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カンヌ

今日は昨日と違って冷え込み、午前中雪がちらほら舞っていました。しかしこうした中でもホテルにはじっとしておられず、もうひとつの有名な町、カンヌに行くことにしました。


カンヌと言えば、国際映画祭で有名なところですが、風光明媚な海沿いの町と言う点では、カリフォルニアのカーメルに近い感じがしました。(そういえばカーメルはクリント・イーストウッドが市長をやっていたところですが、彼がカーメルの街づくりにカンヌを参考にしたかと思ったら、任期が2年しかないので、そういうわけでもなさそうです)着いたときは雨上がり直後だったようで、うす曇だったのですが、徐々に晴れていきました。


しばらくうろうろした後、昼ごはんは、タクシーの運転手に進められた BRUN という店でシーフードを食べました。スズキを蒸したものにバターソースと野菜が盛られていて、大変おいしく、今まで食べたフランス料理のシーフードの中でも一番といってもいいくらいでした。実は今まで食べたフランス料理のシーフードがことごとく肉料理みたいな味付けでがっかりしていただけに、うれしかったです。デザートのカラメルソースのかかったプリンもおいしくいただけました。


その後、高台の上にある教会に行き、町を上から眺めました。このころにはすっかり空が晴れ渡っていました。


高台から降りた後、しばらく町を散策しました。


その後、タクシーの運転手がすすめてくれた、Antibes という小さな町にバスで行ってみました。片道30分の道のりが1ユーロなので、お得だと思いました。しかしバスの中で、どこのバス停につくかのアナウンスはなく、Antibes についてもしばらくそれがどこかわからず、だいぶ過ぎてから降りて、引き返すことになりました。


Antibes は小さな町です。こじんまりとしていますが、それなりにお金持ちが集まっている気配が感じられます。ただ、日曜日のせいか、どの店もレストランも休みで、夕食を取るのに手ごろそうな店は見つかりませんでした。そこで、バスに乗ってカンヌに戻ることにしました。


夕食は、La Pizza というフランスについた翌日にラビオリを食べたところで今度はピザを食べました。チーズがあるとおなかにずっしりくるので、チーズを抜いてもらいましたが、生地とツナがうまくからみあって、おいしかったです。また、デザートのティラミスも絶品で、さすがだと思いました。このレストランで特徴的なのは、皿などの下に敷く紙の上に注文を書いていくことで、会計のときにはその部分を切り抜いてレジにもって行きます。

夕食後、タクシーを捕まえてホテルに帰りました。念のため、平日によく頼っていたレストランとスーパーを見てみると、まだ8時前ですが、閉まっていました。あらためて遠出しておいてよかったと思いました。

ニューヨーク・タイムズによる Avatar の評価

ニューヨーク・タイムズでも Avatar を過去の映画と照らし合わせて評価してます。

You Saw What in ‘Avatar’? Pass Those Glasses!
http://www.nytimes.com/2010/01/20/movies/20avatar.html?scp=2&sq=avatar&st=cse

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アバター

ワーナーマイカルみなとみらいにて、アバターを見てきました。結論から言えば、非常に見ごたえのある映画でした。3D の画像で見ましたが、空間上にいろいろな登場人物や乗り物や建物が浮き上がって見えるのは臨場感が増すと思いました。ただ、今後どの映画も 3D で見たいかと言われれば、そうでもないと言う気がします。

内容は、一見新しい映画のように見えますが、どうも昔からの映画の集大成のようにも見えました。すなわち、

と言った内容が、すべて織り込まれている気がしました。

どのようにそれらのストーリが垣間みれるかは、見てのお楽しみと言うことで。

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THIS IS IT

マイケル・ジャクソンの追悼映画となってしまった THIS IS IT を見てきました。見ていてとても悲しい気持ちになりました。世界はこんな素晴らしいエンターテインメントを失ってしまったのだと。そして、自分も一度くらい彼のステージを見たかったなあと。

映画館の大きなスクリーンと大きな音響効果でもある程度の舞台の臨場感は伝わってきますが、やはり生の彼の歌声と演奏と、ダンスを見たかったなあと改めて思いました。高校生のころから「マイケル・ジャクソンのステージはまあいつか見られるだろう」というような感じで思っていたので、やはり楽しみは取っておくべきではないと改めて感じました。

彼の歌声って、それだけで特殊な楽器であるかのように、ものすごく音域の豊かな、のびやかで透き通ってよく通る音を奏でるんだなあとしみじみ思いました。

また、映画の中心となっていた、Kenny Ortega 氏をはじめとする、周囲の演奏者、ダンサー、照明、その他の人々とのやり取りも興味深かったです。一人ひとりの持っているものをうまく引き出して、新しいもの、聴衆の期待を超えるようなものを創造していこうという、ものすごいポジティブなエネルギーが伝わってきて、それを見ているだけで、気持ち良くなりました。こういう仕事ができるというのは最高なんだなあということを改めて認識しました。

