近所で借りている田んぼで田植えを行いました。

三つか四つの苗をつまんで、水のはられた泥の上に20cmくらいの間隔でさしていきます。

一心不乱にやっているうちはいいのですが、やがてももの裏側と腰が痛くなります。

ご先祖様は、こんなことを2000年以上に渡ってやってきたのかと思うと頭が下がる思いがします。
ただ、この単純作業は人々を思考停止にさせてしまう可能性もはらんでいると思いました。すなわち、単純に人数を揃えてその人々にひたすら決まった作業をやってもらえばいいわけで、このような作業が儀式化してやがて神聖視されてしまう恐れがあります。そうなると、作業効率を改善しようと考えるようなものなら、「何をサボっているのだ」と怒られて村八分にされることも想像に難くありません。
また、幼稚園児の姪も作業しているのを見ると、子供でも十分な労働力になることがわかります。となると、明治時代に学制がしかれてから、子供達を学校に送ることがいかに大変だっただろうかという想像も湧き出てきます。
それだけ、米作りが日本人の思考や習慣や文化に影響を与え、現在のサラリーマン社会にもその名残が残ってきていることが、作業を通じて考えさせられました。




