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  • 2000年11月11日

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    朝起きたら咳の状況は昨日とあまり変わっていない.手の荒れはもっとひどくなっているようである.ホテルの目の前の薬局に行き,事情をはなすとあるクリームを進めてくれた.30マルクとちと高いが,まあ試してみる価値はある.ぬってみると多少ヒリヒリするので,効いているのかも知れない.効果が現れるには3日くらいかかるが,そのころには忘れているだろうという.

    現金もそろそろ無くなっているので,円からの換金はそこらへんの銀行でできないかと探ってみたが,どこも休みである.しょうがないので,Citibankにいき,200マルクをおろした.その途中で市場により,梅ジャムとアンズジャムを買った.これらはいつも朝食の時に気に入っているので,日本でも試してみたいものである.

    ホテルに帰ってから再度Stuttgartにいくことをきめた.木曜日に遠藤さんと行ったときは,暗くて何も見えなかったので,もう一度新宮殿や旧宮殿をみたかった.今回も電車で行くことにした.一番いい方法は,会社の敷地に車を止め,その前にある駅から電車に乗ることである.実際に駅のホームに近いところに車を止めたが,その周辺は心持車が多くとまっているような気がした.

  • 2000年11月9日

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    遠藤さんがStuttgartにいこうと誘ってくれた.以前からアディダスのジャージや様々なスポーツ洋品を買いたいとはなしていたので,そこまでつれていってくれるそうである.会社の敷地のとなりに駅があり,そこからStuttgartまでは30分ほどで行ける.この前の土曜日は個別のチケットを買ったが,遠藤さんのように,まとめて回数券を買えば,6ドルですむ.

    Hauptbahnhofで降りると目の前に歩行者天国みたいになっている通りが広がっている.ここがケーニッヒ通りらしい.たくさんの人が歩き,様々な店が並んでいる.ようやくここで都会らしいものをはじめてみた気がする.

    いくつかKaudstadtとかいう名前のビルが見えたが,その中の一つにはいるとそこはスポーツ洋品がもっぱら並んでいた.1階の入り口付近で30分後に再会することで,とりあえずわかれて,自分はとりあえず館内を調べた.一階(ドイツ風には地上階)と二階にスポーツ洋品が並び,三階はマルチメディアコーナーとなっている.そのうち,二階は主に自転車やスキーなどの物品をそろえているので,今回の自分の目的は一階にあると思い,さがしたところ,適当なジャージやジャケットが見つかった.結局家族のぶんもと帽子やジャンパーやらと自分用のジャージを買ったが,それでも日本でジャージ一つ買うよりも安い値段で買うことができた.

    その後,ケーニッヒ通りを南下し,とちゅうで教会と,古い宮殿と新宮殿を案内されたが,どうもくらくてよくわからない.明るいときにまた来た方が良さそうである.

    夕食はChina Gardenという中華料理屋で食べた.結構きちんとしたところで,多数の日本人も来ていた.日本語のメニューまであった.遠藤さんと移民政策について議論して,もりあがった.

  • 2000年11月8日

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    なんだかんだといろいろとあったが,とりあえず仕事は当初決めたスケジュール通りに進んでいる.このままいくと帰国を早めなくてはならない.しかし一つのモジュールがうまく行っていないので,これのために時間を裂かなくてはならないかも知れない.

    帰宅後,プールに行くことにした.1km泳いでみたが,どうも最後の方には腕がつかれてしまって情けない.しかし鏡で自分の体を見ると細いのでこれは無理もないかも知れないと思った.まわりでは筋肉もりもりの男性女性ともにすごいいきおいで泳ぎまくっている.

    ホテルに帰るとCNNでアメリカ大統領選のようすをみた.昼間から測定の合間にブラウザーで開票結果を見ていたが,いったんはブッシュが勝ったと報道されていたが,フロリダでの数があまりにも僅差だったので,もう一度数え直すことにし,ブッシュの勝利は撤回となっているのは知っていた.テレビではその様子をひっきりなしに報道している.UCLAにいるときに,ゴアもクリントンもきていて,ゴアはそこで情報ハイウェイの構想を打ち上げているので,自分としては彼の方に親しみがある.しかしブッシュが勝ちそうな気もする.

