iTunes Store(Japan)

  • Outlook でメールアドレスを表示させる方法

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    企業のメール環境では、Exchange サーバーに Outlook がつながって、メールのやり取りがなされるというケースが大変多いわけですが、そんな場合は、Outlook で宛先や差出人のところの表示が名前になってしまい、メールアドレスが隠されてしまうことが多々あります。そうなると困るのが、そのメールアドレスをどうやってコピーして、ほかのたとえばウェブアプリやオフィスアプリにペーストするかということです。

    メールの署名欄にメールアドレスが書かれていれば、そのテキストをコピー&ペーストで解決できますが、必ずしも署名欄にメールアドレスがいつも書かれているわけではありません。

    この問題、実は大変多くの人々が悩まれているのではないかと思って、英語と日本語でググってみましたが、解決策が見つけられませんでした。

    しかし、何気なくやってみた操作で解決できることがわかりましたので、ここに書いておきます。Outlook 2007 での設定ですので、ひょっとすると違うバージョンでは動作が異なるかもしれません。

    まず、Outlook 上で、該当メールの「宛先」や「差出人」欄の名前を右クリックします。


    「メールの送信」を選びます。


    そうすると「無題」の新規メッセージが表示され、「宛先」の欄にメールアドレスが表示されます。これを、コピーしてしまえばよいわけです。

    ただ、注意すべき点は、ある一定時間が経つと、この表示が再び名前だけになってしまうことです。したがって、素早くコピーしなければなりません。

    他には、ヘッダー情報を見せるように設定したり、Outlook が勝手にメールアドレスを人命にしないようなツールを導入したりというような方法もあるようですが、このやり方が一番簡単ではないかと思います。

  • ビジネス分野への進出が本格化しているアップル

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    ニューヨーク・タイムズで、アップルのビジネス分野への進出が記事になっています。

    Once Wary, Apple Warms Up to Business Market
    http://nyti.ms/v3sMAx

    元々は教育用や、グラフィック分野でのマックの使用率が高かったのですが、一般的なビジネス分野では圧倒的に Windows の市場占有率が高く、マックはもっぱら一般消費者向けとされる時代が長く続きました。

    しかしながら、2007 年の iPhone および 2010 年の iPad のリリースにより、そのような認識が崩れつつあります。たとえば国際線に乗るときに空港で見られる携帯電話は、以前なら圧倒的に Blackberry が多かったのが、ここ数年は急激に iPhone を使用する人が増えています。また、航空会社では、操縦士が今までの分厚いマニュアルをコックピットに持っていくのをやめ、iPad を持っていくようになったりというような使われ方も見られています。

    個人的にも、ビジネスにおいて iPad を「こうやって使いたい」という活用方法を思い描いている人を良く見かけるようになったと思います。

    また、マック自体もソフト開発者が好むマシンとして急速に広まっています。Mac OS X がマックの使いやすい UI を持っているのはもちろん、UNIX コマンドが使えるから従来の開発環境を豊富に活用できるし、Windows も載せられるということで、開発およびテスト環境として申し分ありません。

    記事では、Tim Cook CEO が舵取りを行うにあたって、今後よりビジネス顧客の声を聞いていくのではという含みを持たせていますが、そうならざるを得ないのではと思います。

  • 藤子F先生が亡くなられたときの喪失感に似た、スティーブ・ジョブズの死去

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    今まで直接会ったことのない人の死で、一番衝撃的でそのあと何日間もその衝撃が心にいつまでも残っていたのは、藤子F先生でした。幼稚園のころから楽しみにしていた、ドラえもんのポケットから次に何が出てくるかという期待が、もうこれ以上できなくなったと思うと、本当に悲しくなって、大学院生だった当時、ふと先生が亡くなったということを思い返しては泣きそうになってしまう日々が何日か続きました。

    別にアップルの熱狂的な信者だったわけではありませんが、日常生活において、アップル製品を使わない日はもはやなくなってしまった今、スティーブ・ジョブズが亡くなったという事実は、自分の中で藤子F先生が亡くなった時と同様な衝撃で、心のどこかに何か空白ができたような思いがします。

    藤子F先生が亡くなってから、ドラえもんのポケットから新しい道具が出ることはなくなってしまいましたが、スティーブ・ジョブズが亡くなってもアップルは今後新製品を出し続けるはずです。ただ、スティーブ・ジョブズという総監督が亡くなった今、アップルから出される作品は今後どうなってしまうのだろうかという疑問はやはり抱かざるを得ません。

