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  • 今も昔もフランスで受け入れられる日本の庶民文化

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    フランスに来てからちょうど今日で3ヶ月が経ちました。アパートを見つけるまでのホテルでの仮住まい、車を購入するまでのレンタカーおよびバスの利用、日本からの荷物の引き取りとかたづけ、アパート探し、アパートへの入居、家具や電化製品の購入、車の購入、レジデンスカードの取得など、めまぐるしくいろいろな行事をこなさなくてはなりませんでしたが、ようやく落ち着けるようになってきました。

    そんな3ヶ月目の今日、YouTube で、日本文化がフランスで流行っているということを紹介する日本のの番組を発見しました。

    ちょうど先日、フランス人から見た日本文化の隆盛というエントリーを書いたところですが、まさにその様子をこの番組で垣間みることができます。マンガやアニメ、カラオケやコスプレ、ゲームなど、日本の普通の一般的な人たちの中から生まれた文化がフランスでそのまま受け入れられています。番組ではパリのことを中心に報じられていますが、南フランスのニースやカンヌの周辺でも、マンガ専門店があれば、寿司屋のチェーンもあり、今まで3ヶ月の間に見聞きした経験とテレビの内容はおおむねマッチしていると思います。

    江戸時代の浮世絵がフランスにもたらされ、それが印象派に影響を与えたと言うのは有名な話ですが、21世紀のデジタルの時代でも、日本の普通の人々が生み出した創作がこうしてフランスで受け入れられていると言うのは、本当にすごいことだと思います。その根っこにあるのは、フランスの人々の中に、そうした日本的なものを受け入れる素地があるということではないかとおもいます。決して表立ってそうした素地が見えることはないのですが、フランスで生活してみてはじめてわかってくる、日本との共通項のようなものがあると思います。今の時点で、まだそうした素地や共通項がどのようなものであるかを言葉で表すことはできないのですが、時が経つにつれて、表現することができるようになるのではと思います。

    言葉も歴史も宗教も思想も置かれた環境も大きく異なる両国ですが、100年以上隔てた今も昔も、日本の文化を素直に受け入れてくれるフランスと言う国の懐の深さに感銘を受けるとともに、なぜそうなのか、自分なりの解答ができるようになりたいと思います。もう少しフランス語がわかるようになれば、だんだんとわかってくるのかもしれませんが、今はまだ遠い道のりです。

  • ニースのカーニバル

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    昨日は映画を見た後で、昼ご飯を食べた後、ニースのカーニバルを見ました。


    日本では考えられないようなデザインのオブジェクトや飾り付けがありました。


    花のパレードが2時半から始まると、その名の通り、花で飾られた車が通りを動き出しました。その間に様々な人々が踊りながら移動していきます。「カーニバル」というだけあって、ブラジルのサンバもありました。


    これまた日本では考えられないような大きな風船などが練り動いていて、面白かったです。


    車からお姉さんたちが花を観客に向った投げ渡すのですが、中にはまるで飼い犬にえさをやるような感じで放る人もいて、なんだか興ざめする気がしました。中にはエレガントに下から放つ動きをする人もいて、そういう人の姿は美しいと思いました。


    スタンドができていて、ここに座るには25ユーロ払わないといけないということです。また、通り沿いの立ち見席が10ユーロでした。しかし、その周囲のちょっと高くなったところからでも十分楽しめたので、結局お金を払わないで見てしまいました。パレード中に花を投げるお姉さんの中には、気前よく無料の観客席に花を放ってくれる人たちもありました。

  • The Artist

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    アカデミー賞を受賞した The Artist を観てきました。

    観終わってから、orz な気がしました。事前に妻からハリウッドの映画が、無声からトーキーになり、それで失業した俳優が多くでたというエピソードを聞いていたのですが、まさかその話がこの映画の主人公の置かれた状況だとは、映画が終わって妻に解説してもらうまでわかりませんでした。また、自分の読解能力の低さにも悩まされました。無声映画なので、登場人物の発言や考えていることはたまに画面一杯にでてくる文章で示されるのですが、その文章が簡単なフランス語らしいということはわかるのですが、ほんの一部、自分の中で定着した単語をのぞいて、理解できませんでした。当然、各場面の重要なキーワードもその中に入っていたようですが、わからなくて、これも妻に映画が終わった後に教えてもらって「ああそうだったのか」という思いでした。中には、英語のメッセージが画面一杯にでてくる時もあるのですが、斜めになっていてしかも筆記体で書かれていて、「なんじゃこりゃ、どれどれ、えーっと」と読もうとして読み切れないうちに次の場面に行ってしまい、結局その手紙がなんだったのかがわからず、自分は何年英語を勉強しても、まだこのざまかと情けなくなりました。さらに、白黒映画という性質もあるのか、なんとなく見にくいなと思っているうちに、しばらく寝てしまっていたようで、この中にも重要な出来事やストーリーがあったようなのですが、完全に抜け落ちてしまいました。

