ニューヨークタイムズで、シャンゼリゼ通りに進出する店に対してパリ市が規制
を強いるという記事が出ている。
Megastores March Up Avenue, and Paris Takes to Barricades
http://www.nytimes.com/2007/01/31/world/europe/31paris.html?ref=world
スウェーデンの H&M という大手の衣料チェーン店がシャンゼリゼ通りに進出し
ようとしたところ、パリ市に断られたという。しかし、時すでに遅しという声も
ある。アディダスの世界最大の店や、高級アクセサリーの店や、ファーストフー
ドなど、高い賃料を収められる店ばかりが立ち並ぶ結果、歴史のある地元の店が
立ち退きを余儀なくされている。
これと同じ問題は、実は世界各地で見られる。アメリカでもダウンタウンの主だ
ったとおり沿いには、伝統的な店が次々と消え、どこにでもあるようなチェーン
店が立ち並んでいる。日本の商店街はもっとひどくて、シャッターが閉じた状態
の店が立ち並ぶ始末である。
政府が補助金を出して、こうした伝統的な地元の店や企業を保護するという手も
あるが、記事にあるようにこのような政府の手出しを歓迎しない人々も多い。資
本主義世界における「放っておいて、雑多感を楽しむ」のが好きな人にとっては
、政府の保護による「人工的な」町並みは面白くないともいえるだろう。
自分としては、行く先々の町で異なる町並みを見てみたいものである。



