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  • アンティーブのピカソ美術館

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    家から歩いていけるピカソ美術館に行ってきました。


    元々はモナコを治めていたグリマルディー家の城で、アンティーブ市が買い上げて博物館にしていたところを、市がピカソにアトリエとして使うことを許し、やがてそれがきっかけでピカソ博物館になったというものです。


    彼が手がけた絵画、彫刻、陶器など、数多くの作品が展示されています。また、彼が城に住んでいた当時の写真も多く展示されています。


    面白いと思ったのは、魚や以下、タコ、貝など多くの海産物が描かれていることでした。とくにウニの絵が多く見られたのには驚きました。


    ピカソ以外の他の人の展示もありました。こんなに近くで、充実した美術館が一人6ユーロで入れるので、お得です。

  • 生け花に初挑戦

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    生け花に初めて挑戦してみました。


    幼稚園および小中高と、授業で学んだ絵画と違って、三次元空間上に、X、Y、Z 軸方向を考えながら、茎や枝を配置していきます。様々な角度から眺めて、色と形状を吟味しながら、各花や葉の特性を生かしてバランスを整えていくようにしました。


    普段仕事がら、三次元データをコンピューター上で扱っているので、立体的な空間の使い方を意識するようにしました。また、一本だけの木だと日立の有名な木のように自由に縦と横の両方向に葉が伸びていくが、木が密集している森のようなところだと、葉が縦方向に伸びていき、一本一本の木は細長く上に伸びるような格好になるというような、小学生の頃に習った植物の成長の特性や、中学校の美術の時間で習った色の補色関係などを思い出しながら、葉の方向を整え、軽い色は上方向に、暗い色は下の方に並べるようにも意識してみました。


    出来上がってみると先生に「男性的でダイナミックなできばえですね」とほめてもらえました。ちょっと下の方が混雑した感じだったので、若干葉っぱを切り落としてもらい、すっきりと整いました。きっと花を最初に渡された時の、先生のアドバイスがよかったのでしょう。先生の手直しもほとんどなく、完成しました。


    一方、妻の方は葉っぱの曲線と涼しげな色合いの花とがうまくマッチして、全体として夏にふさわしい作品となりました。アメリカにいた時に少しやっていたのが功を奏しているのでしょうか。


    残念ながらスペースの関係で、家に帰ってからこの写真のように伸びやかに二つの作品を配置することはできませんが、なんとか花瓶にさして飾りました。

    普段と違う感覚を使い、新鮮な体験を味わうことができました。各自の自由な発想を活かす小宮先生の指導が好評なようで、午後の時間を二部に分けて開催されていました。戸塚で月に一回開催されているようです。

  • 盛り上がりに欠けるお祭り

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    Mountain View 市では、年に二回、5月と9月にワインと芸術にちなんだ催し物が開かれる。といっても、ほかの周りの市でも同じように年に二回 Art & Wine Festival なるものが開催されるので、それ自体が特に珍しいという訳でもない。

    気になるのは、年々このお祭りの規模が小さくなっていることである。4、5年前は、様々なブースでいろいろなアーチストたちが、北は Central Expressway、南は El Camino Real まで、Castro Street をすべて埋め尽くして、いろいろなものを売ったり、展示をしたりしていた。

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    ところが、今回行われたものは、市庁舎から El Camino Real の間のブロックががらんとしている。かつては歩行者天国になっていたこの区画にも車が自由に出入りできるようになっている。去年もブースの数が結構減っていたが、ここまでではなかった。

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    昔はウェブサイトでの案内もそれなりに気合いが入っていたものだが、今訪れてみると2008年の秋の開催を案内する情報しかない。

    このあたりにも不況の影響が見られているのだろうか。

  • Is this art?

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    中国の兵馬甬で、人体像にまぎれてじっと立っていたドイツ人が中国当局に捕まったというニュースが流れていた。彼によると、芸術として表現していたのだという。

    不可解なのは、中国人に混じってドイツ人がそこに立っていたら、いくら背の高さは同じくらいでも (人体像は大体皆 190cm くらいあるというので、背の高いドイツ人がここに立っていても違和感がないだろう) やはり顔立ちは違うのですぐにばれそうなものである。

    先日訪れたミュンヘンのマリエン広場でもやはり銅像のパフォーマンスをしている女性がいた。このパフォーマンス、ちょっとしたブームなのだろうか。

  • Preserving paintings for next generations

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    昼休みに同僚の M 氏から、彼の妹の仕事について聞いた。彼女はボストン美術館で絵画の保存・保護に勤めているのだというが、そのプロセスが興味深い。

    何百年にも渡って代々伝えられてきた絵画は、展示されている間に劣化してしまう。美術館内の光や人々の呼気から発せられる湿気が化学反応起こし、当初の色合いや艶、量感などが年月を経て変わってしまう。また、他の美術館にて一時的に展示する場合などには、どうしても輸送に伴う物理的なダメージも発生してしまうだろう。

    こうした絵画を修復するにあたって、気をつけなければならないのは、現在ある物質や着色技術が何百年と保たれるとは限らないということである。すなわち、現在世の中にある石油化学製品は、長い年月を経てどう変化が生じるかということが検証されていないのである。したがって、修復作業をするにあたっては、その作業が未来の進んだ技術によって置き換えられるようにアンドゥ、すなわちやり直しが出来るようにするのだそうだ。これは想像力と忍耐力の勝負になるのではないかと思った。

    つまり、これまでの統計から、過去何百年に渡って使われた塗料や油脂がどのように化学変化を起こしてきたかを見積もることはできる。しかし、今後未来に渡って現段階で存在する物質を使うとその効果が将来どうなるかということはある程度勘が必要とされるだろうし、言い換えれば、描かれた時点での絵画の状態と、現段階との差分をとることはできる。しかしその差分を埋め合わせる作業を現在の技術で行ったとしても、今後それがどう変化していくかは、まさに想像力を要する。また、近年行われた修復作業がこれまでの間にどんな変化を起こしてきたかを調べるという忍耐力を要する作業も必要だろう。

    しかし逆に言えば描かれた当時の画家の筆づかいや癖を見抜いて、それを再現させ、未来の人々にもそれを伝えるというのは興味深いし、崇高な作業であるともいえる。そう考えるとこうした人類全体で共有できる資産を大切に保存・保守しようとしている人々には、敬意を抱かざるを得ない。