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  • イギリスの変な地名

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    イギリスには変な地名がたくさんあるということが、今朝のニューヨーク・タイムズで報じられていた。

    No Snickering: That Road Sign Means Something Else
    http://www.nytimes.com/2009/01/23/world/europe/23crapstone.html?scp=1&sq=crapstone&st=cse

    例としてあげられているものに、次の地名がある。

    • Crapstone
    • Ugley, Essex
    • East Breast, Scotland
    • North Piddle, Worcestershire
    • Spanker Lane
    • Crotch Crescent, Oxford
    • Titty Ho, Northamptonshire
    • Wetwang, East Yorkshire
    • Slutshole Lane, Norfolk
    • Thong, Kent
    • Pratts Bottom, Kent
    • Penistone, South Yorkshire

    辞書を引かないとよくわからない意味もあるが、まあそれはそれで勉強になる。

    長い歴史の中で、使われる言葉の意味合いがかわってくると、このようなことも起きるのだろう。日本でも「御手洗」という名字の人がいるが、元々は御手洗という所は寺社仏閣などで手を清める場であったということを考えれば、イギリスでも似たようないきさつがあったのだと想像がつく。

  • No Thank You の日本語訳

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    今日、友人の M 氏が面白いことを教えてくれた。彼の友達のアメリカ人で、日本語に詳しい人が、

    「俺、日本語で No Thank You を何というか知っているぞ」

    というので、M 氏が

    「それはなんだ?」

    と尋ねると、

    「『ありがとうございません』だぞ」

    というのである。

    文法的には完璧な日本語である。しかし今までの人生でこのような表現は一度も見聞きしたことがない。文法から言葉を学ぶと、こういう発想が出てくるところが危険な点でありかつ面白いところでもある。自分たちも英語の表現をついついこんな風に作文してしまうのかもしれない。

  • 外国語学習の科学

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    外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書 新赤版 1150)を読み終えた。現在を生きる日本人なら、ほとんど誰しも英語を学ぶと思うが、なぜこうも日本人にとって英語が難しいかという、誰もが疑問に思うテーマに、様々な角度から焦点を当てて、最新の研究成果から解説してくれる。さすがに岩波新書なので、「科学」といっても厳密な統計データや紹介されている個々の実験についての詳しい記述は省かれているが、その気になれば巻末の引用元を使ってより細かい調査をすることも可能である。逆に言えば、そういった細かい部分は省いて、一般の人々が専門知識なしで外国語学習についての様々な研究成果が一通り見渡せる。

    感覚的には、「あの人は語学ができる」とか、「日本人にとって韓国語は学びやすい」とか、「英語はたくさんの英語をシャワーを浴びるように聞いて力をつけるべきだ」といったような俗説が、一見正しいように見えるが、確信が持てないということがよくある。そういった数々の疑問が、本書を読むうちに答えられていく。特に個人的には、前のエントリーでも書いた、赤ん坊に大人には難しいとされる音の聞き分けをさせる実験を紹介している箇所での、幼少期の言語の取得と大人の言語の取得の違いについて述べているところが興味深かった。また、学習の方針として、入力とくに聞く方を重視し、同時に発話もしていくことで、語学力が効果的に上がっていくという解説も面白かった。たとえばテレビだけを見て育つ子供は、考えながら自分の意見を述べるという機会がなくなるため、会話能力の発達の機会を失ってしまうが、普通に親と対話しながら育つ子供は、たとえ発声の時期が遅れたとしても、脳内で発話に対する準備のリハーサルが行われているため、やがて結果的には会話能力をつけていくことができる。このような議論は、大人が第二言語以降を学ぶ際にも適用できるようで、やはり聞く時間を多くとると同時に、発話の時間もとることで、頭の中のリハーサルの時間が増え、それによって、語学力の発達がいっそう増すのだという。

    語学の習得を目指して挫折した人にとっては、なぜ挫折したかが自分なりに納得できるだろうし、更なる語学力の向上を目指す人にとっては、様々なヒントが本書からつかみ取れるだろう。

  • 金融危機

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    アメリカ在住のイギリス人の友人が日本の金融危機を心配してか、次のイギリスからのメールを送ってきてくれた。面白いのでここに貼付けておこう。

    Sub-prime Crisis in Japan

    Following the problems in the sub-prime lending market in America and the run on Northern Rock in the UK, uncertainty has now hit Japan.

