残念ながら、先週の日曜日から行方不明となっている友人が、遺体となって発見された。
Body of missing abalone diver identified
http://www.pressdemocrat.com/article/20081118/NEWS/811180378
全く不運だったとしか言いようがない。だが、ここで我々が学べる点があるのではないだろうかと考えてみた。
- アワビを採ったときに入れる網袋は使うべきではない。海藻に絡まる恐れがある。フロートを使うべき。
- 何かトラブルがあったら、ウェイトベルトをすぐに外して捨ててしまう。
- 波が高い海には入らないようにする。
ここ二十年ほどの間、ダイバーが海藻に絡まってなくなるという事件はなかったそうだ。現在 Jonathan の解剖が進んでいるはずだが、もし彼の死因が海藻に絡まったことによる溺死だとすると、今年だけでこれで三人目となる。
彼からはアワビをとる際の注意点や、さばき方、調理の仕方などを教わった。潜水経験が豊富なそんな彼でもこういう目にあってしまうのかと思うと、本当に残念でならない。彼が身をもって、改めて海の危険性と命の大切さを我々に教えてくれたのだと考えたい。
お悔やみ申し上げます。
一年ぶりとブランクがあり、減圧症になってから初めての海であり、さらには先週末に友人が行方不明になるという事故があった矢先であるにも関わらず、アワビとりにいってきた。陸上は気温が程よく高くなり、風もなく非常にすばらしいコンディションだったが、海は結構波が高かった。そのためか、砂が舞い上がっているようで、透明度は悪く、なかなかアワビを見つけることができなかった。
ようやく7インチぎりぎりのものを一個捕まえて、日が暮れそうになったので終了してかえってきた。日没後、1時間半くらい発った6時半にマイナス1フィート以上潮が引くので、日暮れ時になればなるほどとりやすくなるかとおもわれたが、実際にはそうでもなく、浅い所では波が邪魔して姿勢を制御しづらく、アワビを発見しても採れなかった。かえって深いところの方がとりやすかった。まあ久しぶりということで、深追いはせず、一個とれて万々歳ということにして、切り上げてきた。
かえった早々刺身にして醤油をつけて食べたが、これがまた非常においしかった。
今週の日曜日から、アワビとりに出かけた人が行方不明になっている。
Abalone diver missing near Fort Ross
http://www1.pressdemocrat.com/article/20081110/NEWS/811100400
実は彼とは3年前に一緒にアワビとりにいって、いろいろとお世話になっている。とりにいったときも器材を親切に貸してくれたし、帰ってきてから一緒に食べるときも、貝からの身の取り方とか、ウニの処理の仕方とか、いろいろと教えてくれた。
残念なことに、今日の時点では彼の行方はまだわかっていない。
Still no sign of missing abalone diver
http://www.pressdemocrat.com/article/20081112/NEWS/811120284?Title=Still_no_sign_of_missing_abalone_diver
海というのは本当に怖いものである。慢心があると、その心の隙を襲ってくるかのようで、見透かされているかのような気さえする。
彼の無事な帰還を願いたい。
Santa Rosa 方面に在住の同僚から、昨日の地元の新聞にアワビ採りをしていて、海草にまかれて死んでしまう人が出ているという記事が出ているのを教えてもらった。
Kelp makes diving deadlier
http://www1.pressdemocrat.com/article/20080929/NEWS/809290304#
今年は海草の生育が例年にないくらいよくて、すでに二人の人たちが海草に絡まる事故で亡くなっているのだという。1987年から合計で71人の人々が亡くなっているが、海草に絡まってなくなるのは今年発生した二件だけらしい。すなわち、それくらい今年の海草の生育がよく、太く絡まりやすい状態になっているのだという。
特に注目したいのは、そのうちの一人は、Stillwater Cove という、いつも自分たちが潜っている場所で海草に絡まっているということである。もっとも Stillwater Cove といってもいくつかポイントはあるので、まったく同じ場所であるとは断言できないが、それだけ危険な状態になっているということは肝に銘じておいたほうがよさそうだ。
4月になったので、アワビとりができるようになった。しかし今年からルールが変わっている。
最大のポイントは、とったアワビに対して、陸に上がったらすぐにタグをつけなくてはならないことである。このタグは、今まで通りに Abalone Card を買うと、そのカードの下の方についてくるものである。これを下から一枚一枚はがし、今までと同様に上の部分にとった日付と場所を書き、番号下二桁が合致するタグに同様の情報を書き、それをアワビ一つ一つにつけなくてはならない。これを行っていないアワビがみつかったら、その場でお縄ちょうだいとなる。
くわしくは、YouTube のビデオで参照できる。
また、下記のサイトに PDF ファイルへのリンクもある。
http://www.dfg.ca.gov/marine/index.asp
ちなみに今度の候補日としては、5月10日の土曜日が良さそうだ。午前10時頃に潮が -1 フィート下がるらしい。

日曜日、日帰りでアワビとりににいってきた。今回は Stillwater Cove という Sonoma County 内のポイントに行った。事前にこのサイトにて、下調してみたところ、いつもいく Mendocino よりもアワビが確実にとれそうだったので、こちらにしてみた。
結果的には、この判断は正しかった。波が高く、透明度も悪いなか、たくさんのほどよく成長したアワビを発見することができた。
しかし、最終には困難を極めた。水面から水底が見えないため、いったん2mから3m潜って、そこにはいつくばってからアワビを探さなくてはならない。そのために息をこらえる時間がどうしてもアワビ発見までにとられてしまい、いざアワビを発見しても息が続かないということがあった。すなわち、何個かあともう少しでとれそうというものがあったが、ぺったりと岩にくっついたアワビがなかなかとれず、その間に息が続かず水面に引き替えさなければならないことが結構あった。また、透明度が悪いため、一度発見したアワビを見失ってしまい、二度と同じアワビに巡り合うことができなかった。おまけに波が荒らいため、油断すると岩にぶつかりそうになったり、沖に流されたりしかねない。さらに、水面にプカプカ浮いていると、その上下左右の動きにより、乗り物酔いにあったような気分になってくる。
そんな中、一つのアワビを取れたのは、幸いである。持ち帰って、薄くスライスして、刺身にしたり、ソテーにしたりして、美味しく頂いた。参加者の一人の M さんが、肝を醤油と酒で和えてくれたが、これがまたおいしかった。さらにアワビ雑炊の味は最高だった。
水温は14度と前回とくらべると暖かかったような気がする。しかし、風が結構あり、それが陸上では体温を奪うと共に、海上では波とうねりをもたらしていた。
2週間後の11月4日は、今度は満月になるので、出来れば泊まりがけで行ってみたい。