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  • 北米市場の車の売り上げの変化

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    ニューヨーク・タイムズに、ヒュンダイやキアの車が北米市場でシェアを伸ばしているという記事が出ている。

    With Low Prices, Hyundai Builds Market Share
    http://www.nytimes.com/2009/09/22/business/global/22hyundai.html?_r=1&th&emc=th

    キアもあわせたヒュンダイグループの勢いが増しており、8月の売り上げシェアでは、8パーセントに達し、クライスラーの 7.4 パーセントを抜いている。去年の売り上げでは既に世界全体でホンダを抜いており、今年はフォードをも抜くという。10年もしないうちに、世界で11番目にあったヒュンダイグループが、トヨタ、GM、フォルクスワーゲンに続く4番目につくことになる勢いである。

    この記事にあるグラフが興味深い。記事のタイトルにあるように、ヒュンダイとキアの車がシェアを急速に伸ばしているが、ホンダと日産も着実にシェアを伸ばしている。興味深いのはトヨタがわずかにシェアを落としつつあるのに対して、フォードがシェアを上げている点である。それにしても、GM とクライスラーの落ち込み方はひどい。

    本記事はいろいろな人に注目されているようで、日本時間9月23日午前9時現在、ビジネス記事の中で最もメールされたものとなっている。

  • NUMMI の閉鎖

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    トヨタが GM と合弁で持っていたカリフォルニアの工場である NUMMI を閉鎖するという。

    トヨタ、北米事業に大きな転機 NUMMI閉鎖 新体制最初の難関
    http://www.chunichi.co.jp/article/car/news/CK2009072402000217.html

    フリーウェイ 880 を走り、NUMMI の横を走りながら、周りに走っているカローラを見て、「ああこれらのカローラはみんな NUMMI 出身なんだろうな」と思っていたものである。自分も仕事で2回ほど訪問したことがあるだけに、非常に残念な気持ちである。

    記事では老朽化しているとあるが、とはいえやはりトヨタが所有する工場だけのことはあって、二階建てのアセンブリーラインと様々な設備や器具が平然と並んでおり、さすがだなと感じた。一つのライン上でカローラや Tacoma、Vibe や Matrix など多種多様な車が効率的に流れていく姿を見て、感動したものである。訪れた2005年当時は、GM の会社自体は安定していたものの、アセンブリーライン上では、ほぼ9割方トヨタの車になっていて、たまに GM の車が見られるという程度で、「これで GM はやっていけるのだろうか」と心配になった。あのときの GM に対する危惧は、現実のものとなってしまった。だが、工場そのものが閉鎖されるだろうとは、予想だにしなかった。

    4700人の従業員がいるということで、彼らの今後の行く末も心配である。あのような自動車工場はカリフォルニアでは NUMMI だけなので、工員がすぐに地元の別の会社で働くというわけにはいかないだろう。シュワルツネッガー知事が工場を留めるようトヨタに求めていた背景もよくわかる。

    また、周辺への影響も心配される。直接的な影響を受ける地域コミュニティーはもちろんのこと、フリーモントからサンノゼまで延びる予定になっていた BART の計画も今後見直されることにならないだろうかと、心配になる。

    もし行く機会があれば、今のうちに工場ツアーに参加しておくのがよいだろう。