでに3段くらいの段差があり、快適な滞在のために設計されているとは言えない状態でした。また、廊下には空調がかかっておらず、徹底したコスト削減を図っていることも伺えます。

    最初にあてがわれた部屋は、ベランダに通じる窓の鍵が壊れていて、セキュリティー上懸念がありました。そこで、フロントに文句を言って、部屋を替えてもらいました。


    荷物整理をしたあと、バンコク市内に出かけることにしました。まだ行っていなかった場所で、今回是非抑えておきたいのが、カオサンロードです。12年前に来たときは、バックパッカーが集まる安宿や格安航空券を扱う旅行代理店、レストランの集まるところといった以上に特に何もない印象でしたが、今回来てみるとなんだかずいぶんと華やかになっていた気がしました。

    端から端まで歩くと、熱気で急激に喉が渇いたので、そばにあった屋台でマンゴーシェークを頼みました。これが実においしく、こういった南国のフルーツを普段口にしない妻までもが「ゲキうま」と賞嘆しきりでした。


    マンゴージュースを飲んだ後、いい加減おなかもすいてきたので、昼食をとることにしました。カオサンロードを引き返して、適当なレストランに入ってベジタリアン向けのカレーとチャーハンを頼みました。ヨーロッパ人が多いだけに、ちゃんとベジタリアン向けの料理があるのはありがたいと思いました。


    昼食後、タクシーを拾って、お土産を買うために MBK にいくことにしました。土曜日の午後ということで、道が混んでいてなかなかスムーズに進みません。あと少しで MBK というところで、Tesco Lotus というタイの各地でみられるスーパーが見つかりました。空港でも売っていないような地元の土産を買うのならむしろこういうところの方がいいのではと思い、タクシーに止まってもらい、スーパーに向かいました。


    スーパーでは、旅行中に気に入ったレモングラスの臭いがする自然素材を使った虫除けスプレーと、干しマンゴーのお菓子、それにカシューナッツをお土産として買いました。さっきとった昼食が何となく物足りない感もしたので、そのスーパーの建物に入っていたラーメン屋でそばとラーメンを食べました。


    Tesco Lotus を去った後、MBK に向かい、中で買い物をしようとしましたが、もはや買いたいものはもうないと判断し、安かったカシューナッツを追加で買った後、マッサージをうけるため、Phrong Phong に向かいました。


    Phrong Phong 駅を降りると、そこら中にマッサージ屋があります。この前の Asian Herb Association でもいいのですが、そんなに気合いを入れてやらなくてもいいし、むしろ違ったところをできるだけ試してみたいという思いもあったので、駅を降りてすぐのところの混んでいる NUCH というマッサージ屋に入ってみました。店内はちょっと狭苦しい感じがしましたが、まあ普通という気がしました。

    マッサージ後、おなかがすいたので、通りを隔てた向かい側の日本食レストランで、野菜炒めとご飯を食べ、タクシーを拾ってホテルに向かうことにしました。

    ところが、泊まっているホテルの名前を告げてもタクシーの運転手で知っているという人がなかなかいません。Emporium というショッピングセンターの前で、タクシーの案内をしている人にとりついでもらうと、場所を知っているという運転手が現れ、彼を頼ることにしました。

    車内に入り、Regent Suvarnabhumi というのは、あくまで空港ではなく、空港近くのホテルだと主張すると、運転手が不安になり、行き方を教えてくれと言ってきました。そこで、iPhone で WiFi が入る環境でキャッシュした地図を見せましたが、ちっともわからないようです。次に電話番号を教えてくれと言ってきました。予約したときに iPhone のカレンダーにコピーした電話番号を教えると、どうもそれは古いもので現在使われておらず、彼がいったん車を止めて、タクシー会社に問い合わせてみると新しい番号をもらえました。そこで新しい番号に電話をかけ、行き方を教えてもらうと、ようやく高速に入り、空港に入る手前の出口で降りました。

