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  • アフリカ人以外の現世人類にはネアンデルタール人の血が入っている

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    最新の遺伝学的研究によれば、アフリカ人以外の現代の人類には、ネアンデルタール人の血が混じっているのだそうです。

    ALL NON-AFRICANS PART NEANDERTHAL, GENETICS CONFIRM
    http://news.discovery.com/human/genetics-neanderthal-110718.html#mkcpgn=hknws1

    人間には、X 染色体と Y 染色体がありますが、アフリカ人以外の現世人類の X 染色体には、ネアンデルタール人由来のものが含まれているのだそうです。すなわち、現世人類がアフリカを出て中東に入ったあたりで、ネアンデルタール人との混血が発生し、このことが以後の寒冷地への適応を有利にし、その後の人類の進化に寄与したと考えられるようです。


    ハプロタイプ (haplotype) と呼ばれる遺伝的な構成情報を調べてみると、アフリカ以外の地域出身の人々が持っているハプロタイプが、2010年に解明されたネアンデルタール人の遺伝構成と一致することがわかり、これにより現世人類はネアンデルタール人の血が入っていることがわかったということです。


    絶滅したと思われるネアンデルタール人ですが、実は我々の血に彼らの血が受け継がれている、すなわちネアンデルタール人は我々の遠い祖先であると考えると、親しみがわいてきます。

  • 自然の能力のすごさ

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    先週あたりから、夜になると蛙の鳴き声がきこえてくるようになりました。蛙の声を聞いてなんだかほっとする自分にふと気づきました。

    ようやく寒かった冬が終わると思った頃に、3月11日の地震がきて以来、自然が本来持つ能力に改めて驚かされる日々が続きました。

    地震によって引き起こされた津波も、未だに予断を許さない福島第一原子力発電所の事故以来拡散している放射性物質も、どちらも人間が自然界に存在する力を制御しようとしてもしきれないという事実をまざまざと示しました。前者は古典力学的な意味での力、後者は量子力学によって解明された力ですが、人類が接した時間が大幅に違います。

    古典力学はある意味人類が生まれた時から認識可能な力の体系であり、有史以来何千年もの間に、人類が接してきて、どう対応すればいいかある程度誰でもわかるものになっています。日本各地に伝わる言い伝えや伝承、石碑などが、津波の恐ろしさと対策を教えてくれているように、古典力学の範囲で繰り広げられる事象には、人類もある程度の傾向と対策を備えるようになっています。

    一方,先週あたりから、夜になると蛙の鳴き声がきこえてくるようになりました。蛙の声を聞いてなんだかほっとする自分にふと気づきました。

    ようやく寒かった冬が終わると思った頃に、3月11日の地震がきて以来、自然が本来持つ力に改めて驚かされる日々が続きました。

    地震によって引き起こされた津波も、未だに予断を許さない福島第一原子力発電所の事故以来拡散している放射性物質も、どちらも人間が自然界に存在する力を制御しようとしてもしきれないという事実をまざまざと示しました。前者は古典力学的な意味での力、後者は量子力学によって解明された力に注目した学問ですが、人類が接した時間が大幅に違います。

    古典力学はある意味人類が生まれた時から認識可能な力の体系であり、有史以来何千年もの間に、人類が接してきて、どう対応すればいいかある程度誰でもわかるものになっています。日本各地に伝わる言い伝えや伝承、石碑などが、津波の恐ろしさと対策を教えてくれているように、古典力学の範囲で繰り広げられる事象には、人類もある程度の傾向と対策を備えるようになっています。

    一方、量子力学は20世紀になって飛躍的に発展した学問であり、原子力発電が可能になってからまだ百年も経っていません。つまり、我々のおじいさんのおじいさんは存在すら知らないものです。そんな原子力を扱うには、よほどの覚悟と準備が必要だったのに、いつの間にか人々はそのことを忘れてしまったのかもしれません。

    確かに原子力発電は最もエネルギー変換効率の良い発電方法であり、予定どおりに制御できればクリーンなエネルギーであることには間違いありません。ですが、人類が予定どおりに制御できるものって世の中にどれほどあるでしょうか。また、発電に伴って発生する放射性廃棄物を何万年に渡って「危険近寄るな」どうやって後世に伝えられるでしょうか。これまでのところ、人類は数万年後に生きる世代にメッセージを送るということに成功したことがありません。

    ところが、蛙は去年も一昨年も何千年前でも何万年前でも、泣き始める時期はいつかというメッセージを、文字がなくても言語がなくてもちゃんと伝えています。遺伝子 DNA がなせる業ですが、いくら人間の科学技術が進んだとはいえ、ここまでの芸当はとてもではないですが、人間ができる見込みすら立っていません。

    あらためて自然はすごいと思います。

  • 牛乳が飲めないことは病気ではない

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    全世界で、6割の大人たちが、牛乳を消化できないという研究結果が出ている。

    Sixty percent of adults can’t digest milk
    http://www.usatoday.com/tech/science/2009-08-30-lactose-intolerance_N.htm?csp=usat.me

    記事は、PLoS Computational Biology という雑誌に掲載された論文からの話題である。牛乳の中に含まれるラクトースを消化できる遺伝子が発生したのは、7500年ほど前のバルカン中央部からヨーロッパ中央部のことで、現在では、この遺伝子はオランダ、スカンジナビア半島、およびアイルランドで多く見られるという。

    記事によると、大人になってから牛乳を消化できるのは、世界平均では40%以下だそうである。人種や住む地域によってこの数値は異なるようで、アメリカインディアンでは 0%、すなわち大人になるとだれも牛乳を消化できないのだそうだ。日本人も含まれるアジア人で、5% というから、クラスに40人いたとすると、本来なら二人しか牛乳が消化できないはずである。

    給食に出てきた牛乳が飲めない子がいた場合、自分はよくもらって飲んでいたのだが、今考えると実にかわいそうなことをしたものである。というか、そもそもほとんどの人が飲めないはずのものを一律に配るというのは非効率的だし、もっと安くて体に良いものを提供してもいいという議論が出てくるべきである。

    牛乳が飲めない子に対する認識も変わってもいいだろう。記事でも書かれているように今のところ牛乳が飲めないことが病気みたいに思われているが、本来なら、離乳した人間がお乳、しかも他の動物のものを飲んでいるということがおかしいと考えられるべきで、少なくともほ乳類の中で他の動物の乳を飲むようなことをしているのは人間および飼われているペットくらいなものである。