  • 2000年11月7日

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    仕事をさっさと切り上げ,買い物に行こうとBoeblingenの町に繰り出したが,会社の前から続く道がやたらと混んでいる.やっと中心部に来たと思ったら,今度は迷ってしまい,いつのまにかSindelfingenに向かっている.とりあえず戻ろうと右折すると,今度はこの前徒歩できたGoldberg駅の近くを走っていた.もう一度Boeblingenに戻り,しばらく走るが,どうも目当てのスポーツ用品店が見当たらない.しかたがないので,Sindelfingenに戻ることにし,Sternで探すことにした.しかし結局ここでも見当たらない.安くて丁度いい感じのシャツがあったのでそれを買い,Realのスーパーでみやげ用にワインを3本セットで買っておいた.

    夕食はMarktplatzのFlaessという店で食べた.基本的にドイツでの肉料理は美味しいが,ここでも猟師風の豚肉焼きみたいなのが出てきて,おいしかった.

  • 2000年11月6日

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    月曜日というのはどうもことがうまく行かないのだろうか.測定をすると,先週無かった現象が見られた.日本からこちらに来ているエンジニアの人たちに何が起きているのかと尋ねたら,電源を切ってもう一度立ち上げればいいという.そんなWindows見たいなうまい話があるのかと思って半信半疑でやってみると,本当にうまく行った.ようやく夕方頃になって,まともな状態になっていることを確かめた.

    今日はこちらでのボスに誘われたイベントがある.彼がやってきて,誰と行けばいいかと何時頃から始まるかを伝えられた.自分はHenrietteの車で行くことになるという.Jensと合計三人で,彼女のマーチに乗り込み,Herrenbergの町に向かった.二人に話を聞くと,イベントというのはこちらでのプロジェクトの打ち上げだそうだ.要するにドイツでの仕事はもう終わったから,あとは八王子の担当部分をしっかりやってくれということらしい.

    このHerrenbergの町は,第二次世界大戦の影響もなく,古い町並みが良く保存されているという.暗くて良くわからなかったが,実際に古そうな建物がずらりと並んでいるのがわかった.レストラン自体もAlt Herrenbergという名前からして古いもので,地下の大きな貯蔵庫みたいなところがレストランになっていた.テーブルについて上を見上げると,あたかも洞窟に入ったような気分になる.たまに英語で話してくれるプロジェクトの話を聞きながらコース料理を堪能した.ウサギのフィレというのがメインディッシュにあったが,結構癖のある肉である.しかし赤ワインとよくあう.その赤ワインによるよいと,ドイツ語のわからん話が子守唄のように聞こえてくるのとで,かなり眠くなったところでHenrietteが帰ろうかと席を立った.もうそのときは11時を回っていた.空が晴れて星空がきれいだった.

  • 2000年11月5日

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    朝からいい天気である.何もしないともったいない気がしてきた.10時頃に地図を開いてみると,チューリッヒがここからそんな遠くない距離にあることに気づき,いってみることにした.

    地図上では約200kmほど離れているように見える.なだらかな丘陵地帯に畑や牧場が広がる中,車を飛ばすと1時間半ほどでアウトバーンが終り,一般道に入った.やがてほどまもなくして,国境の検問所に差し掛かった.ここでパスポートを見せるべきなのであるが,鞄の中に入っているのを取り出すのに少々手間取った.前の車がすぐに通っていったので,自分の時もすぐに通してくれるかと期待したが,結構長い間じろじろとパスポートの中身をみられた.スイスには何しに来たと訪われたので,観光だと答え,どこへ行くのかと聞かれ,チューリッヒをぶらついてみるだけだと答えると,通してくれた.

    スイスにはいると高速道路の標識は日本と同じような緑色に変わる.ただ,ドイツと違って,制限速度があることに注意しなければならない.それにしてもいい天気である.もう紅葉も終わっている感じがするが,それでも色付いた草木の中をかっ飛ばすのは気持いい.チューリッヒまで30kmくらいのところでトイレ休憩して,新鮮な空気を吸ったあと,また目的地へと向かった.

    高速から降りるとすぐに街の中心部へと入った.ひとまず駐車場を探し,そこに車を止めた.ここでまずしなければいけないことは二つ,地図を手にいれることと,スイスフランを手にいれることである.さもないと帰りに駐車場代も払えない.さっき通りがけに中央駅のようなものを見掛けたので,そこに行くことを思い立った.途中,適当なホテルに入り,地図を手にいれ,中央駅に向かった.

    中央駅は中世のゴシック建築を思い出させるような豪華な造りである.中にはいると日曜とあって,フリーマーケットのようなものが催されていた.こちらの広い住宅に飾るとさぞかし似つかわしいだろう置物や時計,レリーフや絵などが売られている.ろうそく台など,窓辺においたらさぞかしすてきなのだろうが,なぜか日本の狭い部屋に置くとがらくたが転がっているだけにしか見えない.この市は早々に見るのを切り上げ,両替所へと向かった.