    In the last 7 days Origami Bank has folded, Sumo Bank has gone belly up and Bonsai Bank announced plans to cut some of its branches.

    Yesterday, it was announced that Karaoke Bank is up for sale and will likely go for a song while today shares in Kamikaze Bank were suspended after they nose-dived.

    While Samurai Bank are soldiering on following sharp cutbacks, Ninja Bank are reported to have taken a hit, but they remain in the black.

    Furthermore, 500 staff at Karate Bank got the chop and analysts report that there is something fishy going on at Sushi Bank where it is feared that staff may get a raw deal.

    まあしかし、日本の金融行政を端から見ていると本当に大丈夫かと心配になる今日この頃である。

  • おもてなしの経営学

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    おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)」を読んだ。なぜハードもソフトもコンテンツもすべてもっていたソニーができなかったことが、アップルにできたか、あるいはなぜ Google が独自のビデオサービスを持っていたにもかかわらず、YouTube を買収するに至ったかということを「おもてなし」という言葉をつかって、著者の中島氏が説明している。すなわち、アップルも YouTube も一般の人にまだまだ難しかったことを簡単に楽しくできるようにしてしまったことがポイントである。英語でいうところの “User Experience” という表現を日本語の「おもてなし」に相当すると説明した上で、いかにその心が重要かということを第一章で説明しているが、大変納得のいくものである。

    考えてみれば、自分で買った製品やサービスというのは、そもそも大変に愛着のわくものである。それが保証期限が切れたあたりでこわれたり、何かしようとすると「本当にいいですか」などと聞かれたりするというような体験は、自分が製品に対して持ったせっかくの愛着を裏切られるような気さえする。中島氏は iPod や iPhone の例を挙げているが、ここ数年自分で手にしてきた Macintosh や MINI や Flip Video といった満足度の高い製品は、どれもこれも自分がやりたかったことを簡単に、ストレスなく、正確に、きちんと最後まで成し遂げさせてくれるものばかりである。それらには共通して、使う人の心に訴える仕掛けや工夫が施されており、そうした心遣いはそもそも日本人が古来から持つ「おもてなし」という文化と意識に根付いているものであるという指摘には全く同感である。たとえば顧客満足度の高い航空会社として ANA がよく挙げられるが、この会社は自ら「おもてなし」を意識した広告をうっており、実際に顧客へのサービスと心遣いを高めようと努力しているのが随所でわかる。その結果、航空券は常に高くなりがちになるにも関わらず、絶大な信頼とリピート率を保ち、このご時世の中、航空会社としては非常にいいビジネスをしている。本書ではコンピューターや工業製品についての記述ではあるが、そうしたサービスに対しても通じる見方を提供してくれている。

    本書の冒頭でも著者が述べているように、第一章だけ読めば、本書で著者がいいたいことがすべてわかるようになっている。しかもその大部分が過去のブログのエントリーからの抜粋であり、しかも第二章は過去のアスキーへの掲載記事、第三章はおなじく月刊アスキーで掲載された対談をまとめたものであり、「ずるい」という気がしないでもないが、それぞれの章の中身が大変濃く、買って十分元がとれる内容となっている。第二章では中島氏が実際にマイクロソフトで働いていたときに、ビル・ゲイツの直下で Windows やインターネット・エクスプローラーを開発していたときのエピソードが数多く書かれており、「なるほどそうだったのか」と納得させられることが多い。また、第三章では西村博之氏、古川亨氏、梅田望夫氏という著名人との対談が掲載されており、どれもおもしろい。特に古川氏との対談は、マイクロソフトの黎明期から今までに至る歴史を垣間みることができ、過去30年あまりのコンピューター業界の激動が大変興味深く書かれている。この中で当初マイクロソフト内では Windows もインターネットも片隅でのプロジェクトであったという意外な事実が明らかにされているが、逆に言えば、そんなマイクロソフトでも時代の流れを読みながら、市場にて勝つための社員のベクトルを一方向に向けたビル・ゲイツの指導力とリーダーシップに驚嘆せざるをえなくなる。