    ということで、フランスに来てからはじめての映画鑑賞は、まだまだ自分はダメだなあ、勉強しなくてはならないなあと思わせるものでした。しかし、どうも後から話を聞くとかなり良い作品であるということは確実なので、もう少しフランス語がわかるようになってからじっくり観てみたいと思います。

  • OnLive Desktop: iPad で軽快に操作できる Windows クライアント

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    ニューヨーク・タイムズで報じられていたOnlive Desktop を iPad に入れてみました。

    これは、http://desktop.onlive.com/ にて、アカウント登録すると、OnLine Desktop 社がサーバー上で提供する Windows デスクトップを 2GB 分のスペース無料で使えるクラウド環境を利用したものです。iPad にOnLive Desktop – OnLive, Inc.の専用アプリをインストールすると、iPad からこの環境にアクセスでき、Word や Excel、PowerPoint、それに Acrobat がつかえるようになります。Internet Explorer などのネット環境は無料では使えませんが、iPad で Office 文書にぱっとアクセスしたい場合などは結構使えるのではと思います。

    リモートでサーバー上の Windows を扱っているはずなのですが、ネットワーク越しということを感じさせないほど軽快に動いてくれます。

    どうもこのアプリ、日本の iTunes Store ではまだリリースされていないようですが、リリースされたら是非試してみる価値のあるアプリです。

  • フランス人から見た日本文化の隆盛

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    今日、職場の同僚と話をしていたら、彼の目から見ると日本は今も昔もすばらしい文化を発信し続けていると指摘していました。彼によれば、フランスでは建築物や音楽や印象派の絵画など過去にはすばらしい文化を生み出していたかもしれないが、現在では、日本ほどすばらしい文化的財産を有していないと言います。ではルノーやプジョーやシトロエンと言った車や、エアバスの飛行機や、シャネルやイブサンローランなどの高級品を生み出していると返してみたところ、それらは高級品や庶民の手の届かないものばかりで、日本のアニメや漫画やコスプレのような庶民に愛される文化的財産が生み出されていないという分析でした。

    言われてみれば確かにそうかもしれません。よく「失われた20年」とか言う表現をメディアで目にしますが、その間にも日本が生み出した世界中で知られている文化的創造物は、マンガにしろゲームにしろ、J-POP にしろ、映画にしろ、いろいろあるわけで、他にもコスプレや原宿スタイルの衣装や、1Q84キッチン (角川文庫)などの世界的なベストセラーもでていますし、フランスが誇るミシュランによる評価も、実は東京が世界の都市で一番星の数が多いという結果になるほど食文化も充実しているということで、考えてみれば結構いろいろとでてきます。

    一方、フランスが世界に誇ることのできる文化的な成果をちょっと考えてみると、映画のアメリや、1998年のワールドカップ優勝はすぐに思い出されますが、他に何かあるかと考えてみても、自分の限られた知識範囲では、残念ながら思い起こせません。(もっともワールドカップ優勝ということで言えば、日本女子が昨年成し遂げているので、男女の違いはあるとはいえ、日本がフランスに対してどうどうと胸を張れる実績を残しています)

    この日本とフランスの文化発信というテーマは非常に興味深い話題なので、今後もすこし追いかけて気づいたことを書き留めていこうと思います。

  • フランスでの初スキー

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    職場の同僚に誘われて、スキーに行ってきました。


    車を購入してから6日しか経っていない状態で山道を走行するのはどうかとも思いましたが、逆にいい練習になりました。家から、同僚の家に一旦立ち寄りましたが、運転時間が2時間もかからずに Gréolièresというスキー場に到着してしまったのには驚かされます。


    ここ最近冷え込んでいたのですが、その分いい感じで雪が降り、天気がよい中気持ちよくスキーができました。


    妻は今回生まれてはじめてのスキー体験でした。自分がはじめて体験した時は、満足に立つこともできず、転びまくり、滑ることはままならず、リフトを利用するのも困難でした。しかし妻はスケートの経験があるからか、スキーを装備して立つのは全く問題がなく、ハの字をキープしての緩やかな斜面の滑りも全く問題なくできました。


