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Archive for the Category "日本語"

話す言語により、思考が変わるか 8月 31

ニューヨーク・タイムズに、話す言語に酔って人々の思考が変わるかという興味深い記事が出ています。

Does Your Language Shape How You Think?
http://www.nytimes.com/2010/08/29/magazine/29language-t.html?_r=1

古くは20世紀の初めに MIT の構内誌に記載されて一時期話題になったトピックですが、その後そんなことはないと、話題にも上がらなくなっていたようです。ところが最近の調査の進展により、意外にそうかもしれないということが言われ始めているようです。

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24時間対応でないインターネットサービス 8月 10


インターネットのサービスは24時間休みなく利用できると思っていたら、そうでないことが日本では結構あるようで、「メインテナンス」と称してサービスが利用できない時間帯がとくに銀行系のシステムで起こります。

JR の切符販売でも同様に利用できない時間があることを知って、愕然としました。5時半からでないと利用できないインターネットサービスなんて、非常識です。しかも日本語だけしか使えないですし。海外で時差のある日本人が使うかもしれないですし、日本語の読める外国人が使うかもしれません。また、そうでない人のために英語でサービスをという発想のかけらも見られません。

こういう状態になれてしまうと、いよいよ日本だけでしか通じない発想や着眼点に縛られてしまうようになってしまうのかと思ってしまいます。

NG は NG 9月 29

最近よく見かけるようになったと思う表現の一つに、”NG” というのがある。文脈から考えると、「だめ」とか「よくない」とか「使えない」という意味なのだと思うが、素直にダメといわずに NG というのはどうだろうかとおもう。そもそも PC 上にて、ローマ字入力しているときにいったん英数字入力モードにしなくては行けない手間を考えると、そのまま「ダメ」と打った方が、「NG」と打つよりも速いと思う。わざわざ手間をかけてアルファベットを使うのはいかがなものかと思うが、それだけよく使われるということは、受けがいいのだろうか。

元々は、「NG 特集」というように、放送業界での収録に失敗したときにしか使われなかったと記憶している。だが、最近ではやたらといろいろなところに使われるようになってきていて、中にはビジネスシーンで PowerPoint の英語でのプレゼンテーションに使われていたりするのを見かける。

もし、英語環境において、本来の意味である “no good” という意図を伝えるために使うのであれば、省略せずに “no good” とそのまま言った方がいい。ビジネス文書で、次世代機の話をしていたりして、”NG” などとしていると、”Next Generation” の略とも思えるし、文脈によっては他の略語にもなる。そもそも “no good” という表現自体、たとえば、バスケである選手がシュートしようとしたら外してしまい、アナウンサーが “No good!” と残念そうに言うようなシーンではよく聞かれるが、書き言葉として使われているのはあまり見たことがない。使われるシーンから想像するに、おそらく “no good” は口語的な表現なのではないかと思う。

さらに文脈によっては人の名前にもなる。ベトナム系の人では名字が NG という綴りの人も結構いる。そうすると、”NG IS NG” なんていう文が出てきてしまう可能性もあり、こうなるとわけがわからない。

一般的に日本語で出回っているカタカナやアルファベットは英語においてそのまま使えると思うと間違いであることが多い。”NG” は、それほど間違いとはいえないが、あまり使うべきではないと思う。特に英語において使うときは、せめて、”no good” にするか、もしくは、”not good” とか、”not appropriate” のほうが適切な気がする。

皆様、どう思われますか。

名前の読み方 8月 04

アメリカでよくお世話になっていた Costco だが、日本では「コストコ」と呼ばれているようで、何となく違和感を感じる。アメリカでは「コスコ」と、ほとんど t の発音が聞こえない発音だった。そこで、「ト」の発音をしっかりしてしまうと何か別物のように聞こえる。

こういう例は結構ある。日本のおなじみのカメラ会社は「ニコン」だが、アメリカに行くと「ナイコン」という発音になる。これも元々本家の発音を知っていたので、アメリカで最初にこの発音を聞いたときには、「ナイコン = Nikon 」という関連付けができず、「なんじゃこりゃ」と思ってしばらく考えなければならなかった。

アメリカでは、i の発音を「アイ」と発することが多い。そこで、別の例として、IKEA が「アイキア」とアメリカでは呼ばれるのだが、日本では「イケア」である。確かこの日本の発音はドイツでも同じだったし、スウェーデンでもこの呼び方だと聞いたことがある(知っている人がいたら、教えてください)。ちなみにウィキペディアでは、スウェーデンの本国での発音が書かれていない

国名では、日本でグルジアと呼ばれている旧ソ連の国が、アメリカでは「ジョージア」と呼ばれていて、あのジョージア州と全く同じ発音である。ただ、「グルジア」という発音はロシア語の発音で、本来当地で発音されている発音とは違うので、正式に国レベルで「ジョージア」と発音してほしいと要請があったらしい。

これを書いていて思い出したのだが、日本というのは「にほん」なのだろうか、「にっぽん」なのだろうか。小さい頃に抱いた疑問で、大人になればわかると思っていたが、未だに謎である。たまに見られる議論ではあるが、結局どちらかわからない。外国人に聞かれたらなんて説明しようかと考えたこともあったが、今まで聞かれたこともないので、あまり気にしないでいいのかもしれない。

