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  • 町の中心部で抱える共通な悩み

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    ニューヨークタイムズで、シャンゼリゼ通りに進出する店に対してパリ市が規制
    を強いるという記事が出ている。

    Megastores March Up Avenue, and Paris Takes to Barricades
    http://www.nytimes.com/2007/01/31/world/europe/31paris.html?ref=world

    スウェーデンの H&M という大手の衣料チェーン店がシャンゼリゼ通りに進出し
    ようとしたところ、パリ市に断られたという。しかし、時すでに遅しという声も
    ある。アディダスの世界最大の店や、高級アクセサリーの店や、ファーストフー
    ドなど、高い賃料を収められる店ばかりが立ち並ぶ結果、歴史のある地元の店が
    立ち退きを余儀なくされている。

    これと同じ問題は、実は世界各地で見られる。アメリカでもダウンタウンの主だ
    ったとおり沿いには、伝統的な店が次々と消え、どこにでもあるようなチェーン
    店が立ち並んでいる。日本の商店街はもっとひどくて、シャッターが閉じた状態
    の店が立ち並ぶ始末である。

    政府が補助金を出して、こうした伝統的な地元の店や企業を保護するという手も
    あるが、記事にあるようにこのような政府の手出しを歓迎しない人々も多い。資
    本主義世界における「放っておいて、雑多感を楽しむ」のが好きな人にとっては
    、政府の保護による「人工的な」町並みは面白くないともいえるだろう。

    自分としては、行く先々の町で異なる町並みを見てみたいものである。

  • $14.98 Professional Basketball Shoes

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    Stephon Marbury という New York Knicks の NBA 選手が、Steve and Barry’s というメーカーと共同で、なんと $14.98 という破格の値段で売られるバスケット用のシューズを開発し、彼が実際に試合ではいているという記事が、USA Today にでていた。

    これは非常に画期的なことである。スポーツ用品メーカーが高価なバスケットシューズを貧しい地区の子供たちに売り付けている状況を目の当たりにした彼自身が、そうした地区に住む住人だった。そのために、彼は自分こそがそうした子供たちでも容易に買えるような靴を提供したいと考え、メーカーと共同でシューズを開発したのだという。

    一度スターダムにのし上がった人々が、こうした気配りを忘れないというのは非常に立派な話であり、非常に感心させられることであり、見習いたい態度である。

  • Free Weapons

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    今日のニューヨークタイムズに、ペンタゴンが要らなくなった武器をアメリカが認める「いい国」にただか、ただ同然で配っているという記事があった。

    ペンタゴンは、たとえばパキスタンには、911 後のアフガニスタンへの進行への協力への見返りとして、2機の F-16A 戦闘機を与えているということや、イエメンの海岸警備隊に30年ものの救命艇を供与したりしているというのだそうだ。

    これは非常に嘆かわしいことである。記事にもいくつかの危険性があがっていた。

    ・たとえ武器がアメリカが「いい」と認めた国にしか、行き渡らないように注意しているとしても、それらが他のいかがわしい国や地域に行かないとも限らない。
    ・余計な武装競争を呼び起こし、世界の各地域での紛争を勃発しかねない。

    また、記事にはなかったが、自分が思いつくものとしては、

    ・今は親米の政権でも、いつかその政権が転覆して、反米政権になるとも限らない。
    ・購入した武器の保守や改良を行うなどしていくうちに、その国や地域で、武器に関する技術のノウハウが身につく。

    驚くべきことに、過去一年の間に $235 M 分の使用済武器が売られたりただで供与されたりしたが、そのうちのなんと $220 M 分が無料だったという。この額は、新規購入価格にすると、$1.56 Billion に相当する。すなわち、日本円にすると、1,870 億円にものぼる。

    いま、世界には物凄い勢いでアメリカ発の武器が広がっているということである。こうした武器の広がりといい、地球温暖化といい、アメリカは世界を壊す方向に動いているような気がしてくることがある。

  • Klinsmann for US soccer team?