    レートはドイツマルクよりも日本円の方がいい.100円が1.56フランということである.3000円を換金し,中央駅構内をブラブラした.ここの地下がなかなか充実していることに気が付いた.コインロッカー,トイレ,キオスクなどはもちろん,シャワー室,レストラン,スポーツ洋品店,SWATCHの店などもあり,だいたいの用事がここですませられる.帰るまぎわにもう一度ここに寄り,妹向けにSWATCHを一つ買った.2001年モデルが4000円しない値段で買えるのだから,安いものである.

    駅を出てから,Limmat川沿いにチューリッヒ湖に向かってあるいてみた.本当に美しい情景が広がる.川を中心に古い町並みが非常に良く保存され,教会や近代的なビルもその古い町並みに見事に溶け込んですばらしい光景を作り出している.何一つ浮いた感じがしないのが驚きである.湖の近くでにぎわっているファーストフード屋みたいなところで,みんなのまねをしてソーセージとパンとビールを買って食べてみた.ソーセージがことのほかうまい.

    街を歩いていると,ドイツ語が主に飛び交っているのはもちろんだが,英語も結構聞こえた.どうやらアメリカ人らしい人々がたくさん訪れているらしい.実際に星条旗とカリフォルニアの州旗を掲げているレストランもあった. 3時間ほどかけて,ぐるりと川の周りを一周したあと,コーヒーを飲むことにし,さっきみかけたたいへんにぎわっているGran Cafeというところにいってみた.悔しいことにやはりドイツ語がわからず,みんなが食べているような美味しそうな物が注文できない.コーヒーと写真が出ているパフェのようなものを注文した.アメリカで食べる甘いものと違って,ヨーロッパの甘いものはほどよい甘さでおいしい.ここのアイスもなかなかうまい.

    4時過ぎに駐車場に戻り,帰ることにした.途中の国境検問所では行きよりもさらに長い間パスポートの中身を検査されたあと,はんこを押されてパスポートが帰ってきた.

    帰宅後は近くのギリシャ料理屋で飯を食った.Lamb fireというものをたべたが,なかなかおいしかった.この肉にあうといわれて赤ワインを飲んだが,あっという間に酔が周り,ホテルにかえるやいなや,さっさとねてしまった.

  • 2000年11月4日

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    朝はプールに行くことにした.昨晩何気なくこの辺を走っていればたぶんプールに出くわすのではなどと考えて運転していたら,見つかったプールに行った.昨日の受付のおばさんの話によると,土曜日は7時からやっているそうである.普段の平日は6時半からやっているというから驚きである.7時半頃に到着すると,すでに多数の人々が泳いでいた.

    こちらの50mプールは深い.水深1.9mくらいある.186cmある自分がすっぽり中に沈んでしまう.泳ぎ方はみんなまちまちで,豪快に筋力だけで進む人もいる.前回泳いだときは日本を発つ2日ほど前だったが,ゴーグルを忘れたために平泳ぎのみだった.今回クロールで泳いだら,とたんにつかれてしまった.50m泳ぐだけでへとへとである.なんとか500mから600mほど泳いで,ホテルに戻り,朝食をとった.

    昨日Jensに誘われて,今日はMercedesの博物館に行くことになっている.Klausの奥さんの話によると,今日はF1のレーシングカーが構内を走るデモが行われるという.待ち合わせたGoldberg駅に20分ほど歩いて行き,一番最後の車両がとまるプラットホームで彼らを待った.

    ドイツの鉄道では,駅員が切符を切るということはない.自動販売機で各自が目的地までの切符を買い,電車に乗るだけである.抜き打ちで検査があるらしいが,そんなにめったにこないので,やろうと思えば無賃乗車もできるだろう.

    うまいこと11時過ぎの電車で彼らに合流したあと,Stuttgartに向かった.目的地はサッカー場のある駅である.ここから歩いてすぐのところに博物館はあった.性格にいうと,ここはMercedesの事業所の一つで,その中のある建物が博物館になっている.

    構内にはいるとBenzの様々なモデルがずらりと並んでいる.これだけでーんと並んでいると圧巻である.

