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  • アンティーブでの静かなクリスマス

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    今日はフランスに来てから初めてのクリスマスということで、アンティーブの町にいってみました。しかし閑散としています。ただでさえ、日曜日は人通りが少ないのに、それがクリスマスと重なっているからか、本当に閑散としています。

    ただ、パン屋さんとレストランのいくつかは、やっているようです。お腹がすいたのでそのうちの一つのレストランで昼食をとりました。クロックマダムとサンドウィッチとホットワインを頼みました。


    ホットワインはドイツで飲んだ時に美味しかったので、それを期待したのですが、あまり美味しいと感じられませんでした。


    一方、クロックマダムは絶品です。チーズの濃厚さとコクが際立っており、さすがにフランス本国での味は違うと思いました。サンドウィッチも美味しいです。

    パン屋とレストランはやっていますが、スーパーはことごとく閉まっているので食材も買えません。適当にホテルで買い込んだものを食べるかと考えていたら、ちょうど良く屋台みたいなかんじのところで魚屋さんを開いており、魚や牡蠣、ムール貝やカニやエビが売られていました。目の前のパン屋さんも空いていたこともあり、即座にムール貝の酒蒸しを作ることを思い立ちました。ムール貝は 2kg ほど買っても 8 ユーロと、安いものです。他の魚やカニやエビやウニも魅力的でしたが、ホテルのキッチンが手狭であまり手間をかけたくないことを考えると、酒蒸しが一番いいとの結論に達しました。

    夕方3時くらいになると、人出が増えてきました。若者の姿も目立つようになりました。ひょっとすると、クリスマスイブはパーティーで夜通し騒ぎ、今日は午前中は寝てたから街中の人々の姿が見られなかったということなのかもしれません。


    ホテルに帰り、前回と同じようにタマネギとニンニクを刻み、白ワインと合わせて鍋に入れたムール貝に注いで鍋を温め、貝が開いたら出来上がりの簡単料理です。貝もおいしいですし、煮汁にパンをつけて食べるのも絶品です。

  • ムール貝の酒蒸し

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    滞在先のホテルの目の前にあるスーパーで、ムール貝とタマネギとニンニクと白ワインを買ってきて、ムール貝の酒蒸しにしました。

    調理方法は、ムール貝を洗って水に浸して砂抜きをした後、鍋に入れて、刻んだタマネギとニンニクを入れ、白ワインを鍋に注いで火にかけるだけです。ムール貝が開いてきたら、食べごろです。

    ムール貝の自然なだしがタマネギとニンニクの風味とうまく絡み合い、白ワインの香りがほどよく染み渡り、この上なくおいしい料理となりました。ムール貝は、1.5kg ほどあって6ユーロと、日本では考えられないほど安く、白ワインも4ユーロほどのリーズリングですが、地元の食材を組み合わせるだけで、こんなにおいしい料理ができるのかと、感動的でした。

    さらにスーパーの真ん前にあるパン屋でバゲットを買い、煮汁に浸した後で食べるのも美味です。

    おもしろいことに、カリフォルニアに住んでいた時は、カリフォルニアワインを飲むとたいてい次の日、たとえ一杯でも二日酔いになりがちだったのが、フランスやドイツで地元のワインを飲むと、悪酔いが起きず、次の日にも影響がないことです。ひょっとすると飲むワインの種類にも夜かもしれないので、今後いろいろと試しながら自分が美味しく楽しめるワインを見極めていきたいです。

  • めちゃくちゃおいしいフランスのパンとデザート

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    職場の同僚に勧められて、近くのパン屋さんで買ったパンを朝食で食べてみました。

    これがめちゃくちゃおいしいのです!今まで食べたパンの中で最高ではないかと思うくらいでした。パンオーショコラ (Pain au chocolat チョコレートパン) は日本で食べてもあまりおいしいと思ったことがないのですが、本場フランスで食べると格別のおいしさを感じられます。パンオーショコラに限らず、クロワッサンや、ほかのパンも、日本で食べるものとは全く別の食べ物ではないかと思うほどです。それだけ、パンというものがフランス人の生活の基盤となっているのでしょう。

    ちょうど、フランスで米を食べてもあまりおいしくなく、日本で食べるとどこで食べてもおいしいという事情と似ているのかもしれません。すなわち、いい素材といい調理法があいまって、一つの完成品としての味を作り上げるのかもしれません。


    パンに限らず、甘いもの系は皆おいしいです。すぐ近くのレストランで出されるコーヒーつきデザート詰め合わせ (Cafe Gourmand) もよいです。


    このメニュー、レストランのそのときの状況によって違った組み合わせにもなるようで、違うレストランに行くと、写真のようになっていました。クリーム・ブリュレ、パンナコッタが逸品でした。


    昨日の晩に食べたフルーツのクレープもおいしかったです。フルーツの一品一品がおいしいうえに、クレープ生地の舌触りが実によいです。


    そういえば、アイスクリームも食べました。イチゴアイスは、おそらくきちんとイチゴをつぶして果汁を混ぜたのでしょう。家でときどき凍らせたイチゴに牛乳をかけて食べるということをするのですが、その味に似ています。また、バニラアイスはミルクの濃厚な風味が口から鼻にかけて伝わってきます。

