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  • ムール貝の酒蒸し

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    滞在先のホテルの目の前にあるスーパーで、ムール貝とタマネギとニンニクと白ワインを買ってきて、ムール貝の酒蒸しにしました。

    調理方法は、ムール貝を洗って水に浸して砂抜きをした後、鍋に入れて、刻んだタマネギとニンニクを入れ、白ワインを鍋に注いで火にかけるだけです。ムール貝が開いてきたら、食べごろです。

    ムール貝の自然なだしがタマネギとニンニクの風味とうまく絡み合い、白ワインの香りがほどよく染み渡り、この上なくおいしい料理となりました。ムール貝は、1.5kg ほどあって6ユーロと、日本では考えられないほど安く、白ワインも4ユーロほどのリーズリングですが、地元の食材を組み合わせるだけで、こんなにおいしい料理ができるのかと、感動的でした。

    さらにスーパーの真ん前にあるパン屋でバゲットを買い、煮汁に浸した後で食べるのも美味です。

    おもしろいことに、カリフォルニアに住んでいた時は、カリフォルニアワインを飲むとたいてい次の日、たとえ一杯でも二日酔いになりがちだったのが、フランスやドイツで地元のワインを飲むと、悪酔いが起きず、次の日にも影響がないことです。ひょっとすると飲むワインの種類にも夜かもしれないので、今後いろいろと試しながら自分が美味しく楽しめるワインを見極めていきたいです。

  • 南フランスの家賃の相場

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    会社の同僚と会話しているときに家賃の相場の話になり、日本では大体月給の4分の1くらいまでにしておくのが相場だと話したところ、ニースやカンヌからちょっと離れたこのあたりでもそんな家賃の物件だったらほとんど住めないと言われました。上限を3分の1にして、やっと住める物件が見つかるものだということです。

    この点についてちょっと考えてみると、たしかに家賃はこのような田舎町でも高めではありますが、スーパーで食品を買いものすると、結構安上がりで済みます。たとえば、日本だと300円以上出さないと買えないようなアンズジャムが、こちらでは100円ちょっとで買えたりします。

    日用品も安いものは一応買えるようですが、本当に安いものだと日本の100円ショップで買った方がいいようなものもあります。

    しかし、ガソリンは日本よりも高く、公共交通機関が発達していない地域では車を運転せざるを得ず、必然的に燃費のいい車が売れるようになります。実際、フランスで走っている車の大多数がコンパクトで、かつ燃費のいいディーゼルエンジンを積んでいることが多いです。

    本格的に住んでいるわけではないので、日常生活品が日本より高いのかどうかがまだ判断が付きませんが、家賃の高さはそれなりに人々の生活に影響を与えているのではないかと予想されます。ただ、それが悪いかというとそうでもない面もあり、それだけ人気のある土地であるということが言えます。実際に天気がよく、食べ物がおいしく、そのうえそこそこの雇用があるという点では、カリフォルニアと共通していて、必然的に家賃が上がらざるを得ないのではと考えられます。

  • バーベキュー

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    カリフォルニアで最後にバーベキューを行って以来、2年ぶりにバーベキューをしました。

    クレジットカードのポイントがたまったので、取り替えられるものを探したところ、他にめぼしいものがなかったので、Coleman(コールマン) クールスパイダーステンレスグリル レッド 170-9367
    を選びました。

    今日これを試してみたところ、少人数でバーベキューをするにはちょうど良い大きさで、かつ炭をいれるところが引き出し式になっているのでとても使いやすかったです。

    近所のホームセンターで買った火起こし器も使いました。煙突の下の空間に新聞などの燃えやすいものをおいておき、着火し、煙突の筒の部分には炭をいれて放置しておくと、15分から20分ほどでメラメラと炎が上がってくるので、あとはそれらの炭を引き出しにばらまいて、網を載せればもう肉や野菜がおけるようになります。この火起こし器はアメリカでよく使っていて、非常に重宝しました。着火材を買う必要がなく、従って有毒なガスや環境に悪い化学成分をばらまくことがなく、自然の力で炭に無理なく着火するのでバーベキューをする際には必須アイテムです。

    カルビ、タン、しゃぶしゃぶ用豚肉、シャウエッセンソーセージ、サンマや、ししとう、キャベツ、カボチャ、ピーマン、ナス、椎茸をやきました。炭で焼くととんでもなく美味しく化けると感じたのが、ソーセージとサンマで、サンマは去年岩手で捕れたものが冷凍されていて、それが出荷されたものですが、脂がのって大変美味しかったです。

