ちょっと前のニューヨーク・タイムズの記事に、昼食に弁当をとる人が増えているという報告がある。
Bento Boxes Win Lunch Fans
http://www.nytimes.com/2009/09/09/dining/09bento.html?scp=1&sq=bento&st=cse
なんだか、”Bento” という言葉はいつの間にかアメリカ英語に浸透しているようで、サンフランシスコベイエリアのスーパーやちょっとしたお店で “bento box” と表示されて、弁当が売られている。
やはり不景気だと、外で食べるよりも自分でつくったものを食べて安くあげようと言う発想は、どこも変わらないのかもしれない。
とはいえ、もともと、bento という言葉が浸透する前から、アメリカにも自分でつくった昼食を箱に入れて持ってきて食べるという概念は存在していた訳で、なぜこんなにも “bento” という固有名詞が受け入れられるのかと思って記事を読むと、どうやら日本の文化を積極的にとりいれたいという一人の男性の発言が見える。しかしこれをもって全ての現象を説明できるとも思えない。
ただ、見た目にこだわったり、量をコントロールしてダイエットに励んだり、お金を節約したりという、弁当にこだわる動機そのものは、記事全体でアメリカ人にも浸透している様子がうかがえる。そういう意味では、単なる lunch box よりも、そういった背景事情を鑑みた意味で bento という言葉が受け入れられているのかもしれない。これは、ちょうどアメリカ人(というか、この場合はヨーロッパでも同じなのだろうが)animation とか、cartoon とかいわずに “manga” とあえてこだわって呼ぶところと同様の状況なのかもしれない。
次のリンクからは、実際にアメリカ人の作ったいろいろな弁当が見られておもしろい。
http://www.nytimes.com/slideshow/2009/09/08/dining/20090909-bento-slideshow_index.html
マンガと弁当の接点ということで言えば、下記のサイトがすごい。ここまで作り上げるアメリカ人がいたら、弁当ブームも本物と言えるかもしれない。
なつかしアニメをキャラ弁で
http://blogs.yahoo.co.jp/ymisako0405