    ニースのこのあたりはもうイタリアの文化圏になるらしく、コーヒーといえば、エスプレッソが出てきて、普通の伝統的なレストランでピザとパスタが普通に出され、食後のデザートのメニューにアイスクリームが必ずのっています。というわけで、アイスクリームのレベルが高く、どこで食べてもおいしいです。

  • フランス政府による、在日フランス人向けの食のアドバイス

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    フランス政府が在日フランス人向けに福島第一原発事故による食品への影響を考えた上での公報を行っていますが、その日本語訳が下記のサイトで読めます。

    【食品】在日フランス人向け公報・IRSN「食品の汚染に注意」(9月22日発表)
    http://savechild.net/archives/9698.html

    カリフォルニアの某 A 社に勤務する人の Tweet で知ったのですが、なるほどなと思わせる記述が多数あります。

    たとえば、

    ・ 米における放射能の汚染は主に籾殻(もみがら)に溜まる。従って、白米への精製の過程で汚染度はより低くなる。
    ・ 一般に、米は精製の過程で種々のものが混ぜられるため、汚染度の検査を受ける段階での白米は異なる田から収穫された米が混ざったものである可能性がある。このため、米全体の汚染度は下がる可能性がある。

    といった放射能の汚染がどのように伝わるかの具体的な記述があり、かつ各自が判断するための材料にしやすいような情報が含まれているので、対応策を考えやすくなっています。上記でいえば、普通に白米を食べれば問題がなく、玄米を食べるのはちょっと注意したほうがよさそうだとか、大人は玄米を食べてもよいが、将来の影響を考えて子供たちにはなるべく白米を食べてもらうほうがよいといったような判断ができるようになります。

    日本政府もこういう情報の発信の仕方を見習ってほしいものです。

  • 世界各国の代表的な食料一週間分

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    各国の家庭で一週間に食べられる分の食料が下記のサイトで比較されています。

    世界各国の一週間分の食料とその家族を比較した写真がすごい!
    http://matome.naver.jp/odai/2131612846815098201

    先進国はドイツの4万円を筆頭に、2万円台から3万円台ですが、チャドの一週間分の食料が100円というのには驚かされます。グリーンランドで好きな食べ物がホッキョクグマというのもなるほどとは思えます。

    もっとも、日本にも熊の料理があるので貴重なタンパク源ということでは、同じような事情なのかもしれません。

  • 食品に対する放射線検査の事情

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    ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版が、日本の現在の食品流通事情と放射線測定について、冷徹に報じています。

    放射線の脅威にさらされる日本の食の流通
    http://jp.wsj.com/Japan/node_286231

    衝撃的なのは次の部分です。

    福島県環境保全農業課の荒川市郎氏は同県内の食品検査を監督している。同氏が直面した最初の課題は政府が使用を求めている検査装置の確保だった。検査装置にはゲルマニウム半導体が使われており、1台25万ドル(約2000万円)もする。福島県にあった検査装置のうち3台は福島第1原発の近くにあるため使えず、政府が5月末に10台を貸し出すまで使用できたのはたった2台だった。

    一台約2千万円の装置は、そんなに簡単に手に入らないわけで、この辺りが食品に対する放射線検査の難しさを物語っています。

    また、南相馬市の事情も述べられています。原発事故後、放射能の影響により、資料が行き渡らず、農家の人々は飼い牛に稲わらを与えて食べさせたと言います。農家の人々は稲わらが放射線によって汚染されていることなどつゆ知らず、かわいそうな牛たちを餓死させまいと懸命の策として稲わらを与えたわけです。

    原発行政を原子力村の閉じた世界で行ってきたツケがこういうところにも出てしまっているのではないかと思います。

  • バーベキュー

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    カリフォルニアで最後にバーベキューを行って以来、2年ぶりにバーベキューをしました。

    クレジットカードのポイントがたまったので、取り替えられるものを探したところ、他にめぼしいものがなかったので、Coleman(コールマン) クールスパイダーステンレスグリル レッド 170-9367
    を選びました。

    今日これを試してみたところ、少人数でバーベキューをするにはちょうど良い大きさで、かつ炭をいれるところが引き出し式になっているのでとても使いやすかったです。

    近所のホームセンターで買った火起こし器も使いました。煙突の下の空間に新聞などの燃えやすいものをおいておき、着火し、煙突の筒の部分には炭をいれて放置しておくと、15分から20分ほどでメラメラと炎が上がってくるので、あとはそれらの炭を引き出しにばらまいて、網を載せればもう肉や野菜がおけるようになります。この火起こし器はアメリカでよく使っていて、非常に重宝しました。着火材を買う必要がなく、従って有毒なガスや環境に悪い化学成分をばらまくことがなく、自然の力で炭に無理なく着火するのでバーベキューをする際には必須アイテムです。

