夜中の12時半にサンフランシスコ空港を出発し、現地時間で6時にヒューストン空港に到着した。3時間待機した後11時半にコズメルの空港についた。実際のフライト時間は全部で6時間くらいだったが、待ち時間と異なるタイムゾーンをまたぐことで、やたら時間がかかったように感じる。
コズメルはメキシコ最大の島というが、そうはいってもやはり小島なので、空港も小さく、滑走路とターミナルがあるだけで、乗客は飛行機とターミナルの間は地面を歩く。飛行機から降りたとたんに南国特有の熱気と湿気が肌を触れるが、不思議とカリフォルニアよりも緯度が低いにも関わらず太陽の光線がギラギラと熱いということはない。きっと湿気のおかげで太陽光線が散乱されているせいだろう。
シャトルバスでホテルに向かう途中でエメラルドグリーンから水色、青、群青色に色が変わっていく海が見えた。これをみると乗っていたアメリカ人一同が歓喜の声を上げ、南国に来たという気分が高まった。
シャトルバスが Fiesta Americana についたところで降りた。このホテルは陸の方からコテージ、ホテルのメインビル、道、ビーチという構成になっていて、自分たちはコテージの部屋に泊まることになった。メインビルはオレンジ色のいかにもリゾートっぽいはでな出で立ちで、全室が海の方を見渡せるようになっている。しかし、普段出張でこうした近代的なホテルの部屋に泊まるのは慣れてしまっているので、こういうリゾートではかわったところに泊まってみたいという思いがある。受付で「コテージの部屋が空いている」といわれたが、妻もそれでよいということだったので、二人でその部屋をみてみることにした。
部屋の中はビジネスホテルとは違う作りになっていておもしろい。ベッド二つとテレビがおかれるのは普通の作りだが、ベランダがあり、そこにハンモックが吊るしてある。これがまた非常に寝心地がよい。また、ベランダ沿いにソファーといすとテーブルがあり、ちょっと窓を開けてくつろぐのには最適な作りになっている。二人ですっかり気に入ってしまった。
荷物を整理した後で、昼食をとりに海岸沿いに出かけた。ビーチのところにレストランがあり、ここで朝食や昼食がとれる。ビュッフェスタイルの昼食をとることにしたが、Yakimeshi が用意されていて、それなりにおいしかった。気になったのは、なぜかスペイン語の表示では Yakimeshi となっていたのだが、英語の表記では Yakimameshi という変なつづりになっていたことである。
その後海岸沿いをうろうろしていると、Dive House というダイビング屋をみつけた。どんなダイビングをするのか聞くと、一日$70で、2ボートダイビングだそうだ。相場としては普通だが、何日利用しようが$70で決まっていてディスカウントはないそうだ。とりあえず便利なのでここで明日潜ってみることにした。妻がオープンウォーターのライセンスを取り立てなので、不安があるというと、「それなら練習したらどうか」といわれた。そこでいったん部屋に戻り、荷物を持って再び Dive House にいき、器材のセットをした。この間、スタッフのうちの誰かが、一緒に潜ってチェックダイブみたいなことをするのかと思っていた。ところが待っていても一向に誰も何もしない。そのうちに “Execuse me, may I help you?” と一人が聞いてきたので、誰かが一緒に潜って面倒を見てくれるのではないのかと訪ねると、そうではないという。どうやら勝手にそこらへんで潜ってみろということらしい。それならばと、まず自分がエントリーし、次に妻のBCおよびフィン、マスクの装着を手伝い、水面移動をしてみた。結構流れがあるのに気づいた。オヤビッチャなどの魚が泳いでいるのがみられたがあまりそっちに気を取られることもできない。周囲を見渡したが、潜降を補助するロープも何もない。こういうところでオープンウォーターのライセンスを取り立ての人が潜るのは至難の業である。実際、彼女の体を下から引っ張ったりして試してみたが、かなり無理がある。そうこうしているうちにエントリーポイントから結構流されてしまった。時間も5時までといわれているので、あまり悠長にやっていられない。岸に向かって泳ぎ、エントリーポイントまで移動した後、岸に上がることにした。
妻は本当に初心者でしかもライセンスをとったのが2年前になるので、たぶんつきっきりで誰かが面倒を見た方がよいと思った。そこでDive House にお願いして明日一人つきっきりで面倒を見てほしいと頼んだ。$45かかるというが、まあ価値はある。
部屋に戻る途中でホテル備え付けのプールに入り、水遊びを楽しんだ。
部屋に戻ってシャワーを浴び、夕食はプールの隣のレストランでやはりビュッフェスタイルで食べた。ここで食べたチップと、サルサソースとグアカモーレ (アボカド) がめちゃくちゃおいしく、なぜメキシコ人がたくさんいるカリフォルニアでこの同じ味が出せないのかと不思議に思った。
ホテルのロビーにて、無料でインターネット接続ができるので、iPhone と MacBook でメールをチェックし、その後部屋にかえって寝た。