    中島氏と古川氏の対談の中には他にも「上を見て」仕事をする人と「天を見て」仕事をする人という二通りの人々を紹介しているが、これも自分の心に響いてきた。「上を見て」とは上司の顔色を見ながら仕事をすることで、仕様書の通りにものを作る人のことであるのに対して、「天を見て」仕事をするのはお客様のためにいい仕事をする人のことだという。中島氏自身はまさに「天をみて」仕事をする人で、たとえ上司がビル・ゲイツであろうとあくまで自分の意志に徹して顧客志向で行こうとし、ついには自分の会社を興すというのも潔い。

    コンピューター業界に勤める人にはぜひ勧めたい秀逸の本である。

  • Think on your feet

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    職場での会話中に習った表現。”Think on your feet” とは、その場その場で臨機応変に柔軟に考え、対応していくことだという。

  • 英語の話

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    仕事でイギリスに来て、お客さんとこちらの代理店の人々にあったのだが、面白い話を聞いた。 

    つい先日、イギリスでは、トイレのことを loo ということを知ったが、この表現がどこから来たかという質問をしたら、代理店の人が次のような話をしてくれた。 

    もともとフランス語で水を表す言葉が「ルー」だった。昔トイレのないころは、バケツに用を足して、窓から「ルー」と叫びながら中の水をまき捨ててたが、その「ルー」がイギリスに入ってきて、loo とつづられるようになり、今ではトイレをあらわす言葉になっているのだそうだ。(そんな生活習慣だったから、疫病がはやりやすかったのだろう) 

    ところで、同じ英語でもイギリスとアメリカでは結構違うものがある。 

    トイレ: restroom / bathroom (US), toilet / loo (uK) 
    ごみ: garbage / trash (US), litter (UK) 
    エレベーター: elevator (US), lift (UK) 

    また、発音が違うものも結構ある。 

    tomato: トメイトウ (US), トマト (UK) 
    beta: ベータ (US), ビータ (UK) 
    schedule: スケジュール (US), シェジュール (UK) 

    今回の訪問先は、ヨークシャー地方の工場だったが、現地の人の英語がちっともわからなかった。同行した B 氏に通訳してもらわなければならなかった。

  • Don’t look a gift horse in the mouth

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    何かある提示やプレゼントを受けたときに、そのまま素直にもらっておくのがよいという英語の言い伝え。アメリカでもイギリスでも通じる表現らしい。

    元々は馬が高価で、プレゼントとして非常に貴重な意義深い意味を持っていた時代に、人々が馬の歯を見て成長の具合いや質を見極めていたことから来るらしい。そこから転じて、なにかプレゼントやオファーを提示されたときは、あれこれと詮索するのではなく、素直に受け取るのがよいという教えとなっているそうだ。

    日本語で似たような表現やことわざがあった気がするのだが、思い出せない。

  • Bumper Sticker

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    Farmers’ Market で次のようなバンパーステッカーを見つけた。

    CLINTON AND MONICA
    W AND IRAQ
    WHICH IS HARDER TO SWALLOW

    このブースでは、現政権に批判的な人がこのようなステッカーをたくさん売っている。自分の車に貼ろうとは思わないが、見ているだけで面白いものはたくさんある。