トイレの詰まりに関する英語 5月 10

週末の夜、アパートのトイレの流れが悪くなってしまった。そこで管理人に例の「すっぽん」と詰まりをとるために、先にゴムでできたお椀みたいな形状がついた棒を借りようと思った。ただ、この道具の日本語名がわからず、ましてや英語名もわからない。前回これが必要だったときは、昼間だったので近くの店に買いにいくことができたが、それはもう捨ててしまっていて、かつ、今は夜でもう店も閉まっている。

グーグルで、「トイレ」と「吸引」というような単語を調べれば、何か出てくるだろうと思って、“toilet” と “suction” という単語を検索してみたら、いろいろとそれらしい議論がなされているページが出てくる。それらをみると、どうも例の道具は “toilet plunger” というらしい。確かめるために、”toilet plunger” と入力してみると、以下のような便利なビデオ解説をしてくれているサイトも出てくる。

How to Unclog a Toilet | eHow.com
http://www.ehow.com/video_383_unclog-toilet.html

(ちなみに、「トイレ」と「吸引」という日本語を、”toilet” と “sucking” と思ってグーグル検索すると、とんでもない結果がかえってきてしまうので、21歳未満の人は特に間違えてはいけない)

確かめた後、管理人に toilet plunger を借りにいき、plunger を使用して水の流れが良くなり、問題解決となった。

最後に toilet plunger は、日本語でなんというのかと思って調べてみたら、「吸引具」とか「排水管用掃除用具」とか、「プランジャー」とかいう用語があてがわれているらしいが、どうもなじみがない。試しにグーグルで「吸引具」を調べてみると、全く関係のない器具が検索結果に出てくる。結局自分は小さい頃から「トイレで詰まりをとる例のスッポン」という言い方をしてきた訳だが、これからもそういう言い方をせざるを得ないのだろうか。

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BBC の日本語クイズ 3月 19

BBC が日本語クイズを出している.

http://www.bbc.co.uk/languages/japanese/challenge/

お時間のある方はお試しあれ!

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No Thank You の日本語訳 1月 10

今日、友人の M 氏が面白いことを教えてくれた。彼の友達のアメリカ人で、日本語に詳しい人が、

「俺、日本語で No Thank You を何というか知っているぞ」

というので、M 氏が

「それはなんだ?」

と尋ねると、

「『ありがとうございません』だぞ」

というのである。

文法的には完璧な日本語である。しかし今までの人生でこのような表現は一度も見聞きしたことがない。文法から言葉を学ぶと、こういう発想が出てくるところが危険な点でありかつ面白いところでもある。自分たちも英語の表現をついついこんな風に作文してしまうのかもしれない。

わからない日本語が増えている 12月 22

2003年7月末にアメリカに移ってきてから、5年半が経とうとしているが、その間に日本国内の情勢はどんどん変わり、新しい言葉や略語が増えてきている。その一方、自分の頭の中は2003年半ばから、ネットや本で目にする言葉以外、あまり新しい言葉や表現、トレンドに接していない。したがって、わからない日本語が増えてくるのは当然だろう。

最近まで、「アラフォー」という言葉がわからなかった。どうも Around 40 すなわち40歳くらいということらしいのだが、こんな変な単語、勝手に創るなと思ってしまう。

そんな中、こんなリストが発表されている。

わからない最近の略語ランキング
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/999/abbreviate_language/

どれもこれもまったくわからない。

まあ日本にいても、世代が違ったりすると、一部ではやっている言葉が全くわからないものである。まあわからないからといって、別に焦る訳でもないし、わかろうとも思わないので、どうでもいいといえばどうでもよいのだが。

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久しぶりの日本 8月 23

ちょっとした用件があり、日本に短期間滞在することになった。着いてから24時間以上が経過したが、この間にみたこと感じたことを忘れないうちに書いておきたいと思う。

意外に涼しい

成田空港に昨日着いた時点での気温が 23.8 度であり、曇っていて予想していた暑さはなかった。飛行機から降りたときのあのムアーっとした南国みたいな湿気を帯びた熱風がいつもの夏よりも弱く、「あれおかしいな」と思った。外に出ても湿気がそれほどなく、さわやかでからっとしている。家に着くと「カリフォルニアの天気を持ち込んだのでは」と言われたくらいである。今日も長袖を着ていないと肌寒いくらいで、サンフランシスコの日中みたいな感じだった。

自分の日本語が怪しくなっている

現在日本では無収入なので、たまに日本に帰るときはドルを少し持っていって、銀行の自分の口座に預けるようにしている。そうでないと、時々買う日本の Amazon や iTunes Music Store のための資金や、奨学金の返済の支払いに不足が生じてしまう。実際、最近は円が一ドル 110 円くらいまで下がっているので、タイミング的にも良い。