    我が家は山に囲まれているのですが、海岸に向う方向がうまいこと切り通しになっていて心地よい風が吹いてきます。そんな中でのバーベキューはとても美味しく楽しめました。カリフォルニアにいた時のような青空は拝めませんが、まあ食べ物がおいしくいただけたので、満足です。

  • テレビで絶対に報じられない節電対策

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    暑い日が続く中、節電で空調を利用しないがために熱中症で倒れる人、亡くなってしまう方が増えており、今回の震災がもたらした影響がここまで来てしまっているかと思うとやりきれない気持ちになります。まあしかし、何十年という自民党長期政権を許してきたために、政官財さらにはマスコミと御用学者の癒着体制ができてしまったのは、選挙で自民党に政権を許し続けてきた国民のつけとも言えます。結果的にそうした癒着が「原子力村」を作ってしまい、今回の福島第一原発の「想定外」の事故、ひいてはそれに続く電力不足と節電体制ができてしまったという点では、結局は国民の自業自得ということなのかもしれません。

    しかしその節電体制も本気ではないのではという気がしています。たとえば、

    震災復興に向けた緊急対策の推進について
    http://www.nri.co.jp/news/2011/110415_1.html

    を見ますと、白熱電球や液晶テレビの電源を切った方が、エアコンの電源を切るよりも節電効果が高いことがわかります。なのになぜ白熱電球を蛍光灯に切り替えましょうとか、テレビの電源を消しましょうといったような報道がなされないのかが不思議です。

    また、公共の場での節電も甘いです。エスカレーターやエレベーターが停止しているのにも関わらず、信号器の LED 化や、照明の蛍光灯化や LED 化が進んでいないのも気になります。2000年代はじめにカリフォルニアで停電した時に州内のほとんど全ての信号機が LED 化した時と比べると大違いです。なんでこういったこともマスコミで報じられないのか、気になります。

  • 津波で流されてしまったオブジェクトの行く末

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    今回の震災での津波によって流されてしまったオブジェクトが太平洋を渡ってハワイやカリフォルニアに行き着く様子をシミュレーションした動画が公開されています。

    How Japan’s Tsunami Massive Debris Plume Will Hit California and Hawaii
    http://m.gizmodo.com/5789995/the-japan-tsunami-debris-plume-will-hit-california-and-hawaii?skyline=true&s=i

    来年、再来年と時が経つに連れて、ハワイやアメリカ西海岸に「○○水産」と書いてあるタンクや、瓦屋根や宮城米が入っている米袋が届くのかもしれません。

    ただ、今避難されている方々が大切にしていたものがこうして流れて行ってしまうと言うことを自分のこととして想像すると、ほんとうに言葉を失ってしまうほど悲しい思いがしてきます。さらに、行方不明となった方々がこうした漂流物の中に紛れ込んでいるかもしれないことを考えると、単なる漂流物として扱えないのではとも思います。

    上記の文章の中では、debris つまり漂流物というか、がらくたというか、破片というか、そんなようなものを表す言葉を使っているのですが、モノだけでなく、人も流されてしまっていることを考えると、どうもしっくり来ません。ソフトウェアの世界では、モノも人も全て包含して抽象的に扱う場合にオブジェクトという言葉を使って抽象化しますが、どうもこれくらいしか適切な表現が思い浮かばないので、タイトルは「オブジェクト」としてみました。

  • 不況により変化したお金の流れ

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    不況の影響がここまできているかと思わせる記事がニューヨーク・タイムズにある。アメリカにいるメキシコ人が、本国のメキシコから仕送りをうけていると言うことである。

    Money Trickles North as Mexicans Help Relatives

    http://www.nytimes.com/2009/11/16/world/americas/16mexico.html?scp=6&sq=mexico&st=cse

    つい最近までは、経済が潤っているアメリカにメキシコ人が働きにいき、母国にいる親戚に仕送りをするというのがごく一般的な光景だった。自分の住んでいたカリフォルニアには、そうして働きにきているたくさんのメキシコ人がいたし、昨年夏にコズメルに行ったときは、カリフォルニアに出稼ぎに行っていると言うメキシコの現地の人に出会った。

    ところが、今やお金の流れが逆転し、メキシコにいる人が、アメリカにいるメキシコ人の親類にお金や物資を送っていると言う。すなわち、アメリカの雇用状況が余りにも悪く、職にありつけない人々が生きていくために、メキシコからの仕送りが必要になっている事態が起きていると言う。

