朝起きて昨晩のブラジル戦にオランダが勝ったという情報をもとに、予約を仕掛けておいた Ideapad の様子を見てみると、午前1時半には終わっているはずの予約が終わっていませんでした。強制的に録画をやめようとしても終わらず、どうしようもないので、嫌な予感がしつつもアプリケーションを強制終了してみると、案の定録画しようと思っていたデータが消えてしまいました。どうもこの辺りのソフトの実装が信用できません。すなわち、予約終了時刻を過ぎても予約をしていたということ、録画終了の命令を受け付けないということ、そしてアプリを強制終了するとデータが消えてしまうということで、ソフトウェアとしての振る舞いにいくつもの課題が見受けられます。iPhone へのダビングが可能ということで購入したI-O DATA 高感度USB接続ワンセグチューナー「SEG CLIP」 GV-SC310
ですが、この辺りのソフトの振る舞いはどうもいただけません。そういえば、ワンセグ視聴だと、サッカーの速い試合展開についていけないということで、地上波のチューナーであるBUFFALO 編集機能搭載 PC用地デジチューナー DT-H33/U2
を買いましたが、これもソフトの不具合により、なぜか TBS をテレビ東京と認識していて、このために TBS で放送していたブラジル対ポルトガルの試合の前半を見逃してしまいました。

それはさておき、今日の予定は、市内観光のあと、バンコク駐在になっている Y 氏家族にあって、いっしょに夕飯を食べるというものです。まずは、ホテルで朝食をとることにしました。
朝食はビュフェスタイルでタイ料理からパンなど洋風なものまで、幅広くあります。当然普段ご飯を食べている我々にとっては、タイ風チャーハンやおかゆがとてもありがたいです。

ケチャップベースのチャーハンが、”American Fried Rice” となっていましたが、アメリカにある典型的なケチャップよりも甘みが抑えられていて、ちっともアメリカンでなく、とても食べやすかったです。
歯を磨いたあと、まずはワット・ポーに行くことにしました。ホテルの前でタクシーを捕まえ、市の中心部を通っていきましたが、運転手の運転がとても荒く、妻が怖がっていました。
12年ぶりに見るタイの市街は明らかに以前と比べて商業的な発展が進んでいます。12年前には見られなかった高級ブランドのお店があちこちに見られ、立派なデパートやショッピングモールとおぼしき建物が並んでいます。もちろん、市の中心部を走っている電車も当時はありませんでした。


ワット・ポーにつくやいなや、雨が降ってきました。すぐに建物の中に入ることにし、まずは涅槃仏を拝むことにしました。一目では見ることができないほど大きな、横たわっている仏像には圧巻です。また、金色に派手に装飾されているのも特徴的で、日本の仏像と違って華やいだ雰囲気を醸し出しています。


涅槃仏を見終わったあと、外に出ようとすると、強い雨が降っていました。みんな雨宿りがてらお堂の中に入ろうとして、入り口付近が混み合い始めました。これはたまらんとおもい、あわててみやげ物屋の建物に避難しました。ここではいろいろとタイの伝統的な文化に根ざしたお面や仏事に使われる道具が売られているとともに、手相占いが行われていました。



みやげ物屋を出ると、雨も小振りになってきたので、寺の中の他の建物やストゥーパを写真に収めて、寺を出ました。

寺を出たところで、水上ツアーの案内がありました。所要時間は1時間ほどだというので、暑いしちょうどいい観光になると思い、話に乗ることにしました。ただ、このときなぜか値段の交渉をしませんでした。トゥクトゥクに乗って、船乗り場に行き、そこで2500バーツを払えといわれるので、言われるがまま払いました。しかし船に乗ってからふと考えるとこの値段が異様に高いことに気がつきました。なんであのとき値段の交渉をきちんとしなかったのだろうかと、しきりに後悔の念が押し寄せてきました。しかし悔やんでもしょうがないので、水上ツアーを楽しむことにしました。


ツアーは最初チャオプラヤー川をのぼり、その後支流に入っていきます。水上コテージみたいなところで生活する人々が結構多いらしく、両岸にコテージの列が広がり、洗濯物がかかっていたり、子供が水に入って水浴びをしたりしていたりして、生活感がストレートに伝わってきます。水の透明度はよくありませんが、こんな水でも入るのかと思うと慣れというのは怖いものです。

しばらくいくと、魚にえさをやる場所というのがあり、船頭が岸壁にいたおじさんからパンを買っていました。それを我々に渡すと、水にまけと身振り手振りで支持します。パンを撒いてみると、多数のナマズが水面に近寄ってきて、無我夢中でパンを食べていました。


ツアーを終えて、ワット・ポー近くの船着き場に到着すると、食べ物屋やお土産やなどの様々な店や屋台があちこちに並んでいました。目についたお米のお菓子とカシューナッツを買い、腹ごなしに食べてみると結構おいしかったです。


ワット・ポーの前で、合唱をしている学生たちを見ながらタクシーに乗り込み、今度は National Stadium 駅に隣接した MBK というショッピングモール内にある Thai Style Studio という写真屋さんに向かいました。ここでは、タイの伝統的な衣装をはじめとする、様々なコスチュームを着せてくれ、化粧を施して綺麗に写真を撮ってくれます。バンコクに来たら是非これを試してみたいと妻が言っていたので、早速撮影に入りました。

