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MINI が売れているらしい

Business Week の今週号を見ていたら、ヨーロッパの小型車がアメリカで苦戦しているという記事があった。

Stalled in the USA: Europe’s Small Cars
http://www.businessweek.com/magazine/content/08_24/b4088028586549.htm?chan=search

ドルがユーロに比べて安くなっている上、日本のメーカーと違って小型車の生産拠点をアメリカに持たないヨーロッパの自動車メーカーは、ヨーロッパからの小型車の輸入に頼らざるを得ず、必然的に価格を下げることができないのだという。従って、欧州小型車は現地生産されるアメリカ車や日本車よりも価格が高くなってしまっている。今の下降状態の景気では、当然人々は割高な車は敬遠してしまう。

例外的に、MINI だけは、よく売れていて、5月には過去最高の売り上げを記録したのだという。これは、MINI が、かつてのマッキントッシュのような高くても売れるブランドを確立したからであり、人々はちょっとくらいのお金を出してでも、オプションをつけたり塗装をしたりするのだという。

ドイツの街角での MINI

Mainz 市内の道路沿いに MINI が停まっていたのでビデオに収めてみた。非常に礼儀正しく、かつ景観を損なうことなくぴったりと収まっている。

Category: MINI, Travel  Leave a Comment

MINI 感想

週末に MINI をいろいろといじってみたので、感想を書いてみよう。

まず外見だがあらためて洗練されて考え抜かれたデザインに驚かされる。正直言って、どこの町並みにもなじんでしまう。たとえば、スタンフォード大学のスペイン的な雰囲気の建物にもよくあっているし、うちの前の典型的なカリフォルニア的な建築物の前の道路に停めてもすんなりと収まってしまう。

走りについては小さなボディーでも 1.6 リットルのエンジンを積んでいるだけあって、大人二人が乗ってもびくともしないくらいのパワーをもっている。加速も非常にきびきびしている。アクセルを踏むと自然と踏んだ分だけ加速してくれる。この点は前の車である Ford の Escort に比べると遥かに洗練されたアイシン精機社のトランスミッションがいかに優れているかを物語っている。なにしろ変速があまりにもなめらかすぎて、ギアが変わったのがわからないほどである。また、フランスの PSA にてつくられたエンジンも静かで、走行中の会話が楽にできるのも Escort と大きく違うところである。

ギアを変えるといえば、マニュアル的な走り方もできる。ハンドルのところについている親指くらいの大きさのシフトキーを操作することで、強制的に M1, M2, …, M6 といったギアの位置に持っていくことができる。これにより、エンジンの回転数をみながら自分でギアをシフトしていくというマニュアル的な操作ができたり、エンジンブレーキをかけたりということができるようになっている。

内装も充実している。電話に Bluetooth がついていれば、それと MINI の Bluetooth をペアにすることによって、MINI のオンボードコンピューターの操作により、電話する相手を携帯電話から探し出して、自分で携帯電話に実際に触ることなしに電話ができるし、もちろんかかってきた電話にも同様に携帯電話に触ることなく答えることができる。また、iPod 接続機能により、やはりオンボードコンピューターの操作により、聴きたい曲を iPod を触らずに選び出すことができる。iPod から出る音も標準装備のスピーから十分心地よい音で楽しめる。

エンジンルームもインパネ周りと同様、よくまとまっている。Ford の Escort が無駄なスペースをいっぱいもっているのに比べると、実に首尾よくエンジンとその周りの配管がおさめられている。面白いのは、緑のシールに書かれていた注意書きで、ドイツ語と英語が書かれているのはさすがにドイツの BMW がイギリスの Rover から MINI を買い取ったことを物語っている。

さて、あらためて考えてみると、この車はいったいどこ製なのだろうかと思ってしまう。というのも

  • エンジン … フランス PSA 社製
  • トランスミッション … 日本アイシン精機社製
  • アセンブリー … イギリス BMW 社 (Swindon)
  • メーカー … ドイツ BMW 社