    リフトを利用するのも全く問題ありませんでした。

    スケートをやっていた時の滑る感覚と同じだということで、すぐに斜面を曲がれるようになり、ちょっと急な斜面も滑れるようになりました。ヨガや体操をやっていたことで、バランスをとるのがうまいということもあるかもしれません。また、初歩を教えてくれた同僚の助けもよかったようです。

    帰りには、スキー場近くの養蜂場で、アカシアとラベンダーのハチミツを買いました。アカシアは粘性が低く、どろっとしていて、クセがなくて美味しく、紅茶にいれると良さそうです。一方、ラベンダーの方は粘性が高く、味も濃くて、これはこれでなめただけで元気が出てきそうです。実際、ちょっとなめて今日のスキーと運転の疲れが一気に吹き飛ぶ気がしました。

  • お寿司の出前

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    今日は有給をとって、家で船便で送られた荷物の受け取りと整理を行いました。段ボールにいて60箱以上の荷物を受け取った後、プラスチックケースやハンガーなど、収納に使えるものの梱包を取り払いました。


    台所にも荷物が積み重なっていて調理をするところではない、と言い訳をして、出前を取ることにしました。なんと、以前にも行ったことのあるチェーン店の O’Sushi というお寿司屋さんが、インターネット上で注文した寿司を出前で持ってきてくれるのです。


    寿司32巻とデザートで35ユーロでした。今回の寿司はちょっとネタが古い感じもしましたが、まあそれでもこうやって南フランスの地でそれほど高くない値段で、出前で寿司が食べられるというのは実にありがたいことです。


    デザートにはデザート寿司なるものを頼んでみました。一応米ベースのお菓子にフルーツやチョコレートを載せ、クレープみたいな生地で巻いています。大して期待していなかったのですが、意外に美味しくいただけました。こういうのは日本でうまくやれば受けるのかもしれません。

  • フランスでの車の購入

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    フランスで車を買いました。


    当初は車を買わずバスや自転車でしのごうと考えました。しかし地下鉄や公共機関が発達しているパリやリヨンといった都市だったらそれも実現できたのかもしれませんが、ここ、アンティーブやソフィア・アンティポリス周辺ではそういうわけにも行かないようです。すなわち、バスはただでさえ本数が少ない上、遅れることもしょっちゅうであり、こちらでの帰宅ピークの過ぎる7時以降だと本数がさらに減ってしまいます。また、バス以外の交通機関はニースとカンヌを結ぶ電車がありますが、これもやはり本数が少なく、かつ、遅れたりストで本数が減ったりと言うことも頻繁に起きます。また、フランスでは日本に比べて休みを取りやすいので、ちょっとした長い週末や、まとまった休みが取れた時に、ぶらりとどこかにドライブしたいと思うことがあります。

    実際、この近くにもニースやカンヌ、モナコと言った世界的に有名な観光地があるほか、グラースなどの中世の面影を残した街もあちこちにありますし、2時間もドライブすればマルセイユにも行けます。


    ということで、車を買う決意をしました。

    さて、車を買うと決めた後、次に悩むのは、どの車にするかです。アメリカでベイエリアに住んでいた頃は、MINI Cooper に乗っており、大変気に入っていました。南仏の気持ちのよい日差しを受けながら、海岸沿いをカーッと軽快に飛ばすのも良いかと考えました。


    一方、こちらにきてから当初一ヶ月、レンタカーを借りて乗っていたドイツのメルセデスの A クラスも大変気に入りました。これはメルセデス社のラインアップでは一番小さいモデルになりますが、室内は広く快適です。また、車体自体がそんなに大きくないので、狭い道や駐車場での運転も容易になります。

    このモデルに似た日本車としては、日産のノートや、ホンダの Jazz (日本名 Fit) あります。Jazz のハイブリッドも魅力的ですが、こういった先端技術を要した車の場合、部品交換やメンテナンスがどうなるかというのが気になるところです。ノートについても同様に交換部品やメンテナンスが気になり、実際にフランスのルノーと提携はしているものの、日産のパーツ供給拠点やディーラーは少ないから考えた方が良いと言うことを職場の同僚に忠告されました。さらに昨年の3月に起きた地震と津波やタイで起きた洪水の影響もあり、サプライチェーンが回復しているとはいえども、パーツの供給が万全ではないかもしれないと言うことは十分考えられます。

