昨日のエントリーで触れた、地球と宇宙の環境科学展~消えた生き物の謎と秘密~では、ナショナルジオグラフィックが協賛しているので、ジェノグラフィックプロジェクトに関しても展示があった。これは、ナショナルジオグラフィックと IBM が共同で行っているプロジェクトで、DNA のマーカー情報をもとに、祖先がどのような経路をたどって現在地に至ったかを教えてくれるものである。男性なら、Y染色体が、女性ならミトコンドリアが、子々孫々と伝わっていくので、それらについたマーカー情報と、地域ごとにそれらを持つ人々の統計情報を会わせれば、各個人の先祖がどのような経路を通って、アフリカ大陸から移動してきたかが大まかにわかるというものである。
申し込んで送られてくるキット内に入っているつまようじみたいなもので、ほおの内側を削って送ると、一ヶ月余り立って、結果を教えてくれるというものである。

自分もアメリカにいる頃にやってみて、出た結果はご先祖様が中国の雲南地方を中心に、稲作を広めたグループに属するというものだった。これは、代々稲作を行ってきた父方の家系にマッチしている。もっとも、この稲作グループは東アジアに多く分布していったらしく、現在の多くの中国から朝鮮半島および日本の住人が同じような遺伝子パターンを持っているらしいのだが。
いずれにせよ、この結果は大変興味深く、多くの人々に勧めたいプロジェクトである。



