    アメリカの状況がすっかり変わってしまった昨今であるが、こうした南北間のお金の流れの変化は、ある意味で象徴的ではないだろうか。

  • NUMMI の閉鎖

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    トヨタが GM と合弁で持っていたカリフォルニアの工場である NUMMI を閉鎖するという。

    トヨタ、北米事業に大きな転機 NUMMI閉鎖 新体制最初の難関
    http://www.chunichi.co.jp/article/car/news/CK2009072402000217.html

    フリーウェイ 880 を走り、NUMMI の横を走りながら、周りに走っているカローラを見て、「ああこれらのカローラはみんな NUMMI 出身なんだろうな」と思っていたものである。自分も仕事で2回ほど訪問したことがあるだけに、非常に残念な気持ちである。

    記事では老朽化しているとあるが、とはいえやはりトヨタが所有する工場だけのことはあって、二階建てのアセンブリーラインと様々な設備や器具が平然と並んでおり、さすがだなと感じた。一つのライン上でカローラや Tacoma、Vibe や Matrix など多種多様な車が効率的に流れていく姿を見て、感動したものである。訪れた2005年当時は、GM の会社自体は安定していたものの、アセンブリーライン上では、ほぼ9割方トヨタの車になっていて、たまに GM の車が見られるという程度で、「これで GM はやっていけるのだろうか」と心配になった。あのときの GM に対する危惧は、現実のものとなってしまった。だが、工場そのものが閉鎖されるだろうとは、予想だにしなかった。

    4700人の従業員がいるということで、彼らの今後の行く末も心配である。あのような自動車工場はカリフォルニアでは NUMMI だけなので、工員がすぐに地元の別の会社で働くというわけにはいかないだろう。シュワルツネッガー知事が工場を留めるようトヨタに求めていた背景もよくわかる。

    また、周辺への影響も心配される。直接的な影響を受ける地域コミュニティーはもちろんのこと、フリーモントからサンノゼまで延びる予定になっていた BART の計画も今後見直されることにならないだろうかと、心配になる。

    もし行く機会があれば、今のうちに工場ツアーに参加しておくのがよいだろう。

  • 18年間

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    何気なくウェブをぶらぶらしていたら、次の広告を見て、懐かしく感慨深くなった。

    あのCMの彼女たちは今 | ケータイも国際電話は001 | 001国際電話 | KDDI 国際電話は001
    http://www.001.kddi.com/001cm/

    この CM の BGM を聞くと、ちょうど国際電話の宣伝ということもあって、なんだかこれから世界にかけ出るぞという気持ちになったものだ。折しもバブルが崩壊したばかりの頃で、日本企業がもはや海外に積極的に出るという時期ではなかったが、あのファンファーレみたいな BGM を聞くとなんだか心ときめくものを感じたものである。

    また、ほぼ同時期に別のサイトで、当時11歳だった女性が18年ぶりに家族と再会したというニュースを見た。

    Jayceeさん誘拐事件の全貌が明るみに
    http://www.chihouban.com/blog/2009/08/jaycee.html

    犯人は元々性犯罪の履歴を持っていたということで、こういう事件には本当に犯人に対して憤りを感じるし、今までとらえられていた彼女のことを思うと気の毒でたまらない気持ちになる。もちろん、本人のみならず家族や親戚、友人たちもさぞかし心配したことだろう。無事に彼女が生きて帰って来れたことは喜ばしいことだが、今後の生活を考えると、大変な困難もいろいろとあるに違いない。まずはカリフォルニアのさわやかな気候と明るい人々が彼女たちを慰め、励ましてくれることを期待したい。

    さて振り返ってみて自分はどうかと考えてみると、大学の先輩に「少年老い易く学なりがたし」と指導され、折々に自分に言い聞かせてきたつもりだが、なんだかあまり成長していないどころか、ある意味、91年当時に戻った気さえしてしまう。もっとも、本当に戻っていたらそれはそれでうれしいのだが。

    まあ、もう一つ自分自身が抱いている考えとしては、人の成長曲線というのは実はスパイラルなのではということである。すなわち、いろいろと学んでいくと、初めのところに戻ったような錯覚に陥ることがあるが、実はそれまでの経験や歩みが積み重なって、初めのところよりも高い場所に立っているという考え方である。実際に今日までに、周囲の人々に支えられ励ましていただいたおかげで、できるようになったことや、克服できたことなどが意外にあることに気づく。そうした人々に感謝の気持ちを忘れずに、より高いレベルへと成長し、人に頼るよりも頼られる存在になりたいと思うものである。