    ドラえもんの道具といえば、小学四年生ののび太が説明書などなくても簡単に扱える夢のようなハイテク機器なわけですが、世界中でアップルがもっともそれに近い製品を出し続けてきて、しかもそれが iPhone や iPad でますます洗練されてきていたと思います。そんな製品開発を率いてきたトップの死というのは、自分の中でドラえもんの生みの親が亡くなった時の喪失感と極めて近いものに感じられます。

    出張で滞在中のフランスでもニュースで大きく取り上げられていました。昨日行われた次期大統領選のための各候補による討議という大きなニュースがあったにもかかわらず、この報道を抑えて、スティーブ・ジョブズ死去のニュースがトップで扱われ、5分以上にわたって報道が続いていました。


    また、フランス版の Google でも、スティーブ・ジョブズの死を扱うページに飛ぶリンクがついています。


    ニューヨーク・タイムズの Google ガジェットも、一時期この話題で埋め尽くされました。


    以前、スティーブ・ジョブズ自身が、壇上に現れて、自分の死のうわさを冗談半分に否定したことがありましたが、今回もそうであってほしいと心のどこかでおもってしまっています。

  • コンピューター従事者が使う言い訳

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    コンピューターを使って仕事をする人がどんな言い訳をして、仕事をさぼっているかをまとめた図があります。

    REASONS WHY PEOPLE WHO WORK WITH COMPUTERS SEEM TO HAE A LOT OF SPARE TIME
    http://www.dvorak.org/blog/2011/09/21/the-computer-dilemma/

    ただ、コンピューターの性能が上がり、処理能力が速くなり、ネットワークスピードも良くなっている今、昔ほど「コンパイル中」とか「レンダリング中」とか、「アップロード中」とかいうような言い訳は聞かなくなっている気がします。

  • 走った軌跡により出来上がったアップルロゴ

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    スティーブ・ジョブズへの感謝をしようと、東京都心を走ってその走った軌跡を iPhone の GPS によって記録し、アップルのロゴを描いた人がいます。

    スティーブ・ジョブスへの感謝を込めて〜iPhoneのGPSと2本の足で東京に描いた巨大なアップル・ロゴ
    http://a.excite.co.jp/News/apple/20110827/TouchLab_2011_2_3213.html

    この暑い中、東京都心を 21 キロ走ったその根性は見上げたものがあります。

    それにしても、道が複雑に入り組んだ東京都心だからこのようなロゴが描けるのではないでしょうか。これが例えばニューヨークのマンハッタンあたりだと、道路が碁盤の目に整備されていてこのような軌跡を描こうとすると荒い精度の絵になってしまうでしょう。

    RunKeeper – FitnessKeeper, Inc. というアプリで走った軌跡や走行距離や、平均速度、燃焼カロリーが出ます。

    RunKeeper - FitnessKeeper, Inc.

  • ハードしだいでは行けるかもしれない webOS

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    HP が最近 PC 部門を分離するという発表をしていますが、そんな中興味深い話題が出ています。なんと、HP が持つ webOS というモバイルコンピューティング向け OS を、iPad 上で動かすと、2倍速くなるそうです。

    iPadでは2倍高速になった『webOS』の悲劇
    http://bit.ly/ngiNOb

     

    HP のタブレット PC が全く売れていないということですが、このようなハードウェアを使っていたら、違った結果になっていたかもしれません。実際、PC 部門の切り離しを発表した後、HP は webOS について何も触れていません。個人的には Palm を昔使っていたので、ちゃんと動く webOS 端末を一度は使ってみたいと思います。

  • 赤外線サーモグラフィを使った暗証番号の盗みどり

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    ATM で人々が暗証番号を入力した後の温もりを利用して暗証番号を盗み取るという新たなテクニックが懸念されています。

    Better ATM skimming through thermal imaging
    http://www.theregister.co.uk/2011/08/18/thermal_imaging_atm_fraud/

    従来あった、カメラで人々がキーパッドに入力する様子をとらえて、暗証番号を盗み取るという手法は、カメラにキーパッド入力の瞬間を収められなければ意味がないわけで、例えば後ろから取られないようにするために入力する時の体の位置を工夫するとか、入力するところの周りをついたてで囲うとかいうような対策である程度防げます。

