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  • アワビのつかみ取り

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    サンフランシスコベイエリアに住んでいたころにしばしば北上して、アワビをとりに行っていました。当地の規制により、7インチ以上すなわち約18センチ以上のアワビでないととってはいけないのですが、逆にそれ以上であれば、ワカメが豊富な海で、天然のアワビを一日3個まで、年間24個までとってもいいというルールで、年に何回か取りに行っていました。日本だと考えられないくらいの大きさでしたが、取った後のアワビを調理して食べると、刺身にしてもソテーにしてもしゃぶしゃぶにしてもとにかくおいしかったです。

    そんな思い出があるので、日本に帰ってきてしばしばアワビ取りに行きたくなることがあります。そう思っていたら、こんな記事を見つけました。

    少年少女がアワビ相手に大奮闘の「アワビのつかみ取り」
    http://gigazine.net/news/20110614_yuki_minami_awabitsukami/

    プールにへばりついたアワビを少年少女がつかみ取るという企画のようですが、これ、アワビの大きさが小さいからできるのだと思います。カリフォルニアでとっていた時のような大きなアワビだと、実際にクーラーボックスに入れておいたものが運搬中にへばりついていて、クーラーボックスから取り出すのにかなり苦労した覚えがあります。

    もっともそのアワビの身を貝からはがすのも大変だったのですが、コツをつかむと簡単にできるようになりました。

    またいつの日か、アワビ取りに行きたいものです。

  • 歴史の新たな一ページとなりそうな一日

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    午前10時に戸塚駅前にてレンタカーを借り、家にいったん戻って水やお菓子や着替えなどを詰め、予定していた西伊豆は土肥温泉への一泊二日の旅行に出かけた。国道一号線を走ったあと、西湘バイパスに乗り、小田原の出口で降り、その出口の交差点にある回転ずし屋であるに行った。それなりにおいしかったのだが、わざわざここまで来なくても、大船駅前の回転ずしで十分においしいのではという気がした。ただ、新鮮な金目鯛の寿司は確かにおいしかった。

    そのまま店を出たが、出方がまずかったのか、また西湘バイパスに乗ってしまい、元来た道を少し戻ることになった。だが「無料実験中」ということで、お金は払わなくてよいので大したダメージにはならない。1号線から箱根新道に入り、峠を越して三島に入った。適当なところでコーヒーでも飲みながら休憩したいと思ったが、いいところがなかったのでそのまま走り続けた。

    三島市街地を抜け、郊外に入ったところで道路工事中の箇所に出た。そのときに妙に足下がぐらつく感じがした。風も吹いていたということもあり、妻と二人で、「この車さすがタイ製だな、こんなところで道路工事と風で共振している」などとのんきなことを話していた。これが後に世界を震撼させる大災害であったとは微塵にも思わなかった。


    修善寺を通り過ぎて、目的地である土肥ホテル山海亭に着いたのは3時過ぎだった。チェックインすると、さっき地震があり、点検中なのでエレベーターではなく階段を使ってほしいということだった。ついでに、大津波警報が出ているので、すぐそこにある海岸にも近づかない方がいいと言われた。なるほど、さっき足下が揺れる感覚がしたのは車のせいではなく、地震のせいだったのかと納得した。


    しかし大津波警報が出るほどとは一体どうなっているのかと思って、部屋に入り、いつもはテレビをつけないのだが、念のためと思ってテレビをつけたら、ぶったまげた。ちょうど 911 でツインタワーからもくもくと煙が上がっていて、これは一瞬映画だろうかと思うくらい凄まじい現実だった。

    東北の町が津波で壊滅的な被害を受けている。映画のシーンが生易しく思えるくらいである。なにしろ、映画では例えばニューヨークが水浸しになるシーンが出てくるが、単にニューヨークのマンハッタンだけが水につかり、このように広範な地域が大規模にやられると言うようなシーンは人間が作ることができない。つまり、この災害は人間の想像力を遥かに越えた規模で人間に襲いかかっているわけである。

    温泉に浸かりにきたものの、ゆっくりと汗を流すというような状況ではない。しばらくテレビに見入ったあと、ひとまず自分たちは大丈夫であると言う旨のメールを出しておいた。こんなときは電話はつながらないだろうと思って実家の家族にむけて一応携帯電話と固定電話の両方に電話してみたが、やはり通じない。やはりインターネットはこういう災害時には頼もしい。


    しばらくテレビを見ていると、フロントから連絡が入り、お風呂のお湯が地震の影響で濁ってしまっていて申し訳ないと言うことだった。どうやら配管がずれたかなんかで、透明なはずの水が濁ってしまったらしい。しかしこんなときでも温泉に入れるのはありがたい。ひとまず気を落ち着けようと思い、露天風呂に入りに行くことにした。部屋にも風呂はついているのだが、とりあえず暗くならないうちに露天風呂に入っておきたい。



    日没を見ながら、一緒に入っていた、名古屋から来たと言う人と話しをした。彼も道中で地震の揺れを感じたらしいが、何ともなかったのでそのまま来たと言うことだった。風が吹いて何となく寒い上、津波がいつくるかもしれないと思うと何となく震えてくるので上がることにした。


    夕ご飯はそれなりに豪勢だった。だが、あまりの衝撃的な映像を見てしまったため、食べ物があまり勢いよく食べられない。一応素材も量も高いレベルにはあるはずなのにである。あわびも手のひらよりも大きな金目鯛の煮付けもそれなりにおいしいのだが、味覚の神経が麻痺したような感じだった。

    しばらくテレビを見たあと、もう一度今度は屋内の風呂に入り、そのあとで寝ようとした。しかし結局良く練れなかった。

  • アワビとりの事故

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    今週の日曜日から、アワビとりに出かけた人が行方不明になっている。

    Abalone diver missing near Fort Ross
    http://www1.pressdemocrat.com/article/20081110/NEWS/811100400

    実は彼とは3年前に一緒にアワビとりにいって、いろいろとお世話になっている。とりにいったときも器材を親切に貸してくれたし、帰ってきてから一緒に食べるときも、貝からの身の取り方とか、ウニの処理の仕方とか、いろいろと教えてくれた。

    残念なことに、今日の時点では彼の行方はまだわかっていない。

    Still no sign of missing abalone diver
    http://www.pressdemocrat.com/article/20081112/NEWS/811120284?Title=Still_no_sign_of_missing_abalone_diver

    海というのは本当に怖いものである。慢心があると、その心の隙を襲ってくるかのようで、見透かされているかのような気さえする。

    彼の無事な帰還を願いたい。