10月2日
滞在先のホテルでトイレットペーパーがなくなりそうなので、フロントで新たにほしいというと、自分で買えと言われた。まあホテルというよりは半分アパートのような形式のホテルだし、いろいろなところで経費を削っているところがうかがえるので仕方あるまいと思い、後で買いに行くことにした。だが、フランスで日曜日にやっている店はあるのだろうか。
ふと、昨日買いものした近くのスーパーのレシートを見ると、日曜日の営業時間が12時半までとなっている。これはしめたと思い、スーパーに行ってトイレットペーパーと、他にもいろいろと買い込んでおいた。
お昼前にカンヌに向かって出発した。カンヌのどこということも決めていなかったので、カンヌのどこかの適当な駐車場に行ければよいと思い、適当に選んでカーナビに従っていたら、わざわざ高速道路に乗らされた。しかも料金所で 2.6 ユーロもとられた。高速を降りてからもどうもカンヌのある海側とは違って山のほうを通っている気がする。変だなと思っていると、ここが目的地だとカーナビに言われた。何のことはない、カンヌの町のはずれの辺鄙なところの駐車場を指定していたらしい。

気を取り直して、前回来たときに訪れたレストラン BRUN を指定することで、ようやく目的地にたどり着けた。駐車場に車を止めてから市場に行ってみると、すでに市は終わりつつあった。急いで花と野菜を買っておいた。



遠回りをして、まっすぐにたどりつけなくて思いのほか疲れてしまった。レストランを探すのが面倒になったので、昼食は前回訪問時と同じ BRUN で食べることにした。南仏ならではのブイヤベースの料理である。ブイヤベースのスープにムール貝、大小のエビ、および白身魚 (スズキ?) が入っていた。エビが特にブイヤベースの味と絶妙に絡んでおいしく、ムール貝もかなりよかった。白身魚のほうは淡泊な味がいまいちブイヤベースと絡んでいないような気がした。



昼食後、海岸沿いを歩いた。

カンヌ映画祭でおなじみの建物では何かイベントをやっているようでそれなりに賑わっていた。冬に前回来たときはほとんど誰もいなかったことを考えると、雲泥の差である。5月の映画祭のときはもっとすごいにぎわいになるのだろう。

その後ビーチに行き、しばらく寝そべって休憩することにした。日本はすっかり秋になったと聞くが、ここは太陽光線がまだまだ夏のように強く差し込んでくる。沖合には豪華なクルーズ船が停泊しているのが見える。さすがに世界中の金持ちが集まる街である。

夕方にカンヌを立ち、アンティーブに行き、同僚に教えてもらったプールに行こうとした。ところがどうやら一般開放の時間外だったようで、また平日に出直す必要があるようだ。
日が暮れないうちにさっさと帰ろうと思い、カーナビをホテルにセットして出発したが、誤差があるのか曲がり角の指示が正確でないときがある。とくにラウンドアバウトがややこしい。何番目の出口を出ろという指示をするが、これが数えられない。というのも、単純に一方通行の道なら数えやすいが、ラウンドアバウトから出る方と入ってくる方の両方向あるので、単純に道の数を数えてはいけない。しかも、私道のようになっていて、どこかの会社か何かの駐車場へ通じるような道もあったりして、カーナビがこれをカウントに入れているのかどうかも不明である。レンタカーで借りた Garmin はどの道へ入ればよいか指示してくれないので不便であるが、iPhone アプリで購入した NAVIGON MobileNavigator France – NAVIGON AG は、道の名前もちゃんと教えてくれるのでこちらに頼る方がよさそうだ。
ただ、この事実を知る前にまちがった出口をつかってしまい、ニースに向かう高速道路に乗ってしまった。次の出口まで8㎞もあるという。料金所でお金を払うのもばかばかしいが、仕方がないのでそのまま高速に入り、隣町までいってしまった。だが、帰りがけに地中海沿いの気持ちのいい道をドライブすることができた。海岸から山道に入る際にも迷ってしまい、いつの間にかどこかの農家か何かの土地に入り込んで、行き止まりに行ってしまった。Google Map をみると、実は最終目的地からそんなに離れていないようなので、気を取り直して Navigon のみに頼ることにすると、ようやくホテルにたどり着くことができた。