    実際のところ、パーツの供給はいまだに回復しているとは言えない状況らしく、メルセデスのディーラーにいったときも、もう白の塗装は今展示してある分で終わりで、当分入ってこないということでした。日本にいるときも複数社でパールホワイトが選べなくなるということを聞きましたが、これは被災した一社が貝殻をつぶしてあの独特の高級感を持ったパールホワイトの色を出して造っているそうで、独占的に提供していたために起きている品不足だということでした。なんと、ヨーロッパの自動車メーカーにもこうした影響が出ているとは本当に驚きました。

    さらに、サポートネットワークがあるかどうかと言うことも気になります。当然のことながら、フランスにもアメリカの AAA や日本の JAF にあたるサービスはあるみたいですが、彼らが英語をしゃべれるとは限りません。特に今現在の自分がフランス語ができないことを考えると、もしもの時に英語が通じるサポートサービスがあるのは本当にありがたいことです。

    そんなことを考えながら、まずカンヌにあるメルセデスのディーラーに行ってみました。受け付けてくれた営業のお兄さんが英語がしゃべれて安心しました。自分たちは来たフランスに来たばかりでよくわからんがそれでも買えるかと尋ねると、「まあなんとかなるだろう。何らかの方法はある」と頼もしい返事が返ってきました。営業の鑑です。

    一方、比較のために MINI のディーラーにも行ってみました。ニース空港に行くたびに高速を降りてすぐのところに見え、電車でも行ける場所にあるので念のためと思って行ってみたのですが、車を実際に見てみるとやはり A クラスの方がいいという結論になりました。確かに MINI は小さくて A クラスよりももっと運転しやすく、軽快で楽しい運転ができるのは間違いないのですが、レンタカーを借りていた一ヶ月の間に、広いスペースの A クラスのよさにすっかりなじんでしまい、もう別に MINI でなくてもいいかと言う気分になりました。

    実際の買い物は終わってみるとあっけなく終わりました。1月中旬に最初にディーラーを訪問し、説明を受けた後、家に帰ってウェブでどんな中古車があるか調べて、これだと思うものに目を付けて、営業の人に抑えておいてほしいとメールでお願いしました。2010年3月の製造モデルで、1万キロちょっとしか走っておらず、一番ベーシックなモデルではあるものの、電話の Bluetooth 接続ができ、しかも色もグレーで渋いのでこれを実際に見てよいと思ったら買おうと決めました。

    次に再びディーラーを訪問し、実際に車を見た後で、これで本当に良いと確認をした上で、購入手続きとなりました。

    購入手続きは、次のものが必要でした。

    • 会社に雇用されていると言うことを証明するための雇用契約書
    • 実際に給与が支払われたことを示す給与明細
    • 住んでいるところがちゃんとありますよというアパートの契約書
    • パスポート
    • 当初必要な支払いをするための小切手またはクレジットカード
    • フランスでの身分証明書となる Residency Card

    このうち、Residency Card は、申請中だったので、手元にはないといったところ、仮のものが発行されたらそれをスキャンして PDF で送ればよいと言うことでした。2月に入って、仮の Residency Card が発行された段階で、それをスキャンして PDF にして送ったところ、購入が認められました。

    ということで、最初の検討から、3週間ほどで車の購入となりました。

    ここまで振り返ってみると、自分は車そのものを評価して買うのはもちろんですが、それ以上に車への信頼性、購入時も購入後のサポートも英語でやり取りができるという安心感、購入後のサポート体制のよさ、それに外国人にもきちんと買える体制を整えておけるしっかりとした信用評価体制など、一流と言われるメーカーのしっかりとした総合的な安心感を買っているのだと言うことにも気づきました。これから思う存分購入した車を楽しんでみたいと思います。

  • モンテカルロ散策

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    電車に乗ってモンテカルロまで行ってきました。


    アンティーブ駅からニース駅を通りながら、一時間弱電車に乗り、モナコ駅に着くと、同じ地中海沿いの都市といえども、アンティーブやカンヌ、ニースとまた違った個性を持つ町並みが広がっていました。


    市場も立っています。当然のことなのかもしれませんが、売られているものはアンティーブで見かけるものとあまり変わらないようです。魚介類も売られていましたが、あまり新鮮でなさそうなのも同様でした。


    坂を上がって、大公宮殿 (Palais Princier) を目指しました。到着するとちょうど11時55分の衛兵の交代の儀式が終わったところでした。


    宮殿のあるところはこのあたりで一番高く、昔は防衛の拠点として重要な位置をしめていたことがしのばれます。あちこちに大砲や弾丸が置かれ、中には弾丸を足にしたベンチまでありました。