    ホテルに入る通りもわかりづらく、iPhone の GPS 機能と周りの景色を見ながら、あれ確かこの辺を曲がるはずだと思ったのですが、運転手は減速することなく通り過ぎてしまい、あきらかに通り過ぎたところにあったトヨタのディーラーやマクドナルドが見えてきました。これはいけないと思い、Uターンするように頼み、今度は iPhone の GPS と周りに見える景色から彼を誘導し、ようやく曲がるべきところで曲がってホテルに着くことができました。

  • アユタヤ観光〜タイ三日目

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    今日は昨日予約したアユタヤへのツアーに行く予定です。目標は、アユタヤの廃墟を見て、象に乗ることです。


    隣のホテルで6時半に拾ってもらい、しばらく走って他の人を拾ったあと、似たようなバンが何台か集まる集合場所に着き、大型バスに乗り込みました。

    今回のガイドはピーターという人で、英語はタイ語なまりがあるものの、他の一般的な対人の英語と比べるとわかりやすいといえます。彼が道すがら見えてくるいろいろなものをガイドしてくれました。王宮ゆかりの建物や病院、寺院や給水塔に至るまで、目につくものを次から次へとガイドしてくれます。やがてしゃべり疲れた頃、一息ついて、バスの中が静まりました。

    Royal Residence, Heavenly LightThe Sages Lookout
    最初に訪れたのは、バーンパイン宮殿 (Bang Pa-in Palace) というタイ王室の別荘兼庭園でした。19世紀から20世紀にかけて建てられた迎賓館や塔が美しく整備された庭園に計算され尽くしたかのような絶妙な配置で恭しく建てられ、池や小川の水と綺麗に植樹された緑とあいまって、自然美と人工美の両方を見事に均衡して、訪れる人の目を楽しませてくれます。


    中には、象の群れをかたどった植樹もあり、ほのぼのとした気分になりました。


    庭園を離れたあと、30分ほどでアユタヤに着きました。12年前に来たときはなかったか、そもそも気にしなかったのかどうかわかりませんが、廃墟や仏像の至る所に、台や段差の上に上がるなという表示があちらこちらに見えました。無数にある仏像は、首から上がないものがほとんどで、ガイドによると首だけかっさらって、高く売ることができるということで、多くの人々が首から上をとってしまった結果こうなっているということでした。敬虔な仏教徒だからこそ、こういうことが起きるのでしょうが、それにしても罰当たりなことです。


    廃墟ということで、荒れ地になっており、必然的に草もぼうぼうです。こうなると、蚊が発生するのはやむを得ず、あちこちをとんでいるのがうかがえます。しかし、昨日Y氏家族がレモングラスのにおいがする虫除けスプレーをくれたおかげで、ほとんどさされずにこの時間を過ごすことができました。Y氏と奥さん、心から御礼申し上げます。


    廃墟を去ったあと、少し移動した後、50分ほどの自由時間となりました。ここは象がたくさんいて、踊ったり人を乗せたりしています。妻はかねてから象に乗りたいといっていたので、このときぞばかりと乗ることにしました。


    日本の一般的な家屋のほぼ二階くらいの高さの象乗り場から、象に乗ると、世界がまるで違って見えます。不思議なもので、いままで乗っていたバスよりも象の方が小さく、乗っている位置も低いのですが、陸上で最大の動物である象に乗っていることで、なんだか自分が偉くなったような、優越感に浸ることができます。バスのようにスムーズに移動せず、象の歩みとともに上下に揺れますが、それがまたいい味を出しています。象の上には直には座らず、台座のようなものが設置されていて、その上にさらに日傘もあり、さらにはときどき象が耳を前後に揺らすことで風が吹いてくるので意外に快適な乗り心地でした。象使いのおじさんが象の進行方向を巧みに操り、象もうまいこと歩道を歩き、障害物をよけながら移動していきます。あっという間の30分でしたが、とても有意義な時間でした。


