ニューヨーク・タイムズに、ロシアの時間帯に関する記事が出ています。
In Russia, New Times Are Reason for Debate
http://www.nytimes.com/2009/12/07/world/europe/07zones.html?scp=4&sq=russia&st=cse
メドベージェフ大統領は、現在11あるロシアの時間帯を減らして、各地域がより政治・経済の中心であるモスクワ時間に近い時間で、活動ができるようにして、経済活性化を狙っているのだそうです。もともと、現在の11の区切りは、もともとソビエト連邦が国の広大さや偉大さを堅持するために恣意的につくられたということもあり、無理矢理な設定がなされている感もありました。たとえば、ウラジオストックが午後12時のとき、より東にある東京が午前10時であり、現在の時計の設定が、体内時計とあっていないという現状があり、これを改善したいという狙いもあるようです。
中国などは、実は結構広いにも関わらず、一つの時間だけしかもっていないため、東端と西端とでは本来なら結構な時差があるはずのところが、一緒の時間に活動できると言う点において、経済的にもよいという見方もあるようです。ただ、実際の活動時間と太陽の出方があわなくなり、北京からは慣れた地域では、身体のリズムと時計が合わないと言うことも起きそうです。
事実、シベリアに住む人々は、こうした体内時計と今回検討されている時間帯による時間とのずれをかなり気にしているようで、まあ当然の心配と言えるでしょう。
もっとも、現在の時間の区切り方を見ると、無理矢理11に細かく区切っているのは明らかで、もっと大雑把に4つくらいにしても十分対応できるのではと思います。今後の行方に注目したいところです。