    ここから歩いていける距離に、海洋博物館 (Musée Océanographique et son Aquarium) もあります。


    この建物の前に初代フィアット500が停まっていました。その小ささには驚かされます。


    また、海洋博物館前には興味深い展示もあり、タコの銅像や、黄色い潜水艦もあります。

    なぜか海洋博物館には行く気がしなくて、その前のバス停から観光ツアーバスに乗ることにしました。今考えると、バスに乗り放題の一日券が17ユーロで、海洋博物館が14ユーロであり、海洋博物館への入場も含めたバスチケットが24ユーロだったことを考えると、海洋博物館とセットのチケットを買った方が良かったかもとも思います。


    最初の目的地であるグレース王妃のバラ園に着いてみると、バラはほんの数輪しか咲いていませんでした。春になるとこのあたりがバラと人で一杯になるのかと想像しながら園内を散策しました。

    バスは30分に一本走っているというのですが、寒くて次のバスを待つ気にもならず、歩いてさっきの市場の当たりまで行きました。


    ふと地図を見ると車博物館が目の前にあったので、行ってみました。19世紀の馬車から、T型フォードBMW イセッタ、70年代から80年代にかけて少年たちを魅了した家運タックやフェラーリなどのスーパーカー、そして最新レクサスのロイヤル仕様である LS600hL ランドレーなどが展示されています。


    さっきの市場の広場の前にあったレストランで昼食をとったあと、港にでて、再びバスに乗ることができました。先ほどのコースはモナコの西端を通ってバラ園に行きましたが、今度は日本庭園の脇やカジノ地区を通って東端まで行き、折り返して宮殿前広場まで行きました。


    世界中の金持ちがやってくるタックスヘイブンだけあって、市内には高級車があちこちに見られます。

    気温は8度くらいはあったのですが、風がとても冷たく、いい加減寒くなったので、早々と切り上げてアンティーブに帰ることにしました。

    モナコはどこも綺麗に整理・整頓および掃除が行き届いていて、あちこちに警官もいて治安も良さそうです。観光収入に気合いが入っているせいか、景観を損なわずに都市としての必要な機能をうまく造ってあると思いました暖かくなったらまた行ってみたいです。特に F1 レースは見に行きたいものです。

  • フランスでの健康診断

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    会社での必須項目の一つとして、健康診断を受けなければならないということで、今日近くの診療所に行きました。

    予約時間の10時半になると、自分の名前が呼ばれたので、受付で自分の名前、生年月日、住所、働いている場所を告げました。また、身長を聞かれたのでこれも英語で答えました。

    その後しばらく待つと、今度は尿検査のための尿の採取および視力検査がありました。視力検査は専用の機械を覗き込み、読める行のアルファベットや数値を読み上げていくというものです。一番下の行が小さく、一番上が大きい行になっています。その後、放射状に延びた線のうち、どれが太く見えるか、および左が赤で右が緑の背景の画面上に描かれた二重丸や三角などの図形のうち、どちらがはっきりと見えるかといったテストがありました。このあたりは日本と変わらないようです。これを片目ずつ行った後、両目で確認し、視力検査を終えました。

    またしばらく待つと、今度は別の部屋に呼ばれ、まずは職場環境を聞かれました。画面は何台使っているか、何人の同僚と同部屋で働いているか、出張はどこに行くかなどを聞かれた後、目や背中、腰の状態はどうかと聞かれました。その後、いきなり上に着ているものとズボンを脱げと言われたので、一応念のため下着だけになるのかと確認したところ、そうだと言われたので、下着と靴下だけをまとった姿になると、体重計の上に乗るように促されました。

    体重を量った後、診療代の上に寝そべり、先生が心拍数、血圧、のど、リンパ、わきの下の確認をしました。この間、アメリカや日本のように手袋をつけることなく、素手で触診が行われて、そういえば自分が小さいころは先生は素手で診察したなと思いだしました。

    全部終わって問題がないことを確認すると、先生が診察終了を告げる紙に記入してくれて、健康診断終了となりました。この間1時間10分で、フランスでこうした作業が行われることを考えると、非常に早い展開でした。ただ、日本だと同じ時間に上記以外にも X 線検査や胃の検査、超音波検査に聴力検査、採血などもやってしまうことを考えると、いかに日本の健康診断が効率的かを改めて思い知らされます。