    象から降りてからみやげ物屋に入ると、象の糞からつくったという紙が売られていました。結構値が張ったので、買うことは控えたのですが、あんな糞でもこうやって役に立つのかと、すっかり感心しました。


    象に乗ったあとは、クルーズ船に乗り込み、お昼ご飯を食べながらチャオプラヤー川を下っていきました。ここでもあいかわらずピーターが両岸に見える様々な寺院や見所を解説していきます。2時間ちょっと、ひたすらチャオプラヤー川を下るだけだったので、昨日の市内をぐるぐるとめぐるツアーはそれはそれで有意義なものだったと思うことにしました。


    船を降りると、ツアー客は各方面に帰るための盤に振り分けられました。ここで我々は当初元のホテルに帰るバンに振り分けられましたが、帰りがけに昨日の MBK 内にある写真屋に立ち寄って、出来上がった写真をとりにいきたいと思い、ピーターにお願いしてその方面へ行くバンへと変更してもらいました。ピーター、本当にここまでよくやってくれて感謝です。

    バンに乗るときに National Stadium 駅に行きたいと、バンにガイドする人に告げたのですが、おろされたところは Novotel ホテルの前でした。”National Stadium” と “Novotel” は一応エヌとティーの発音があるとはいえ、結構違うよなあと思っていたら、Novotel の裏側が Siam 駅になっていて、Siam 駅の目と鼻の先が National Stadium 駅でした。昨日電車に乗ったときに、 Siam 駅で乗り換えたのですが、わざわざ乗り換えるよりも Siam 駅を利用した方が便利そうだと思いました。

    写真屋で写真をもらうのは6時の予定ですが、まだ4時すぎだったので予定よりはちょっと早いということと、少し一服して休憩したいということから、コーヒーショップでお茶をすることにしました。いつもの通り、妻は紅茶、自分はコーヒーを頼みましたが、どうもどちらもおいしくありません。どちらもインスタントの味がして、本格的な味ではないのです。今までのところ、タイに来てから本格的においしいコーヒーには巡り会うことができておらず、ホテルの朝食で出てくるコーヒーも、ツアーの昼食で出てきたコーヒーも、どれもインスタントの味で、本格的なコーヒーはスターバックスに行かないとないのではと思い始めました。

    MBK 内をうろうろとしているうちに、5時を過ぎたので、写真屋に行ってみると、写真はすっかりできていました。なかなかよくできていて、妻も満足しているようでした。


    帰りはさっき気づいた通り、Siam 駅まで歩いていこうと思いました。歩行デッキに上がり、National Stadium とは逆方向に向かって歩くと、デッキは直接 Siam 駅につながっておらず、いったん別のショッピングモールに入らなければならないようです。こちらはブランドものの店が多数ありましたが、一つ驚きの店がありました。Fantasia という日本のアニメのキャラのフィギュアを扱っている店で、ドラえもんやアラレちゃんやドラゴン・ボールのキャラクターも多数見られます。オタク心をくすぐるような収集ぶりで、ドラえもん第一巻「未来の国からはるばると」ででてくるずんぐりむっくりしたドラえもんや、のび太が幸せそうに寝ているフィギュアもあり、さらにはのび太とドラえもんがジャイアンのためにつくったレコードのレプリカまであり、ドラえもんファンの妻と自分は信じられない思いをしながらそれらを写真に収めました。


    プロンポン駅まで帰ってきたあと、そのまま複数の人々に勧められた Asian Herb Association というマッサージ屋に行きました。ここは設備が綺麗によく整っていて、他の周りのマッサージ屋に比べると、ちょっと高い感がありますが、それでも古式マッサージと足裏マッサージを一時間ずつやっても700バーツですむので、たっぷり二時間マッサージを堪能しました。

    マッサージのあと、ホテルに帰り、明日のサムイ行きに備えました。