    カルビ、タン、しゃぶしゃぶ用豚肉、シャウエッセンソーセージ、サンマや、ししとう、キャベツ、カボチャ、ピーマン、ナス、椎茸をやきました。炭で焼くととんでもなく美味しく化けると感じたのが、ソーセージとサンマで、サンマは去年岩手で捕れたものが冷凍されていて、それが出荷されたものですが、脂がのって大変美味しかったです。

    我が家は山に囲まれているのですが、海岸に向う方向がうまいこと切り通しになっていて心地よい風が吹いてきます。そんな中でのバーベキューはとても美味しく楽しめました。カリフォルニアにいた時のような青空は拝めませんが、まあ食べ物がおいしくいただけたので、満足です。

  • アワビのつかみ取り

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    サンフランシスコベイエリアに住んでいたころにしばしば北上して、アワビをとりに行っていました。当地の規制により、7インチ以上すなわち約18センチ以上のアワビでないととってはいけないのですが、逆にそれ以上であれば、ワカメが豊富な海で、天然のアワビを一日3個まで、年間24個までとってもいいというルールで、年に何回か取りに行っていました。日本だと考えられないくらいの大きさでしたが、取った後のアワビを調理して食べると、刺身にしてもソテーにしてもしゃぶしゃぶにしてもとにかくおいしかったです。

    そんな思い出があるので、日本に帰ってきてしばしばアワビ取りに行きたくなることがあります。そう思っていたら、こんな記事を見つけました。

    少年少女がアワビ相手に大奮闘の「アワビのつかみ取り」
    http://gigazine.net/news/20110614_yuki_minami_awabitsukami/

    プールにへばりついたアワビを少年少女がつかみ取るという企画のようですが、これ、アワビの大きさが小さいからできるのだと思います。カリフォルニアでとっていた時のような大きなアワビだと、実際にクーラーボックスに入れておいたものが運搬中にへばりついていて、クーラーボックスから取り出すのにかなり苦労した覚えがあります。

    もっともそのアワビの身を貝からはがすのも大変だったのですが、コツをつかむと簡単にできるようになりました。

    またいつの日か、アワビ取りに行きたいものです。

  • Mini One クロワッサン食べ比べ

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    大船駅構内にある、Mini One は、常に人が並んでいます。一方、他の Mini One の店はガラガラのことが多いです。

    そこで、以前から気になっていたので、二店舗のクロワッサンの食べ比べをしてみることにしました。東京駅の八重洲地下を通ったので、まずは一番外にある店で買って食べてみました。

    Mini One 東京駅一番街店
    http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13050504/

    ここでは、最低二個買わなくてはいけないということで、二個買って食べてみました。まあ普通といった感じでした。

    東京駅で東海道線に乗り、大船駅まで降りた後、構内で Mini One に行ってみました。相変わらず人が並んでいますが、5人くらいなので、並んで待ってみることにしました。

    ドンク JR大船駅中店
    http://r.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140401/14004325/dtlrvwlst/490795/

    ここは一個から買うことができました。一個買って食べてみると、明らかに東京駅で食べたものよりも美味しいのです。バターの風味が濃厚で、いかにも新鮮な味わいがしてきます。実際に並んでいる時にも次から次へと焼き上がったクロワッサンが追加されてきました。

    普段、めったに並んでいる店でわざわざものを食べようとは思わないのですが、やはり並ぶ店はそれなりに美味しいこともあるということを自覚しました。

  • 欧米における有機食物への関心の高まり

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    食料価格が上昇し、景気がいっこうによくならない中、有機食物が欧米で売れており、投資家の注目を得ているという記事がニューヨーク・タイムズで報じられています。

    Strong Sales of Organic Foods Attract Investors
    http://www.nytimes.com/2011/05/24/business/global/24organic.html?_r=1

    一般的な消費者の間での環境や健康への関心の高まりや、組織や技術の向上、新興国からの関心の高まり、そして福島第一原発からの放射性物質の放出などの人々の恐怖心を煽る事故が一定期間ごとに起きていることが、こうした有機食物への需要を高くしているようです。

    また高付加価値品は一般的に不況時に強く、こうした有機食物がその類の物を買える人々に買い支えられており、彼らの購買力は現在のような困難な時期にもあまり影響していないという説もあるようです。

    ロンドンを拠点とする Organic Monitor が伝えるところによれば、2009年の有機食物及び飲料の全世界での売上は、前年比5%増の5兆5千億ドルとなり、2000年時と比べて2倍の伸びになっているそうです。

    また、こうした売上増に伴い、有機栽培を行う農地も増えているようです。ヨーロッパの農地のうちの有機栽培地が占める割合は、2008年の1.74%から2009年に1.94%に増えているのだそうです。

    ヨーロッパでは、環境や健康への関心の高まりを背景として、有機農地に対する補助金が出ているのに対し、アメリカでは今後の成長機会として捉えられ、標準化や認定化や教育・研究がそうした有機食物への関心を高めているという違いはあるようです。

    日本では Whole Foods みたいな有機栽培のものを中心に扱う店がまだまだ少ないですが、欧米でのこうした有機食物への関心の高まりが日本にも見られるのかどうか、注視してみたいと思います。