iTunes Store(Japan)

  • バーチャルリアリティー体験

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    出張先でバーチャルリアリティーを体験してきました。床と壁二面から構成された三次元画像が、微妙にぼやけた画像を映し出し、その中の空間に特殊なゴーグルとコントローラーを持って入ると、自分があたかもその空間にいるような体験ができるというものです。


    これはマジですごいです。どれくらいすごいかというと、本当に自分がその異次元の世界に行ったような錯覚を覚えて夢中になってしまって、自分が実はその狭い空間にいるのにもかかわらず、画面上に映し出される延々と広がる世界に入り込んでしまったように思えてくるくらいです。ちょうど、夢の中で不思議な体験を無我夢中で味わうような感覚です。


    どこかの国の軍隊の人たちが視察に来て、実際の兵士の一人が体験して、あまりにも夢中になって見ていた他の人たちに攻撃していったというくらい没頭してしまいます。

    案内してくれた人によると、とある一人を除いて体験した人全員が、部屋を出てくるときに十分偉いものを見たという興奮したような素敵な笑顔を見せるということを語ってくれました。その一人の人は、画像に酔ってしまって部屋を出たとたんに吐いてしまったといいます。実は自分で体験した時も、慣れないうちはこれは要かもしれないとも思いました。

    現在丸一式の設備と装置が 2 百万ユーロ、すなわち日本円で2億2千万円もする大変高価なものですが、数年たって値段が下がってくると、様々な業務・作業で使われるようになり、やがて家庭用ゲームにも入り込むのではと思います。

  • Google Body Browser

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    This is a lot of fun!
    http://bodybrowser.googlelabs.com/body.html#

    You need the latest Chrome. Inside the address field, type “about:flags”, click on “Enable” in the WebGL section, and restart Chrome.

  • オーバースペックになりがちな日本製品

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    下記サイトにおいて、ちきりんさんが日本の商品がオーバースペックになりがちな理由を考察しており、大変興味深いです。

    日本商品がやたらとオーバースペックである理由
    http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1008/02/news009.html

    一言で言えば、イノベーションが起こせないために既存商品や既存技術に頼った延長線上でしか、開発が進まなくなってしまっているという指摘です。

    これは、もっともな指摘だと思います。

    製造業の現場でよく見られるのが、既存製品をベースにして、バージョンアップやグレードアップがなされていると言うことです。設計データや図面データは過去に作ったものを「流用」して、品質をよくするか、機能を加えるかという「製品開発」がすすみます。このやり方では、革新的な製品を世に送るという課程が欠けてしまっています。

    また、通常はある商品が売れるとわかると、複数のベンダーがこぞって似たような商品を出すようになり、競って付加価値と称していろいろな機能がごてごてとついてしまい、オーバースペックになり、レッドオーシャンでの血みどろの戦いが生じ、最終的には価格競争に陥るというパターンも典型化しています。最近では、 3D テレビの価格が下がってきたという現象がその例でしょう。

    このオーバースペック化のプロセスですが、実は製造業以外でも見られるというちきりんさんの指摘は鋭いです。

    特に、次のまとめが印象深いです。

    「イノベーションが起こせないから、旧態依然とした既存の仕事を延々細々と改善し続ける」という事態は、商品開発だけでなく日本のあらゆる組織、場面で行われています。

    本当にこれは同意できます。「出る杭は打たれる」という慣習がある中、尖ったことを言ったり、奇妙な行動を起こしたりすると、「空気が読めない」と判断され、煙たがられるという傾向は、ここ最近さらに強まっているのではないかと思います。KY なる言葉ができて、しかももてはやされ頻繁に使われるというのは、一方で突飛なことや異質なことを嫌う精神性の表れともいえるでしょう。

    その上、過去の成功体験があると、なおさら旧態依然とした既存のやり方から抜け出ることができず、既存の仕事を延々と細かにやり続けるという傾向はますます強まるばかりです。こうなると、いい加減途中で放棄して投げ出すということができなくなってしまいます。悪い例が、先の大戦で、原爆を落とされるまで日本人の手で自ら戦争を終わらすことができなかったということがあります。「一億総玉砕」とか「ほしがりません勝つまでは」といった言葉の元で、みんなで破滅の道に向かってしまった当時の状況は、日清戦争や日露戦争の勝利を覚えている人々にとっては、その成功体験の延長上で、自然ななりゆきとなったのかもしれません。

    仕事や思考が定型化してしまうと言うことは、裏を返せば時代の流れについて行けなくなることで、自らの没落の道に入り込む可能性を秘めているといえます。

    こう考えると、DVD やカーナビや、太陽光発電や、リチウムイオン電池など、日本が世界に先駆けて発明した製品が次から次へと世界市場でのシェアを失い、日本の製造業全体の収益度が下がってくる構造が見えてきますが、それはまた別の機会に書きたいと思います。

  • iPhone 用 3D アプリ

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    Dassault Systemes が iPhone 用 3D アプリを提供し始めた。

    3DVIA Mobile on 3dvia.com
    http://www.3dvia.com/mobile/

    この 3DVIA Mobile は本来なら $1.99 で売られるらしいのだが、期間限定で無料になっている。iPhone ユーザーは、今のうちに iTunes Store から、ダウンロードしておくとよいだろう。