    これに対して、赤外線サーモグラフィを使う方法は、利用者がその場を去った後でもキー入力の際に触られた表面が熱を持っているため、この表面を赤外線サーモグラフィでとらえてしまえば、コンピューターで解析することによって、入力された4桁の数値どころか、その順番までわかってしまうようです。

    たとえ、順番がわからなくても、4桁の数値さえわかれば、順番はその4つの数字の順列になるので、4の階乗、すなわち 4 x 3 x 2 x 1 で、24通りにまで絞り込めます。これは、9 の階乗に比べて遥かに小さい数なので、コンピューターで解析すれば瞬時に照合できてしまいます。

    論文を見ると、実際の赤外線サーモグラフィでとらえられた画像が出ていますが、カラーマップで一目瞭然ともいえるほど、どのキーが押されたかがわかってしまいます。

    今後は、暗証番号を入力した後、お金が出てくるのを待っている間に、適当にキーパッドをさわって、どの数値を入力したのかわからないようにしておくのが良いかもしれません。

  • Google Android の本領発揮分野

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    グーグルの Android は主に携帯電話で多く使われていますが、オープンソースであることと、様々なハードウェアメーカーが関与していることを考えると、スマートフォン以外のむしろこういった使い方のほうが本領を発揮できるのかもしれません。

    wimm wearable android module
    http://www.designboom.com/weblog/cat/16/view/16015/wimm-wearable-android-module.html

    WIMM ラボというところが、WIMM プラットフォームなるものを提唱しており、Android を載せた1平方インチ、すなわち 2.54 cm x 2.54 cm のタッチスクリーンをもつデバイスをいろいろなことに使おうと提案しています。腕時計、キーホルダー、万歩計、観測機器、その他色々と応用は考えられます。上記のサイトでは、携帯機器として、腕につけたり自転車につけたりと、モバイルデバイスの位置づけをしていますが、より応用させて、家電などの組み込み機器にも利用できるのではと思います。

    たとえばつい最近体脂肪率が測れる体重計を買ったのですが、こういう装置にも Android を載せることがかんがえられます。すなわち、測定ごとにその記録をセーブしておいて、グラフで表示させる機能とか、WiFi 経由でネットにつないで、平均身長と平均体重からどのくらいかけ離れているかを表示したり、さらには食事のデータと連携させるとか、SNS と連携させてダイエット仲間を増やすとか、いろいろな応用ができます。

    ネット接続の冷蔵庫なども出ましたがなんだか的を外したようで、あまり売れませんでした。原因はいろいろとあるのでしょうが、一つには Windows ベースのOS を載せていたということもあるのかもしれません。Windows は、デスクトップコンピューティング向けの OS として発展したものの、それ以外の分野での使用には根本的に向いていないということなのかもしれません。Windows Mobile を載せた携帯電話をちょっといじってみても、無理矢理小さなデバイスに Windows を載せてもあまり使いたいという気になりません。

    組み込み用としては、TRON が幅広く使われていますが、ITRON や eTRON などどちらかといえば裏方的な使われ方でした。携帯電話や家電や測定機器やカード読み取り機など幅広い分野で使われてきた TRON ですが、一般の人々はトロンのトの字も知らないわけで、TRON といわれて思い浮かべるような画面も思い起こしづらい結果になっています (もっとも、スマートフォンユーザーが Android を知っているかといえばそうでもないのと事情は似ているのでしょうが)

    象徴的な出来事としては、ITRON を載せた携帯電話が「ガラケー」と称され既に取り残された感が出てきて、急速に Android ベースのスマートフォンに置き換えられていることです。TRON と Android の決定的な違いは、ユーザーインターフェースで、Android を載せた携帯電話の方が使いやすいということで、幅広い年代からの支持を得るようになっています。この流れで行くと、今後は今まで TRON が使われていたところに Android が置き換わっていくということもあり得るかもしれません。たとえば、切符やチケットの自動販売機が TRON ベースのものから、タッチ操作の相性が良い Android ベースに置き換わるということは今後大いに考えられます。

    特に、モトローラ・モビリティを買収したグーグルはこういった分野への進出にますます有利になっているわけで、そう考えると Android を現在のオープンな仕様から非公開のブラックボックスへと移行することはそうした可能性を狭めてしまう可能性があるのではないかと思います。