成田空港内の銀行に行って、換金をしたのだが、次に自分の口座にお金を預けようとしてちょっと困った。「振込は10万円まで」と書かれている。今回預ける額は、これを超えるのでちょっと困ってしまった。そこで近くにいた行員の人に聞いてみると、振込は10万円が限度だが、自分口座に預けるのは200万円まで大丈夫だそうだ。このとき初めて、「自分の口座にお金を振り込む」という自分がよく使っていた表現が間違っていたことに気づいた。すなわち、振り込むというのは、英語でいうと transfer  であり、預ける (deposit) という単語と明確に区別して使わなければいけないのだが、自分は「振り込む」といった場合、自分の口座でも他人の口座でも、お金をどこかに移す行為だととらえていたのだった。

公共の場所が静か

成田空港やそこからのバス、および電車の中で気づいたのだが、アメリカと違って公共の場所が静かである。アメリカだと、人の集まるところにいくと必ず誰かが大きな声で携帯電話で話している声か、隣の人同士でも 50m くらい先まで聞こえるような声量の会話が聞こえてくる。また、ヒースローやシャルルドゴールのような大きな空港では、到着ロビーはいろいろな人々がやはり大声で話してにぎわっているものである。ところが成田空港の到着ロビーは、狭いところに人が密集している割にはそれほど騒がしくない。また、バスや電車の中でも直近の人々の声は聞こえるが、遠くの人々の声がこちらまで伝わってくるようなことはない。この感覚はドイツのミュンヘン辺りの感覚と似ていると思った。

空港上空を飛び交う飛行機が少ない

空港から実家近くの駅までいくバスを待っている間に、何気なく空を眺めていたが、他の大規模な空港に比べて空港上空を飛んでいる飛行機の数が少ない気がした。もっとも、第二滑走路の方向ばかりを見ていたので、本当の実情とはほど遠いのかもしれない。しかし少なくとも第二滑走路に着陸する飛行機の間隔が、とても長く、一機が着いてから5分くらい経たないと次の飛行機がこないような感じがした。平日の午後三時といえば、SFO や LAX などは次から次へと飛行機が降りてくるものだが、成田では少なくとも第二滑走路の方はそんなに飛行機が飛んで来ておらず、まだまだより多くの飛行機を着陸させられる余裕があるのではと感じた。しかしこれはあくまで感覚的なものなので何ともいえないが、本当はこれが第二滑走路の最大限活用できるキャパシティーなのかもしれない。

地上波デジタル放送がきれい

妹の家にいき、シャープの Aquos にて、地上波デジタル放送と普通の放送を見比べてみたが、地上波デジタル放送の画質が驚くほどきれいなのにびっくりした。解像度が1440×1080iということなので、どうりできれいなはずである。NHK の大河ドラマに出てくる女優さんのニキビみたいなのや、ほくろが鮮明に見えているのにはびっくりした。オリンピックのアルゼンチン対ナイジェリア戦も、競技場の芝の荒れ具合がひどいのがよくわかる。その荒れた芝の上で、普通にボールをコントロールできている両チームの選手たちのレベルの高さもすごい。

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気持ち悪い日本語表現 7月 08

しばらく日本を離れているせいか、気がついたら違和感のある日本語表現が目につくようになってきた。自分が浦島太郎状態になっていて、時代の流れに追いついていないのか、それとも単に自分の今までの言語感覚がおかしかっただけなのかよくわからないが、一応念のためここに書いておきたい。

まず、気持ち悪いのが電話をしてすぐに「おつかれさまです」といわれること。朝早くから、さあ働くぞというときにこういわれると調子が狂う。何か一仕事してちょっと疲れたくらいのときにその苦労や疲れをねぎらう形で「おつかれさまです」とか「おつかれさまでした」とくるのならよいが、電話してすぐに「おつかれさまです」というのは非常に違和感がある。

最近日本語のメールでよく目につくようになった表現に「〜〜たく」というのがあるが、これも気持ち悪い。たぶん「〜〜たく存じます」というのを省略して書いているのかもしれないが、「たく」だけで終わると非常にぶっきらぼうに思えてしまう。きちんと丁寧に「存じます」と付け加えるのがなぜできないのかと不思議になってしまう。

ぶっきらぼうといえば、「コンピュータ」とか「アクセサリ」とか、一番最後の「ー」をつけない表現も気持ち悪い。明らかに発音上は「コンピューター」とか「アクセサリー」なのに、なぜ最後の「ー」をつけないのだろうかとよけいなことに思考回路を使ってしまう。

最近本を読んでいて目につくようになった「です・ます」調と「である」調の混在も気持ちが悪い。小学生のときに国語の時間にこれらの表現はきちんと使い分けるべきだと習って以来、公式な文書や本でそういう混在があると非常に違和感を感じる。メールやブログならカジュアルな場だし、例えば独白の部分は「である」にして、「です・ます」調を誰かにお願いしたりするときに使うようなやり方ができるのですんなりと受け入れられる。しかし売り物にしている雑誌や本でそういう混在があるとこれまた気持ち悪くなってしまう。

ほかにもあった気がするが、とりあえず今日はこの辺にしておきたい。また気づいたら順次書き出していきたい。

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