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全体としてよりエネルギーを消費するようになった電化製品

電化製品が全体としてより多くのエネルギーを消費するようになってきているという記事が、ニューヨーク・タイムズで報告されている。

Plugged-In Age Feeds a Hunger for Electricity
http://www.nytimes.com/2009/09/20/business/energy-environment/20efficiency.html?_r=1&th&emc=th

記事によると、冷蔵庫やエアコンなどの個々の電化製品のエネルギー効率は良くなってきているものの、昔に比べて人々が持つ電化製品の数が増えていることと、液晶やプラズマを使った大画面テレビが従来のブラウン管のテレビに置き換わったり、子供たちが XBOX や PlayStation 3 をつけっぱなしにしたりすることで、家庭での全体としての電気使用量が増える傾向にあるという。

確かに自分の身の回りでもいろいろな電化製品や PC 関連機器が蓄積してきている。個々の製品を考えても、もはやデスクトップ PC を使わなくなったから、ブラウン管とデスクトップ PC という組み合わせに比べてラップトップの方が遥かに消費電力は小さい。しかしその間に iPod や iPhone が増え、NAS も加わりしかもこれは通常常時電源オンにしている。プリンターもネットワーク対応なので、電源を入れっぱなしにしたくなる気に駆られるが、これは今のところこまめに電源を落とすようにしている。

うっかりすると、電気を使いっぱなしになりがちな今日この頃、気をつけなければと思った。

日本科学未来館

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お台場にある日本科学未来館に行ってみた。前から興味があったのだが、今回の訪問の主目的は、「地球と宇宙の環境科学展~消えた生き物の謎と秘密~」という特別展で展示されている、復元されたネアンデルタール人である。

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このネアンデルタール人は、オランダで普段は死体から肉付けをして生前の姿を取り戻す仕事をしている双子の兄弟が、復元したものである。昨年の秋にアメリカでこの記事を読んで以来、実物が見たいと興味を持っていたのだが、日本で見られるとは思わなかった。

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普段は骨だけしか紹介されないネアンデルタール人だが、いざ肉付けされた写真をこうやってみて見ると、けっこうどこかであったことのあるような顔をして、親しみがわいてくる。化石と DNA 情報の両方から、復元を試みたということで、それなりに現実味はある。たとえば、白い肌と赤毛であることは、DNA 鑑定の結果からだそうだ。目の色をどうするか悩んで、兄弟は当初青にしたらしいが、青い目は人類において7000年前に発生したものらしいということで、急遽変更になったという。

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今回の特別展の目玉であるはずなのだが、恐竜や他の絶滅した生物に比べると、大変地味なひっそりとした展示になっていた。個人的にはもうちょっと目立つようにあつらえてもよかったのではないかと思った。

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ただ、やはり先カンブリア紀のアノマノカリスやティラノサウルスのほぼ実物大のロボットの展示は目立つし、子供たちもこれらを見て喜んでいる。特にティラノサウルスのロボットは迫力がある。そばで見ているとやはりロボットみたいなガクガクした動きにはなっているものの、顔が自分のところに近寄ってくると、それなりに怖い気分になった。

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もちろん、ロボットのように動いていなくても、大きな化石が静かに展示されているだけでも迫力がある。

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展示企画者が意図していたのかどうかはわからないが、モアとドードーが隣り合って展示されていたのには感動した。ドラえもんで「モアよドードーよ永遠に」を読んだことのある人なら、ピンとくるはずである。

マンガがらみで言うと、宇宙エレベーターや太陽光エネルギー発電の説明では、ガンダム00をつかって紹介されていた。

ナショナルジオグラフィックも絡んでいるので、各個人の祖先がどのような経路で現在地にたどり着いたかを教えてくれるジェノグラフィックプロジェクトに関しての展示もあった。このプロジェクトについての詳細はまた後日述べたいと思う。残念ながら、日本語での検査キットの配布が行われていないので、日本ではほとんど無名のプロジェクトだが、大変に面白いプロジェクトであるので、もっと広めてほしいと思う。著名人がテストした結果が展示されていたが、同じ日本人でもこれだけ違う結果が出るものかと、感心した。ある人のものは自分がやったときと同じような、中国の雲南地方出身を示すものだったし、別の人の結果は、彼女の祖先の多くがベーリング海を渡ってアメリカ大陸に進んでいったというものだった。

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常設展示では、子供たちが理科に興味を持ってもらえるような展示や案内が主体となっているが、大人でも楽しめる内容になっている。夏休みということで、家族連れが多い。しんかい2000や、H2 ロケットの模型、スーパーカミオカンデの模型や高エネルギー加速器研究機構 (KEK) での B 粒子実験など、最新の国家規模での研究や、調査の最新状況、および最新技術の展示がなされている。

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マーケティング的な見地からすれば、スーパーカミオカンデや、KEK での展示は、小柴氏や小林氏、益川氏のノーベル賞受賞につながった実験をもっと積極的にアピールした方が、集客効果が上がると思う。しかし一方で、彼らがノーベル賞を取ったのは他にも様々な研究成果や実験結果が積み重なった結果であり、特に何かの実験を際立たせて世間一般の人々にアピールするものでもなく、現状の展示の仕方で十分だという見方もとれる。

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ただ、子供たちに理科に対する興味と関心を高め、大人たちにももっと科学技術に対する積極的かつ肯定的な見方をひきつけるべきだという考えに立てば、ニュースなどの報道で話題になっていることをきっかけとして、お父さん、お母さん、および子供たちをひきつける要素がもっとあってもいいのではと思った(そういう意味では、宇宙エレベーターと太陽光発電のところでガンダム00が使われているのはいいアイディアだと思う)。

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帰りは、フジテレビ前の空き地にて、ススキとコスモスを見ながら、秋の気配を感じた。このあとでガンダムを見に行ったが、それはまた別のエントリーに欠くことにしよう。

電気自動車は温暖化ガス排出量がゼロである?

これは単純にそうともいえないだろう。というのも、こういった自動車は電気の供給を受けなければならず、電気自体が化石燃料を燃やして生成されている限り、二酸化炭素は発生している。すなわち、電気自動車を走らせているから、地球温暖化ガスの排出がゼロになっているという風にはいえず、実際には供給を受けた電気を電力会社が生成するとき発生した二酸化炭素がかならず存在するはずである。

そう考えて自動車メーカーの広告を見ると、確かに気を使っていることがわかる。

例えばこのサイトでは、「走行中の CO2 排出 0」と書いており、あくまで走行中であることを強調している。メーカー側も上述の事情は理解しているようで、

発電から充電までのCO2排出量は含まれておりません。

とわざわざ注意書きで書いている。

現在のガソリンエンジンを利用したときに発生する二酸化炭素のように比べると、こうした電気自動車が発電や充電も含めたすべての過程で発生する二酸化炭素はかなり減るのかもしれない。しかし、ときどき電気自動車に乗り換えれば、二酸化炭素の排出量がゼロに抑えられるかのような主張を見かけるので、注意しなければならない。温暖化ガスの排出を抑えるという点においては、電気自動車はまだ発展途上の段階であり、もっと別のエンジン機構も必要だという認識も持った方がよいと思う。

Category: Eco  2 Comments
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