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    今日のニューヨークタイムズで、ドイツ代表をワールドカップ3位までもっていったクリンスマン元監督の米国代表監督の可能性を報じていた。

    インタビューによると、クリンスマンは、”Absolutely, I’m interested.” と言い、米国代表監督になる興味を示している。 米国代表監督になるためには、英語力とスペイン語ができることが要求されている。クリンスマンは母国語のドイツ語の他、英語とイタリア語ができる。そのため、スペイン語に関しても「すぐに習得できるだろう」と話している。

    ただ、記事の最後の方で、クリンスマンがアメリカのプロサッカー選手を育てる環境が整っていないことを述べている。MLS がある程度の成功をおさめているということを認めているものの、プロサッカー選手が育つにはまだまだだという認識でいるらしい。

    ドイツでのワールドカップが終わってから半年は仕事を忘れて、家族に専念したいと行っていたクリンスマンだが、ようやく仕事のことに興味を持ち出したのだろうか。

    彼の率いたドイツのサッカーは今年、見てて楽しいサッカーを繰り広げ、目覚ましい活躍をした。彼が米国代表を率い、一から選手を鍛え直した上で、彼のサッカー界のカリスマ性と、彼が学んだ米国流の科学的なコーチング手法とで、米国代表を育ててくれると、米国でのサッカーが今後盛り上がっていくかも知れない。そういうことを考えると、是非彼にまた代表監督を勤めてもらいたい。

    しかし、それにしても気になるのは日本代表である。何だかパッとしないようだが、サッカー協会も含めて、そろそろ根本的な見直しが必要なのではないだろうか。

    クリンスマンがよかったのは、ドイツのサッカー界の認識をこのワールドカップで変えたことである。こうした人が日本にも欲しい。

  • Change of outsourcing in India

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    今日のニューヨークタイムズで、インドでのアウトソーシングに関する二本の記事がでていたが、興味深かったので、ここに書いておく。

    第一の記事は、人材確保に関するものである。

    Skills Gap Hurts Technology Boom in India

    毎年4万人の若者が大学を卒業し、アメリカなどの外国企業のアウトソーシング業を担うわけであるが、やはりその中でも能力差が存在し、各企業が必要とする人材がみつからず、人材難になるケースがで始めているというものである。専門スキル、コミュニケーション能力、チームワ
    ークを組んで仕事をするなどの、項目をきちんと満たして企業でまともに働ける卒業生の数が、需要に追い付かないということである。

    自分の勤める会社でもかつてインドでアウトソーシングをしながらソフト開発をしていたことがあったが、まさにその通りであるという感がある。入れ替わり立ち替わり合計30人くらいの開発者および開発マネージャーと関わってきたが、結局プロジェクトのあった2年あまりの間に最初から最後まで活躍できたのは一人しかいなかった。(しかも、その一人は途中産休していたため、実質的にはいないといってもいいくらいである)

    自分が直接対応したわけではないが (というか、彼等の英語のアクセントが聞き取れず、コミュニケーションができないので、最初からさじを投げてしまった) こちらでの開発マネージャーによると、必要と思われるコーディング、テスト等の品質管理、文書化などのきちんとした仕事が出来る人がなかなか見つからず、「あたかも自分が彼等を指導しているかのように思える」ということだった。

    そんな経験があるからか、この記事は極めて納得できるものである。要は、アウトソーシングと言えどもピンからキリまであるということである。さすがに最近になって急拵えでつくられた私大をでたような若者は、やっぱりすぐには「使えない」とも書かれている。

    二つ目は、ひるがえってアメリカ人がインドの会社に雇われるという話である。

    In a Twist, Americans Appear in Ranks of Indian Firms

    大学をでたての生粋のアメリカ人が、インドにて半年ほど研修を終えたあと、母国に買えって仕事をはじめるという話が紹介されている。

    上記のように、インド人の話す英語はあたかも機関銃のように非常に速く発音されるので、聞き取りが難しい。電話において、一般のアメリカ人が理解に苦しむくらいである。この点、この若者のような経験があると、今後益々増えると思われるインド人技術者とのコミュニケーション、マネージメント、あるいは取り引き関係を行っていく上で、非常に重宝となることは間違いなさそうだ。

  • Technorati

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    今朝のニューヨークタイムズで、blog がもはや企業のマーケティングに欠かせないものとして、各社が重要視し始めているという記事があった。そのなかで、 Technorati という blog 紹介のサイトの写真が掲載されており、中身は日本語で書かれていた。英字新聞で、日本語がこのように掲載されると、否が応でも目に付く。

    記事によると、現在 5500 万の blog が世の中に存在しており、週に何千と増えているのだという。

    55 Million Blogs, and Now a Service to Track Them

    http://www.nytimes.com/2006/10/16/technology/16blog.html?scp=1&sq=Technorati&st=nyt

