同じ事象を扱うにしても、各報道機関でこんなにも扱いが違うのかと驚かされるのが、各社ウェブサイトに見られる次の写真である。
戦後、GHQ がマッカーサー元帥と昭和天皇が並んだ、かの有名な写真を配布して、内外に衝撃的な印象を与えたのは有名だが、そのくらい写真と言うのはたくさんのことを物語ってくれる。そうしたことを考えながら、こうした各報道機関の写真の載せ方を比較してみると、それぞれの報道姿勢が伺えるような気がする。
このときの模様は、ニューヨーク・タイムズでは、次のように報道されている。
Upon arriving at the palace, Obama greeted the emperor and empress with a deep bow and many subsequent smaller bows.
つまり、一階深々とお辞儀したあと、オバマ大統領は何度も軽い会釈をしたと言うのである。この一文で天皇陛下と皇后陛下を前にしたオバマ大統領の誠実さと丁寧さがうかがえる。プロのカメラマンが撮る写真であるから、この間に撮影された写真の枚数は相当な数に及ぶはずである。その中から各社が上記の写真を選び出すと言うのは、それなりの意図があるということだろうか。







