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  • ペースメーカーと携帯電話

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    先日、バスに乗ったら運転席付近に座っていた年配の女性が、反対側に座って携帯電話にメールを打ち込んでいた若い女性に話しかけて、「すみません、携帯電話を使うのをやめてくださいませんか」としきりにお願いしていました。若い女性ははじめ無視していたのか、聞こえなかったのかよくわかりませんが、しばらくたって、携帯電話を使うのを断念しました。

    どちらにとってもかわいそうになる出来事でした。

    以前のブログのエントリーでも書きましたが、ペースメーカーに支障を来す恐れがあるから携帯電話を使うのをやめてくれと騒いでいるのは日本くらいです。しかも、その携帯電話にしても、ペースメーカーから数cmくらいの範囲に近づくと、誤動作するかもしれない電波が送受信されているかもしれないという懸念があるだけです。電磁波のエネルギーが距離の二乗に反比例して弱くなることを考えると、バスの両端に座っていた人どうしの間で干渉が起きる可能性はほぼ限りなく0に等しいはずです。そういうことを知っていたのかどうかはわかりませんが、若い女性がやっていた行為は全く問題ないはずです。その彼女が年配の人の切なるお願いをうけて、携帯電話の使用をやめざるを得なかったのは気の毒ですし、年配の方も今では「夜口笛を吹くと蛇が出る」と同等な風説のようにも思える携帯電話とペースメーカーの誤作動の可能性を信じておられるために、びくびくしながら生きていかなくてはならないという事態に陥ってしまっています。

    ためしにグーグルで、”pacemaker cell phone” と打って、調べてみましたが、出てくるのは1997年頃に、携帯電話によるペースメーカーの誤作動の可能性を書いた古い記事ばかりで、携帯電話が近くで使用されたためにペースメーカーが誤作動したという類の事故の話は出てきません。さらに、最近のペースメーカーは防磁・防電効果も備わっているので、実質的にはペースメーカーを使用している本人もその周りの人も、何の問題もなく携帯電話を使えるはずです。

    いい加減、誰か偉い人が「日本でもペースメーカーを使用している人も問題なく携帯電話が使えますよ」と訴えたらよいと思います。とりあえず、自分にできることといえば、まずこうしてブログに書いたり Twitter で話題にすることでしょうか。

  • 優先席付近での携帯電話の使用

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    鉄道会社は、優先席付近での携帯電話の使用を禁じるようにしているが、これはどのくらい意味があるのだろうか。今まで注意深く携帯電話の使用によってペースメーカーが誤作動し、事故が起きたというような報道を追っかけているが、一度も見聞きしたことがない。また、日本以外の他の国でそのような警告表示も見たことがない。

    電車に乗りながらそんな事を考えてみた。今度そういった事故の可能性について調べてみたい。