  • グーグルによるモトローラの買収

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    グーグルがモトローラ・モビリティを買収するというニュースが飛び込んできました。

    Google to buy Motorola Mobility for $12.5B
    http://news.cnet.com/8301-1035_3-20092362-94/google-to-buy-motorola-mobility-for-$12.5b/

    元々モトローラという会社は A/D 変換と呼ばれる、アナログ・デジタル変換技術が優れていた会社で、アナログ信号をデジタル変換し、デジタル処理するユニットの製造には定評がありました。実際にそうした技術的バックグランドを持つためかモトローラ製の携帯電話の音はすばらしく、アメリカにいた時に最初のノキアの携帯電話からモトローラの Razr に切り替えたら、段違いに落ちが良くなり、通話しやすくなりました。

    そんなモトローラも携帯電話市場でのポジショニングはだんだんと苦しくなってきていて、Android 対応の Droid シリーズを出していましたが、Samsung や HTC のような勢いは感じられませんでした。

    そのような状況にあったモトローラをグーグルが買収するというのはとても興味深いです。

    まず、グーグルが携帯電話用の OS のみならずハードウェアも持つようになり、これでようやくアップルのようにソフトとハードの両方を自社開発できるようになったわけです。これにより、グーグルは Android を自社製端末用に思う存分最適化できるわけで、アップルのようにソフトとハードを一体化した開発を行うことで、他社がマネできないような製品開発ができるようになります。こうなると映画監督のようなスティーブ・ジョブズが絶大な決定権を持つアップルのやり方と、合議制で決まっていくグーグルのやり方がどのように市場で生き延びていくかの比較が俄然面白くなってきます。

    また、モトローラの持つハードウェア技術と、グーグルが持つソフトウェア技術が融合した結果、携帯電話のみならず新たなガジェットが世に出てくるのではないかという期待を抱かずに入られません。たとえば今までは大しておもしろくなかったラジオのデジタル化が、今後はグーグルによって新たなコンテンツを伴ったおもしろいものになるということも考えられます。

    もともとモトローラも日本の電機メーカー各社も携帯電話が出始めた初期の頃は圧倒的な強さを持っていたわけですが、昨今はその勢いは完全になくなってしまい、日本の各メーカーも単独では携帯電話事業が継続できなくなってきています。モトローラがグーグルに買収されるとなると、日本メーカーの立場はますます厳しくなるのではと思います。

  • アポトーシスによる生と死の説明

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    ヒトはどうして死ぬのか―死の遺伝子の謎 (幻冬舎新書)を読みました。著者の田沼氏が細胞および遺伝子レベルから死や病のことについて論理的にわかりやすく説明しており、非常にわかりやすくためになる本です。

    著者はまず「アポトーシス」という細胞の自殺を最初に説明した上で、最初は仮説でしかなったこの考え方を1970年代から1980年代にかけて少しずつ脚光を浴びるようになってきたと解説し、最近ではこの考え方を積極的に取り入れることで病気の解明や、生物の成長、さらには性と死についてもこの考え方から納得のいく説明ができると書いています。

    たとえば、エイズは

    「アポトーシスを忘れた」 HIV ウイルス感染細胞が正常なヘルパー T 細胞に死のシグナルを送り続け、「アポトーシスを異常に促進する」病気であるととらえることができます

    としています。すなわち、細胞レベルの死をめぐるせめぎ合いがエイズという病気であるというわけです。

    後半では、ゲノム創薬についても説明しています。これは病気の原因となるタンパク質の構造をもとに、タンパク質の動きを止めるような医薬品を開発すれば、従来のように様々な物質を化合して場当たり的に確率論的に薬品開発を行うよりも、決定論的に確実に病気が治る医薬品を開発できるものです。いわば個人個人の病気の事情や身体の特性に会わせて、特定の病気を治療するためにあつらえられたテイラーメードの薬の開発とも言えるものですが、この開発でもアポトーシスの概念が役に立つということです。たとえば、ガンという病気は、ガン細胞が死を忘れるようになるという点で、細胞のアポトーシス異常であるととらえられます。そこで、このアポトーシスの正常な働きを止めさせるタンパク質がどのような構造をしているかを見極められれば、そのタンパク質の動きを止められるような化合物をコンピューターによるシミュレーションで設計できればよいわけです。

    この本を通して、より深くアポトーシスについて勉強してみたいと思うようになりました。