もうすぐ DVD が出るようですが、まだ映画館でも上映しているので、その間にぜひ映画館で見られることをお勧めしたい映画です。

2012

インデペンデンス・デイや、GODZILLA ゴジラでおなじみのローランド・エメリッヒの最新作、2012 を見てきた。端的にいえば、お金をかけた B 級映画をまた見てしまったという感想である。まだ見てない人で、これから見ようという人は以下の感想文を読まない方がいいかもしれない。



















とにかく最初からめちゃくちゃだった。物理学者役の人が、「初めてニュートリノが物理反応を見せた」と発言した瞬間に、「ああ!この映画もうだめだ」と思ってしまった。1998年に既に日本の神岡鉱山跡地にあるスーパーカミオカンデで、ニュートリノ振動という物理現象に関する観測結果が発表されているわけだが、この映画の制作者はそれを無視していることがこれでわかってしまう。しかも、太陽から発せられたニュートリノが引き金となり、地殻変動を起こし、さらには地球の極を入れ替えてしまうなどということは考えられない。実際に、既に日本国内で強度のニュートリノビームをつくり、スーパーカミオカンデに向けて放出し、ニュートリノ振動を見るという実験が行われており、解析が進められつつあり、次期実験も計画されている。その間に茨城県と岐阜県の間で地殻変動が起きたなどという話は全くない。こうした実験をことごとく無視して、物理学者役の人に冒頭のようなことを言わせるのは、子供の教育上非常によくないと思い、嫌な予感がした。

すると今度は、世界の危機に向けて、G8 の首脳が集まるというシーンが出てきた。残念ながらこれも時代が進んでしまって嘘くさくなってしまった。現在では、G7 とか、G8 とかの枠組みは終焉しており、今年9月からは、G20 の時代となっている。そもそも地球の危機を前もって知らせるのに、G8 などのような、限られた国の首脳を集めるということはあり得ず、もっとオープンに行われるか、もっと閉鎖的になされるかのどちらかだろう。ここでさらにこの映画の行く末が案じられてしまった。

サンタモニカや、ロサンゼルスダウンタウンなど、なじみぶかい町が崩壊していく CG は圧巻であり、これを映画館の大スクリーンで見れたのは非常によかった。ただ、この映画の見所はそれだけと言ってもいいというくらいで、脚本はそもそもの話の出だしがでたらめな上、主人公はこれでもかというくらいのピンチにことごとく助かり、最後はいかにもハリウッド映画らしいわざとらしいハッピーエンドになるという点で、お金がかかっている割には安っぽい映画に見えてしまった。まあ、最近はそういう安っぽさに突っ込みをいれるのも楽しみになってきているのではあるが。ただ、そういう突っ込みができず、信じてしまう純粋な心を持った子供には見せたくない映画である。

サマーウォーズ

この夏、結構ヒットしているサマーウォーズを見てきた。内容はとある仮想世界のメンテナンスをやっているオタクな高校生が、女性の先輩の故郷に先輩とともに行き、そこで大家族と接する間に、自分が管理する仮想世界で混乱が起き、それに対処するというものである。

内容からすれば、実写でもできたかもしれない。しかし、アニメをつかうことで、結構派手な展開に出来上がっている。とくに仮想世界での戦いのシーンは、アニメならではの豪快な演出が戦いを盛り上げている。また、映像とともに音楽もそれなりに凝っていて、さすがに著名なスタッフが関わっているだけのことはある。

ただ、表現手段は何であれ、ストーリー展開が純粋に面白いので、これだけヒットしているのかと納得できた。

アメリカ人が見たら、国防総省が仮想世界のセキュリティーに関して、そんなずさんな体制を敷いている訳がないと起こられそうではあるが、そういうところはあまり気にしないで、純粋に楽しもうと思えば、結構楽しめる映画だと思う。

この仮想世界はおそらく、日本ではあまりはやっていない Second Life あたりをモデルとしているのではないかと思った。ただ、Second Life だと、アバターがどうも日本人受けするものではないので、この映画の中ではいかにも日本人受けしそうなかわいらしいキャラクターを使っている。逆に言えば、日本で Second Life みたいな仮想世界をはやらそうと思ったら、そういうアバターのキャラクターとしてのかわいらしさも重要なポイントになるのではと思った。

