ニューヨーク・タイムズで、パイロットたちがコクピットで iPad を使い始めていると報じられています。
The Paperless Cockpit
http://www.nytimes.com/2011/07/05/business/05pilots.html?_r=1
空港などでパイロットが四角い箱を持ち歩いているのを見かけますが、実はあの中は分厚いマニュアル類で、40パウンド、すなわち18キログラムにもなるそうです。それだけ重ければ持ち運ぶ時に身体に負担がかかりますし、棚に上げる時に肩や腰を痛めることにもなりかねません。また、コクピット内で調べものをする時にいちいちページをめくって知りたいことを検索しなければならないため、余計に時間がかかってしまいます。緊急事態が発生した時に、ページをめくっていながらあっという間に3、4分経ってしまうというのは大変まずく、永遠の時間のように感じられます。
パイロットたちもこれまでに様々なデジタル機器を試してきましたが、どうやら iPad が携帯性および操作性の点で文句なしということのようです。18 キロの重さが 680 グラムにおさまることから、パイロットへの身体の負担のみならず、軽量化による航空機の燃料効率の良さにもつながります。また、データの検索機能や連携機能も優れていますし、紙だといちいちフォルダーの中身を入れ替えないといけないのに対して、iPad であれば最新データをダウンロードするだけですみます。
こういったペーパーレス化は、今後他の分野でも進んで行くことでしょう。