撮影が終わるまで待っている間暇つぶしに MBK 内をうろついていると、MBK 内で100バーツ以上お買い上げの方に、Dr.フィッシュによる足のお掃除サービスをやっているというのを目にしました。写真撮影は、ポスターみたいにでかい写真一枚と、中型写真が二枚、それに小型写真が4枚で2000バーツだったので、この条件を十分満たします。あとで妻とこなければと思いつつ、その場を離れ、店内をそのままうろつき続けると、薬屋さんでデンタルフロスが日本よりも安くしかもいいものが手に入ることがわかったので、買っておきました。


撮影が終わったあと、出来上がるのが翌日の6時以降になるということだったので、明日の6時にとりにくると約束を取り交わし、写真屋を離れてDr.フィッシュの場所に行きました。早速まず自分が試してみると、魚が足を突っつくたびにとてもくすぐったく、悶絶してしまうのを必死でこらえました。続いて妻が足を入れると、やはりその刺激が強いようで、「うわーなにこれ」と叫び、笑いながら悶絶しています。しばらくすれば慣れるよといいながら、足を出そうとする妻を制していると、だいぶ慣れてきたようで、落ち着きを取り戻しました。10分館その刺激を堪能したあと、MBK をあとにして、いったんホテルに戻って荷物をおきました。



Y 氏と待ち合わせの約束をしているプロンポン (Phrom Phong) の駅の改札での集合は5時半だったので、まだ多少時間がありました。駅に向かう道すがらココナッツドリンクが売られていたので、飲んでみるとトウモロコシのような味がして、意外な驚きがありました。自分が前飲んだものは、もうちょっと舌に響くような刺激のあるものだったので、ちょっと違うとも思いつつも、こんなものかと思いながら、暑かったこともあって一気に飲み干しました。その間にクロックスのサンダルの店があったので中をのぞいてみましたが、日本よりもむしろ高いくらいでちょっとびっくりしました。その後プロンポン駅を横切って、Y氏に進められた Naraya という雑貨屋さんに行ってみました。鞄やポーチなどを売っていましたが、どうもピンとくる品物がなく、すぐに店を出ました。

店を出るやいなや、Y氏から電話がかかり、彼の家族も近くにいるということでした。そこですぐ近くのタクシー乗り場で待ち合わせることにし、ちょっと待つと彼ら家族が現れました。Y氏とは一年ぶりの再会、彼の奥さんとは結婚式以来、そしてお子さんとは初めてのご対面です。再会を祝したあと、早速タクシーに乗り込み、目的とするバンコク一高いビルであるバイヨークスカイホテルに向かいました。途中で4月から5月にかけて暴動のあった地域を通り、ここが焼けたとか、あそこの伊勢丹も焼かれたがすぐに復活して開業したとか言うような話を聞きました。焼けこげたビルは真っ黒になっているのですが、他にも別に焼けていなくても古くなって黒ずんだ建物が町のあちこちにあるので、これまで二人だけで町を散策していたときには全く気づきませんでした。
バイヨークスカイホテルにつくと、Turismo Asia という旅行会社がホテルの宿泊客向けにツアーを売るデスクがあり、ちょうどアユタヤ行きのツアーが安く売られていました。日本語のツアーだと、2000バーツするのが、英語のガイドで一人1900バーツということで、Y氏家族にちょっと失礼して、明日行けるように予約をしておきました。嬉しいことに、このホテルまでこなくても、自分たちの宿泊しているホテルの隣で拾ってくれるということです。

予約後、まずは展望フロアーに行き、バンコク市内を一望しました。高いビルが無数に建ち並び、かなりの発展を遂げている様子が分かります。しかし、東京と違って道が広く、区画がきちんとしているようなので、雑多感はむしろ東京の方が強いと思いました。360度見回すと、あちらこちらに日本企業の看板が目立ちます。Y氏によると、かなりの数の日本人の駐在員がおり、バンコクに住む人が郊外の工場まで運転手付きで通勤するというパターンも結構あるのだそうです。
展望フロアーから、夕食をとるためにレストランのあるフロアーに移動し、ビュッフェスタイルの食事を楽しみました。タイ料理はもちろん、中華、和食、洋食など多岐に渡っていましたが、なぜか和食コーナーにずらーっと列ができていました。客は見たところ中国系が多いように感じました。
食事をとりながら、Y氏からバンコクでの生活の様子をいろいろと聞き、まだ一年経っていないながらも、すっかり現地での生活に慣れ親しんでいるようで、感心するとともに安心し、またうらやましくも思いました。
Y氏はこのあと日本へ出張ということで、夕食後に分かれ、彼の奥さんとお子さんとともに、プロンポンまで戻りました。
戻ったあと、タイに来たからにはマッサージをうけなくてはならないということで、近くのマッサージ屋を探してタイの古式マッサージをうけてみました。12年前にうけたときに比べると、痛い気がしましたが、全体としてはやはり気持ちのいいもので、すっきりと疲れを癒したあと、ホテルに帰って寝ることにしました。