となり、従来の「日本車」だの「アメ車」だの「ヨーロッパ車」だのといった概念では説明しきれない事態になっている。もっとも、これは車に限らず、最近の工業製品は皆同じようなものになってきていて、たとえば iPod はカリフォルニアでデザインされ、東芝製のハードディスクを使い、台湾の工場で部品を調達し、中国のどこかで最終製品になっていることや、ボーイングの 787 が各国で作られたサブアセンブリーをシアトルで最終行程に持ってくるというのと似ている。

いずれにせよ、前の Ford Escort と比べると、格段に製品としての完成度が違うと感じざるを得ない。買った直後にすんなりとその製品の持っている特徴や機能をすんなりと楽しめてしまうというあたりは、アップル製品と似たところがある。

そういえば、Mac ユーザーには MINI のオーナーが多いということを聞いたことがあるが、自分もいつの間にかそうなってしまった。

Category: Computer, MINI  4 Comments

The Italian Job

週末に The Italian Job (日本語名「ミニミニ大作戦」) を見た。なんで英語のタイトルが “The Italian Job” なのかと思っていたら、ストーリー展開がそれに基づいているのである。

すなわち、映画の当初、ギャング集団がベニスであるビルの一階と二階の天井に爆弾を仕掛け、三階にある金塊の入った金庫を落として奪うというシーンがある。この時点では、ボートで逃げるギャングたちを警察が追う迫力あるシーンが展開されるが、どうもこれを派手にやりすぎて、この作品以降、ベニスでは映画の撮影が禁じられてしまったという。だが、せっかく奪った金塊が、仲間を裏切ったある人物に独り占めにされてしまい、彼はロサンゼルスにてリッチな生活を送る。

ギャングの仲間は彼が金塊を輸送する所をやはり地面に爆弾を仕掛けて金庫ごと落とすという作戦で、金塊を奪い返すが、その作戦を立てる際に “The Italian Job” といって、ベニスで遂行した作戦に言及している。2003年のこの映画が公開された当時はまだ発売されたてだった、新型ミニクーパーがこの奪い返すシーンで活躍する。

カーチェースシーンもミニが3台も連なって町を走るとなぜかコミカルでかわいい。実際のミニは、見た目の割にはパワフルで力強く走ってくれるが、本作品ではさらに重量を軽くして追っ手から逃げやすくするチューンアップのシーンも出てくる。

MINI を取得して間もなく見た映画だったせいか、それなりに感情移入してしまった。機会があれば、オリジナルミニが出てくる原作もみてみたい。

Category: MINI, Movies  2 Comments

MINI 到着!

今日 MINI を手に入れた。サンフランシスコでの勤務から帰る途中、サンフランシスコのディーラーに立ち寄り、契約を決め、サンフランシスコ市内を少し走った後、101 を運転して帰ってきた。新車ということで、エンジン回り、ブレーキの効き、内装、どれをとっても新品で気持ちがよい。走行中はエンジン音も静かで、揺れも少ない。それでいて、ハンドルの切り返しは着実に両輪に伝わっているのがわかる。すなわち、ブレがないのである。アクセルを離すと一気にエンジンブレーキがかかり、そのうえでブレーキペダルを踏むと、力強く停止する。そのためサンフランシスコ市内を走っている間はブレーキになれるのに少々時間がかかった。

高速道路を運転しているときは思いのほか力強かった。アクセルをいっぱいまで踏むと、勢いよく加速してくれる。1.6リットルのエンジンなのに、今まで乗っていた 2.0 リットルエンジン搭載の Ford の Escort の加速にも劣らない。

もちろん小回りが利くので、家に帰ってきてから路肩に駐車するのも容易である。

一番ベーシックなモデルに、オートマおよび iPod & Bluetooth 接続のオプションをつけた。ほかにもいろいろとごちゃごちゃとパッケージがあるようだが、基本がしっかりしているのでこれで十分である。実際に、HiFi ステレオのオプションもあったが、これはなくても FM ラジオの音は十分良かった。

今度時間をかけて、iPod 接続や、携帯電話の Bluetooth 接続を試してみたい。

Category: MINI  2 Comments
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