  • Koizumi Joins Bush in Warning North Korea Not to Fire Missile

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    今日のニューヨークタイムズで、小泉首相とブッシュ大統領が共同で、北朝鮮に対してミサイル発射はするなという共同声明を発表したという記事があった。日本にいれば必ずやどこかで聞いたことのあるような内容である、98年の労働ミサイル発射事件や、北朝鮮に対するこれまでの日本政府の姿勢、すなわち万景峰寄港の制限や、在日朝鮮人による北朝鮮への送金に対する規制などに触れられていた点以外は、内容的には昨日の記事とさほどかわらない。

    ブッシュ大統領と小泉首相は親密な友人関係を築いており、昨日の首相の到着時には、大掛かりな歓迎が行われたということや、今日の予定は今回の訪米のメインイベントであるエルビス・プレスリー邸に二人で行くことなどが書かれていた。

    興味深いのは最後の方で牛肉輸入再開の決定について触れられていることである。アメリカの牛肉は安全だといわんばかりに、昨日のコースメニューにはテキサス産の神戸ビーフが含まれていたという。

    ここで気になるのはテキサス産の神戸ビーフである。これはもともと神戸牛が日本から種牛として送られてきたものを北米各地で繁殖させていったものであるが、いざレストランででてくると日本で見られる神戸牛の調理法と全く異なる。日本では油がのった肉が厚さ 1cm 弱で切られていてでてくるのだが、これが下に載せたとたんにとろけるようで美味しい。しかしアメリカ人は脂肪を徹底的に嫌う。このためまず肉自体の脂質が少ない。さらに彼等は分厚く切ってしまう。そのため調理されてでてくるのは日本で同じみのものとは全く異なってしまう。昨日の夕食会では、小泉首相はどんな神戸ビーフを食べたのだろうか。

     Koizumi Joins Bush in Warning North Korea Not to Fire Missile
     http://www.nytimes.com/2006/06/30/washington/30prexy.html?_r=1&st=cse&sq=Koizumi+Joins+Bush+in+Warning+North+Korea+Not+to+Fire+Missile&scp=1&oref=slogin

  • Ballack in German National Team

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    ドイツ代表バラック選手のことがニューヨークタイムズで書かれていたが、これが興味深かった。彼が旧東ドイツで生まれ育ち、ドイツ代表のキャプテンを勤めているということが、メルケル首相と重なるとして対比してとりあげられていた。しかし、社会主義の元で育った彼は組織として自己犠牲の姿勢をとれる一方で、資本主義社会に必要な自己主張が欠けるとされていた。

     
    Germany’s Ballack Bridges East and West
    http://www.nytimes.com/2006/06/29/sports/soccer/29germany.html?scp=1&sq=Ballack+German+National+Team&st=nyt

  • 新たな偽造

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    新たなタイプの偽造が報じられていた。これまでのように単にコピー製品をつく
    って販売するのではなく、会社そのものを偽造してしまうというものである。今
    日のニューヨークタイムズの

    Next Step for Counterfeiters: Faking the Whole Company

    http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9C0CE0DF113FF932A35756C0A9609C8B63&scp=1&sq=Next+Step+for+Counterfeiters&st=nyt

    によると、現在 NEC を語る組織的な集団が中国、台湾、日本にまたが
    っていくつかの工場をもち、偽商品や独自の製品を作り出しているという。これ
    らの工場の経営者たちは、ちゃんと NEC からライセンスを供与してもらって製
    造しているというが、そのライセンスそのものが本家の NEC が発行したもので
    はないのである。彼等は製品や箱に NEC ブランドをあたかも本物のようにくっ
    つけ、平然と売り出しているという。

    昔はこのようなコピー製品の存在はある程度仕方のないことだと考えていた。す
    なわち、ある発展途上にある地域や国が、先進国に追い付こうと思ったら既存の
    製品をまねして安くつくり、その間に製造ノウハウをためるということである。
    実際に日本の工業もそれによって発展した。しかしここまであからさまに偽造す
    ると度が越えているというか、怒りすら感じる。

    アメリカを初めとする先進国が現在中国の知的財産の扱いに対して注文をつけて
    いる中で見られた動きであるが、このようなあからさまで悪質なものは、きっち
    りと取り締まるべきである。