昨日、Point Arena 市の Arena Cove にて、アワビとウニをとってきた。今回は大潮にあたり、潮の干潮差が大きく、午後になり潮がどんどん引けたため、アワビとウニが大量にとれ文字通り大漁となった。
朝6時半に Foster City に集合し、一路北に向かおうとしたが、コンタクトの調子が全く悪い。これではアワビやウニをとるどころか、自分の視界がゆがんで気持悪くなるばかりなので、いったん家に戻り、コンタクトをつけ直すことにした。原因は親指にはめたバンドエイドで使い捨てソフトコンタクトを持ったため、形状が変形してしまって、そのために眼球にフィットしていなかったためである。しかしこの判断はあとで正しいことが判明した。
S 社所有のカローラ3台に10人が分散したが、このうち2台は先に行ってもらうことにし、T 氏所有のカローラに乗った M 嬢と自分とで、3人でいったん逆方向に向かったものの、北上の際に 101 をそのまますすむのではなく、いったん 92 号線の橋を渡って、880 号線に行き、そこから 80 号線と 580 号線を使い、101 に戻るという経路をとった。こうすることで、サンフランシスコ市内を通る手間を省け、時間も短縮できる。おかげで20分ほど途中で休憩をいれたにも関わらず、Point Arena には先発隊に遅れてわずか20分ほどで着いた。
9時過ぎが満潮で、到着した11時は夕方に向けてどんどん潮が引く途中にあった。波は高く、水は濁り、とてもじゃないが水面から水底がみられない。しかし、天気予報通り、天候は曇りから晴れにうつるところで、気温も19度、水温も水面付近で16度くらいあり、潜るコンディションとしては、そんなに悪くない。
浜から遠ざかると、砂の巻き上がりの影響も少ないかと思い、Arena Cove の右側に沿って、30分ほどずっとあるいていったが、波が高く、水面で安定していることができない。どうせ潮はどんどん引いていくのであり、ここであまり頑張っても意味がないと考え、かつ、あまり長く皆
から離れると心配されるしということで、いったん引き返すことにした。
小休止のあと、Arena Cove 湾内でウニとりに専念することにした。ここなら、ウニが2層3層に積み重なっているので、もはや取り放題である。皆に「おかずをひろってくる」と告げ、ウニとりに専念した。
しかし、よく見ると、アワビもいることはいる。水底には着実に7インチくらいのアワビが見られる。とれるかどうか試してみたが、息が続かない。まだ少し波が高く、砂が巻き上がって視界が悪く、ターゲットのアワビを見逃しやすいため、一度とろうとしたアワビを水面で呼吸してから再びとろうということができず、アワビの収穫はゼロだった。
とりあえず大量に拾ったウニをもってあがり、陸で暇そうにしている人々に解体を行ってもらうことにした。こんなとき、居酒屋でバイトしていた (している) T 氏と M 嬢の経験は非常に活きる。
昼飯にと、用意されたおにぎりやおかずを頬張り、休憩したあと、もう一度今度はアワビとりに専念することにした。この頃までには潮もだいぶ引いていて、水面から 1m ほど下の水底の様子も見える。目を凝らしてじっと探すと結構アワビが見つかるものである。しかも水中の濁りも収まったので、一度とろうとしても息が続かずいったん水面に出て一呼吸得ざるをえなかったアワビを再びとることができる。こうして、一日の規程最大量である、3個をとり、引き上げた。
ここ3回アワビとりに参加している O 氏も二つとることができたが、一つは小さいため、海に返した。また、今回初めて潜った M 氏も一つとることができたが、やはり7インチに満たないため、海に返した。
そうこうするうちに、ウニの解体作業をしていた人々が、「おじさんからもらった」といいながら、さばいた魚とアワビをもってきていた。ということで、今日の収穫は、
・アワビ5個
・解体された魚
・大量のウニ
ということで、みんな満足そうな顔をしてベイエリアに帰ることができた。
ベイエリアでは、Foster City の O 氏の家で、アワビとウニ料理を堪能した。ここで再び T 氏と M 嬢の居酒屋での経験が最大限にいかされた。出てくる料理は、アワビの刺身、アワビのソテー、アワビの肝じょうゆ、アワビの肝かけ炒め、アワビのキノコ炒め、10cm四方のタッパー二つに入ったウニと、もうそれはそれは豪華なごちそうである。ウニの解体作業や調理などで、実質みんなが食べはじめたのは、夜の11時をまわったくらいであったが、「おいしい!」「しあわぜ!」「まんぞくぅー!」といった言葉が連発され、楽しいひとときを過ごすことができた。
ということで、おそらく今年最後になると思われるアワビとりは大成功に終わった。