    インストールすると、あらかじめ用意されている単純なモデルが閲覧できる。iPhone のマルチタッチを使ってズーム、パン、回転といった基本動作がすんなりできるのがすばらしい。

    興味深いのは、アプリ内で写真を撮り、その上に 3D モデルをおくことができることである。これにより、例えば部屋にどうやって机やソファーを置くかを見積もったりすることができる。

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    さすがにメモリーの制限があるからか、複数モデルの同時読み込みや追加読み込みはできないが、バージョン 1.0 にしては非常によくできている。

    iPhone でここまでの 3D 表現が可能となると、このアプリが示す可能性は大きい。建具屋さんや、家具屋さんが、家やオフィスにおいての商品のレイアウトの見積もりを出すのに使える他、建設前の設計段階でのレイアウトの見積もりもできる。カタログとしてパーツやモジュールをリストしておいて、販売するのにも使えるだろう。また、このビデオの事例3のように、上司をティラノサウルスで、バーチャルに襲うということも可能になる。

  • ドアストッパーにされるマック

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    これを見てちょっと驚いた。しかしこういうおしゃれな場所にもすんなりとはまってしまう Classic のデザインの先見性にも驚かされる。

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    友人がプレゼンテーションを行うので、六本木ヒルズの近くで行われていた Pecha Kucha Night の集まりにいってきた。名前からして、日本ローカルなイベントかと思っていたら、世界各国200カ所くらいで行われているもので、サンフランシスコでもやっているようだ。さらに Autodesk が協賛しているという事で、びっくりした。

    しかしプレゼンテーションの内容を見て、さもありなんと思った。建築家やデザイナーが自分たちの作品を披露しているのを見て、なるほど、こういった企画を CAD メーカーがサポートするのは理にかなっていると感じた。発表者がさりげなく Autodesk 製品のことに触れればそれだけで宣伝効果があるだろうし、そうでなくても、名前がついているだけで、来る人が来る人だけに、いい宣伝になるだろう。

  • 霊長類の脳が巨大化した理由

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    霊長類が出現するよりもずっと昔、5000万年以上前に地球上に存在した生物の化石を調べることにより、いかに霊長類の脳が巨大化したかを説明する試みが下記の記事で述べられている。

    霊長類の脳が巨大化した理由に新説
    http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=18844008&expand

    記事によると、研究チームがこの生物の頭蓋骨の化石をもとに、脳の三次元データを構築した。このデータによると、この生物はおそらく木の上で実をとるなどの採集生活を行っており、そのための嗅覚は発達していたようだが、視覚はよくなかったことがわかるという。この生物は霊長類や猿やキツネザルなどの共通の祖先であるが、脳があまりにも小さいため、例えば木と木の間を飛び回るというような高度に視覚を求められるような芸当はできなかっただろうとされる。

    そこから、ある研究者は、こうした祖先が木と木の間を飛び回るようになって、視覚とともに脳が発達したとしている。

    どうもこの説は素直に受け止めることができない。今現在木の間を飛び交っている動物たちの脳がそんなに大きくないからだ。

    もっと別の考え方はできないだろうか。例えば、同じ木の上での生活でも、集団行動をしなければならなくなったとか、鳴き声によって異性を引きつけられる確率が高まり、それがやがて発声・発話につながっていったとか、何かこうちょっとでも霊長類、とりわけ人間に近い行動が欲しいと思う。今後どんな説が出てくるか楽しみである。

  • Google による O3D

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    グーグルがブラウザー向けの 3D 環境として、オープンソースの API である、O3D という規格を出している。

    O3D API
    http://code.google.com/apis/o3d/

    上記のページから、Windows および Mac 向けのプラグインをダウンロードしてインストールすると、Firefox などのブラウザーでたとえば下記のページのようなデモをみることができる。

    簡単なゲーム
    http://o3d.googlecode.com/svn/trunk/samples/pingpong/o3dPingPong.html

    かなり気合いを込めて作られたもの
    http://o3d.googlecode.com/svn/trunk/samples/beachdemo/beachdemo.html

    マウスにより、画面上にて三次元物体の操作が可能なもの
    http://o3d.googlecode.com/svn/trunk/samples/home-configurators/homedesigner.html

    まだまだ実験的段階ではあるものの、3D に必要な操作体系は一通り用意されているようだし、テクスチャーマッピング、マテリアル定義、アニメーション、ツリー構造などもきちんと定義されている。

    注目すべきは、API が JavaScript で用意されていることで、これにより様々な環境で同じコードが使えるので昨今増えてきている Mac ユーザーも Windows ユーザーと同じような 3D アプリを享受できる。実際に上記のすべてのデモは、自分が持つ MacBook Pro 上の Firefox で問題なく高速に動いた。MacBook Pro が持つ ATI のグラフィックスカードを駆使しているためか、ビーチのデモも大変スムーズに描画されている。

    グラフィックスドライバーを直接いじる部分は、このページで示されているように、OpenGL と DirectX の両方に対応しており、プラットフォームを限定することもない。また、C/C++ で書かれているので、高速な処理が実現できている。そうした下位モジュールを JavaScript のラッパーで包み込んで API を作り上げているところはさすがに Google らしい。

    今後注目していきたい 3D API である。