成田空港へは9時半横浜発の成田エキスプレスで行く.これに間に合うためには8時半頃の電車に乗れば良いので,8時過ぎに家を出れば良いと考えていた.ところがバス停にいってみるとバスがなかなか来ない.8時19分発となっているが,5分くらい遅れてやってきた.バスの出入り口のすぐ近くに立ち,バスが駅につくやいなやホームに駆け込むと,8時32分発の電車に乗ることができた.横浜駅で成田エキスプレスに乗り換えて成田空港に向かった.前もって切符が会社から支給されているので,非常に楽に行ける.
成田空港で出発ロビーに行き,スーツケースをチェックインしようとすると,ルフトハンザはまだだといわれた.出発の2時間15分前なのにずいぶんのんびりしているなあと思いながら,3階の東京三菱銀行に向かった.自分の口座にシティーバンクのクレジットカードからの引き落としに必要な額が入っていなかったので,なんとか補充したかった.しかしできないという.仕方がないので,ひとまず円を換金してドイツマルクを400マルク手にいれた.今週始めはは1マルクが50.7円だったのが,今日は49.7円である.したがって,2万円を出したら400マルクと100円が帰ってきた.まあ自分の口座はひょっとしたら会社から定期代がはいる時期なので,だいじょうぶだろうと考え,その場をあとにして,もう一度4階の出発ロビーに向かった.
この第二ターミナルは初めての利用である.勝手が良くわからない.ひとまずさっき断られたところに行くと,今度は長い列ができている.ふとみると,今週までBoeblingenから八王子へ来ていたカールステンも並んでいる.彼は一本あとのルフトハンザ航空で帰るところであった.2,3言葉をかわしたあと,列の関係で離ればなれになった.途中まで並んでいると,全日空とのコードシェアー便はとなりのBのブースになるという.そっちに急いで向かうと,がらがらである.やられたとおもいながら,ブースで狙っていた47のh, j, kの席を頼むと,すでにそれらは埋まっているという.せっかく早くつけたのにと非常に残念に思っていると,47のBなら空いているという.そこでもいいかと思い,席をそこでお願いして,チェックインを済ました.この47の列というのは非常口のすぐ近くで,足を思う存分伸せるところである.しかも,離陸と着陸の時にスチュワーデスと真向かいになる.A, B, CにくらべてH, J, Kの方が若い人が来るということも,友だちの全日空のスチュワーデスから聞いていたので,そちらがよかったのだ.
チェックインを済ませたあと,カールステンと昼食をとり,フランクフルトでの再会を約束してひとまず飛行機に乗り込んだ.飛行機はすいているのか,真ん中が空いている.所々埋まっていて,自分の座る47のBと向こう側の47のJも埋まっている.自分の前に座ったスチュワーデスは二人,一人は自分と同じくらいの人で,もう一人はちょっとお年を召された人だった.この人がチーフパーサーかと思ったら,もっと前に座っている人がその役目を果たすようだった.
機内では脚が伸せるので寝るときは楽である.しかし結局2時間くらいしか眠れず,あとの時間はTIMEや新聞,会社のドキュメントを読んだり,映画を見たりして過ごした.映画は丁度みたかったWhere the Heart is.というナタリー・ポートマン主演の映画だった.映画自体はハッピーエンドで終るほのぼのとしたものだったが,とくにめぼしいものはみあたらない.ナタリー・ポートマンの演技だけが光る気がした.
フランクフルト空港では入国手続きは実に簡単なものだった.アメリカのように長い列に並ぶ必要もなく,パスポートチェックのブースをただくぐり抜けるだけでだいじょうぶだった.パスポートも中身はチェックしない.不思議な気がしながらシュトゥットガルトいきの飛行機に乗り換えるためにAのターミナルに向かった.途中の連絡通路がいろいろな色の光で照明されて,とてもきれいだったので,写真をとった.
フランクフルト空港は食べ物をとる場所がないに等しい.あるにはあるが,本当に簡単なものしか食べられない.ためしにハンバーガーとオレンジジュースを注文してみると,全部で11マルクもする.ひとまず機内でたくさん食べたのであまり腹は減ってなかったので,満足はできたが. Herald Tribuneをよみながらシュトゥットガルトいきの飛行機を待っていると,カールステンが現れた.Stuttgartからどうやって帰るのかという話になって,彼がレンタカーでまず自分が今日泊まるホテルにいっしょに生き,それから彼がタクシーで自宅に向かうのはどうかと提案してきた.当初直接ホテルまでタクシーで行くことを考えていたが,その方がお互いのためになる.
事実,それはすばらしいアイディアであることがわかった.Stuttgart空港でカールステンがスーツケースが壊れた旨をLufthansaの職員に伝え,レンタカーを借りて,いざ出発となると,道が暗くて良くわからない.カールステンがそっちは真っ直ぐ,そっちは右だと教えてくれるので非常に楽だった.3年ぶりくらいに左ハンドルの右側通行を体験したが,彼のおかげでどうにかホテルまでたどりつけた.
カールステンを見送り,ホテルの部屋にはいると,非常にきれいで大きい.キッチンとベッドと机があり,一ヶ月すむには良さそうである.23平方メートルくらはあるだろうか.シャワーを浴びて寝た.




