それでも恋するバルセロナ

前回見られなかったそれでも恋するバルセロナ (Vicky Cristina Barcelona)」を見た。感想を一言でいうなら、「へえ、こういう世界も描けるのか、でも実際はなさそうだな」というものだった。ちょうど、ロスト・イン・トランスレーションなどの日本を舞台にした映画において描かれた日本の姿に、多くの日本人が「なんか変だな」と違和感を感じる感覚に似ているものだった。ということで、できればスペイン人にこの映画の感想を聞いてみたいものである。

ペネロペ・クルスの演技は迫力があり、作品中で突出していたように思う。さすがにアカデミー賞をもらうだけのことはある。

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Knowing

それでも恋するバルセロナ (Vicky Cristina Barcelona)」を見に行こうとしたら、既に満席だったので、「ノウイング (Knowing)」を見ることにした。どうも3月くらいにアメリカでニコラス・ケイジ主演の映画の宣伝をよくやっているなあと気になっていたので、機会があれば見たいと思っていた映画だった。そんな中、昨日たまたま見た何かの記事で、50年前の小学生が埋めたタイムカプセルの中に、暗号めいた数字の羅列の入った紙が見つかり、それが多数の犠牲者が出る大事故を予言していたというストーリーであるという事を読んで、なんだか藤子F先生の SF (すこしふしぎ) な話みたいなので、かなり興味が引かれていた。

見に行った感想をずばり言うと、あまりできのよくない B 級映画っぽいなというものだった。予言された事故のシーンは非常によくできているのだが、ところどころこれはあきらかに CG っぽいなと思わせるものがあり、ちょっとがっかりさせられたという点、ストーリー展開があまり満足の行くものではないなと思わせる点において、多くの人がいい点数をつける映画ではないと思ってしまった。

最後の結末は制作者側の宗教的な背景が絡んでいるかもしれないとも感じた。すなわち、全世界の滅びと、選ばれた人たちのみが生き残るということから、一神教の選民思想を思い起こさせた。また、主人公の宇宙物理学者を演じたニコラス・ケイジが最後のシーンで宗教っぽくなっていく点も、制作者側の現在の科学が持つ限界に対する警告のようにも感じられた。

見終わって結局解き明かされない謎も多い。折々の場面で出てきた石や、途中で少年が見た火事の夢、なぜ、とある女性が亡くなった場所を主人公らが夜に訪れなければならなかったという事、そもそもタイムカプセルに入れる紙に少女が数字を羅列できたのはなぜかという事など、振り返ると疑問点がいろいろとあり、消化不良な気がしてくる。

冒頭に書いたような、藤子ワールドの「すこしふしぎな」世界観に通じる発想がとある紹介文に見えただけに、ちょっと期待しすぎたのかもしれない。

ただ、この映画を見終わったタイミングで、イランで168名がなくなる飛行機事故があったというニュースを見ると、ちょっと怖い気がするものである。

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おくりびと

新宿ピカデリーで、おくりびとが上映されていたので見に行った。第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品ということなので、どんな映画かと思っていたら、意外に日本的な内容で、遺体を丁寧に見繕い、納棺することを専門的に扱うという非常にニッチな仕事に就いた青年を描く内容だった。

主演のモックンは、自分と同じ誕生日ということで共感が持てる俳優である。彼がその年齢にも関わらず、おそらく物語の設定としては、30歳前後の青年の役を演じていたのには全く違和感がなかった。それだけ彼の見た目が若いということである。

死を扱うという点において、映画「お葬式」と比べられることが多いようだが、自分としては、むしろその素朴さと、独特に醸し出す雰囲気からワンダフルライフに通じるものがあるように感じた。

ある程度話が進むと、最後の展開がだいたい想像できるようになっており、その期待を裏切らないという点で、オーソドックスな仕上がりになっていると思う。それが、人気を博し、高い評価につながっているのかもしれない。

Terminator 4

話題の最新作をみてきた。シュワルツネッガーカリフォルニア州知事の息子たちは前三作に比べて今回のものが一番面白かったという感想を漏らし、州知事を困惑させたということらしいが、確かに四作目としてはかなりいい出来だったと思う。一番最初の Terminator につながるエピソードがふんだんに盛り込まれており、十分楽しめる内容になっている。

CG の出来は今回いまいちだった気がする。質感と動きがいかにも CG っぽくできていて、なんだか安っぽく感じられた。CG のできはむしろ Terminator 3 の方がよかった気がするのは、監督が変わったからだろうか。

ただ、内容自体は面白いのであっという間に時間が過ぎてしまった。次回作があることをほのめかすシーンがたくさんこめられており、否が応でも次の作品がみたくなってしまう。

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