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  • バカでも年収1000万円

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    バカでも年収1000万円を読みました。以前ウェブの記事で紹介されていた、伊藤氏の考え方がより綿密に本にまとまっているわけですが、様々な奥義や法則、スキルに通じる一貫した一つの信念が垣間みれます。

    すなわち、伊藤氏は、彼自身に対する周囲の人々からの信用を高める行動をとっているということです。別の言い方をすれば、堀江貴文氏が夢をかなえる「打ち出の小槌」で論じていた打ち出の小槌を最大限に利用しているということがいえると思います。

    彼の6大奥義とは、

    • 成功の糸
    • 超速行動
    • 弱点レーダー
    • 人に貯金
    • 夢は持つな
    • 逆さまの法則

    ですが、どれも伊藤氏への信用と安心感、そして次の仕事を彼に頼もうとおもわせるきっかけをつくっています。

    まず木曜日に現れる「成功の糸」というチャンスを確実に捉えて、今まで自分が見向きもしなかった選択肢をとることで、新しい予測不可能な事態に自らを陥れる行動を勧めています。「リスクはチャンス」という言葉もあるように、何も知らない不測の事態というのは得てしてリスクとしてとらえられがちですが、一方で新たなチャンスにつながるわけです。また、新しいことに次から次へと挑戦していける人というのは、得てしてエネルギッシュで人から好感を持たれるタイプだともいえます。

    超速行動は、迷う前に即座に決めて、決めたことの実行や実現にエネルギーを注ぐという考え方です。伊藤氏がいうように仕事というのは出来が50点や60点でもスピードが肝心ということも結構あり、超速行動により機敏に行動できて仕事が速いやつだと思わせられれば、周囲からの期待と信望も厚くなります。

    弱点レーダーの考え方も、自分に対する信頼を高める上では欠かせない要素です。会話中に相手が弱いと思われるポイントを把握し、そこに自分の存在価値を持ってくるというのは、自分に対する信用、すなわち堀江氏が言うところの心の中の打ち出の小槌を構築する上での基礎となるわけです。

    人に貯金という考え方も堀江氏の主張とつながります。堀江氏が言うように信頼さえあればお金に困ったときに周囲の人がなんとかしてくれるものですが、伊藤氏の言う人に貯金をしておくことで、そのような事態に陥ったときに貸しを返してもらうことが期待でき、これも信用構築のための行動といえます。

    夢は持つなという考え方も同意できます。いったん目標を決めてしまうと、その目標を目指すべく頑張ってしまい、もっと先にある目標を終えなくなってしまうという弊害も出てしまいます。もちろん、目標が達成できなかったときの自己嫌悪というのもあります。目標を持たずにひたすら邁進していくという考え方は、特に若くて経験が少ないうちは必要なことだと思います。また、そのような真摯な姿が信用を暑くするということもあります。

    逆さまの法則は、目的と手段をごっちゃにする人に勧めたい考え方です。伊藤氏も書いているように、英語の取得というのはそもそも英語が何かを実現するための手段であるということを考えたら、まずは何かしたいことを考え、それをするために英語が必要という環境を作った方が効率的で、自然と英語も身に付いてしまいます。また、5番目のポイントと通じることですが、目に見えている表層部分ではなく、さらにその奥に本質的要素が隠されているということはよくあり、結果を考えて行動するよりも、先にプロセスに着手して結果を追々見ていくと、却ってよい結果が得られるということもよくあると思います。

    これからの世の中、今までの既成概念や事実が通じないような場面が多数出てくる際に、この本のポイントというのは非常に有効になってくるのではと思います。また、堀江氏も伊藤氏も共通して述べている信用構築のための行動は、かなり意識して自分でも実践してきたいと思います。

  • 「日本人はバカになった」は本当か

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    下記、過激なタイトルの記事ですが、実は自分が普段感じていることに当てはまるところが多いと思います。

    「日本人はバカになった」は本当か
    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/206

    アメリカにいるとき、現場の人々の平均的な能力やスキルは日本の方が高いと思っていました。実際に、時々出張で日本に帰ると、店や役所などで、人々がてきぱきと働き、気を利かせてくれるので、そう信じていました。

    しかし、アメリカから帰ってきて、間もなく一年が経つ今、どうもその考えは改めざるを得ないと思うようになっています。というのも、この記事で訴えられている基礎学力についてもそうなのかもしれないのですが、自分で考えて、自分で行動するということができない人が圧倒的に多いことに愕然とする思いがするのです。すなわち、「誰かがやっているから、自分も」という決め方をして、「自分はこうだからこうする」といった考えをする人がなかなかいないことに気づきました。

    たとえば、スーパーのレジの並び方を見ると、向こうの方が空いているのにも関わらず、自分の近くに並ぶ人が結構います。信号待ちを見ていても、どう見てもどこからも何もこないことが明白なのに、赤信号をひたすら待っている人が結構います。まずいラーメン屋やレストランには、マスコミで取り上げられたからとか、有名人が行くからとか言う理由で、行列をつくって並ぶ人がたくさんいます。

    あまり信じたくないのですが、こういう人々の価値基準はあくまで他人の行動であり、自分自身で決めるということができないのではと予想できます。つまり、自分で考えて自分の意志で行動するというのではなく、周りに流されて行動を決めるという態度です。

    ここ最近のマスメディアの論調では、なにかと「ゆとり世代」の学力や行動パターンが非難されることが多いですが、実はそういう人々を生み出してきたのはまぎれもなく大人たちであり、この大人たちこそむしろ何も考えてこなかったためにこういう事態が起きているということを切に受け止めて、反省しなければならないと思います。そういう意味で、本記事の後半部分の、5、6、7ページは特に納得できると思いました。

    何にも考えないで、過去の成功体験にとらわれて同じ思考パターンで行動し、その思考パターンからずれた行動や思想を「非常識」とか「空気が読めない」とか「世間知らず」と非難する態度が人々の間に蔓延してしまった結果が、この記事で語られている現実につながる結果だと思います。日本だけでしか通じない特殊な思考パターンと市場要求が熟成してしまい、政治、文化、技術、マスコミ、芸能などあらゆる分野でガラパゴス化が進み、世界の潮流から外れていきもはや各国からも相手にされなくなるという事態が進みつつあると日々感じられるようになってしまいました。

    いくらか保守的になり内向きに閉じこもりつつあるものの、アメリカはもともと非常にオープンな国なので、世界中から優秀な人々が多く集まり、それが国力の増加にむすびついています。ところが日本の場合、元々海に囲まれて鎖国がしやすいところに、さらに上記のようなガラパゴス化が進むとなると、もはや世界中から相手にもしてもらえなくなるのではという危機感が募ってきてしまいます。

    常に日本以外のどこに行っても、やっているだけのスキルを磨いておかなかければと改めて思いました。