    奥にはいるとコースがもうけられていて,ここを数々のモデルが走る.車庫には見慣れないスポーツタイプのベンツも並んでいる.しばらく見ていると物凄い爆音とともにF1レーシングカーやスポーツタイプのクーペが走ってくる.サイレンを鳴しながら走ってくるレスキューカーもあるが,あたかもそれが日本の週末の暴走族と警察の追っ掛あいみたいにも聞こえる.レーシングカーのエンジン音がやたらと高かったが,あれは車体が軽いからのようだ.実際に10g軽くするだけでサーキット2週分のガソリンが稼げるという.少ないガソリンで多くは知れるというのは,ピットインの時に有効である.ピットインの様子もデモで紹介され,だいたい5秒台でタイヤ交換をしていた.自動的にネジを絞めたり緩めたりできる装置があるのでこれだけ速くできるらしい.クラシックカーでも同じことをやっていたが,手動でやらなければならないので,30秒弱かかっていた.

    博物館内には,世界で一番最初といわれるエンジンから現代のモデルまでの変遷が紹介されている.はじめは自転車にエンジンをつけたようなものが,徐々にタイヤの幅が厚くなり,金属部分が多くなり,最高速度と馬力が上がる.初期のモデルはハンドルが右についていたようである.それが1930年代には左につくようになっていた.もうこのころには最高速度は200km/hを越えているので驚きである.また,このころに日本の天皇が乗ったというモデルも飾られていた.

    途中でこのイベントに誘ってくれたKlausのおごりでトルコ料理,ケバブを食べた.肉とパンの組合わせがなかなかいいと思った.

    イギリス人のFredieとわかれたあと,帰りがけにStuttgartの喫茶店でケーキとコーヒーを食べた.こちらは日本のように喫茶店はほとんど若い女性だけで占められるということはなく,男三人がどうどうと入っても何ともない.実際にこの喫茶店にたどり着くまでにいくつかの店を回ったが,すべてしまっていた.土曜日も5時を過ぎるとあっという間に皆閉めてしまうようである.この店でKlausのおすすめでレモンフレーバーのケーキを食べたが,美味しかった.

    StuttgartからはJensとたわいもない話をして,帰ってきた.Goldbergの駅で降りたあと,ホテルへと向かう途中の道すがら,何かごそごそと動く音が聞こえた.よく見ると針もぐらみたいなのが丸まっている.靴でこんこんとたたいても反応しない.しばらくみているとごそごそと動きだし,向こう側に逃げようとする.しかし金網があるので逃げられない.そのまま放っておいて,戻ることにした. ホテルに帰ってから,デジカメのデータをPCに転送しようと試みたが,どうもファイルを認識してくれない.PCカードを介するやり方はこの前も失敗したが,また同じことが起きている.日本に帰ってからオリンパスのサポートに問い合わせることにして,しばらく普通のカメラを使うことにする.

  • 2000年11月3日

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    3時頃,プロジェクトが無事通過点を通ったということで,小さなパーティーがおこなわれた.フロアーの真ん中らへんの冷蔵庫に皆が集まり,ポテトチップやプリッツェルをたべながらオレンジジュースやビールを飲んでいる.まだ一応就業時間なのにアルコールを飲むとはさすがである.

    ここで,よく日本に来ているMartinとこちらで採用されたMidoriさんとで日独の違いについていろいろとはなした.驚いたことにMidoriさんはドイツ語を喋れないという.ここで採用される条件は何かと聞くと,英語と大卒の証明書だけだそうである.実際に今でもいくつかのポストの空きがあるので,挑戦してみればとすすめられた.いい考えである.とりあえずそれらの条件を自分は満たしている.この職場で働いている限りは,英語が通じるので,別にドイツ語がわからなくても不自由しない.本気で挑戦しようかと考えてしまう.

    帰りがけにボブリンゲンのショッピングセンターでちょうど良い感じの靴を見つけた.日本でなら一万円以上しそうなものだが,こちらでは5000円以下で買えてしまう.

    ホテルに帰ったあと,その靴でSindelfingenの町を歩き,Adlerというイタリアンレストランに行ってみた.さすがに堅いくつなので,くつずれを起こしてしまった.料理の味の方は,日本のレベルと比べると落ちるが,そんなに悪くはない.

  • 2000年11月2日

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    ドイツに来てからはっきりしない天気が続く.雨が降ったり晴れ間が見えたり,本当にはっきりしない.とにかく曇りの時間が圧倒的に多い.今日も一日中そんな天気だった.しかし晴れ間が見えたときは本当に美しい.実験室で作業をしているときちらりと外を見遣ると時々その太陽の光に照らされた木々がきれいに輝いて見える.

    仕事はひとまず今週分については終えることができた.しかし翌週分がまだ心もとない.日本で行われた変更をもってして,こちらでまともに動くかどうかが問題である.

    仕事を6時過ぎに終え,SindelfingenのSternというショッピングセンターに行った.今回はホテルに車を止めてから徒歩でいった.歩いて5分くらいの距離である.しかしこの時にビールを買ったのは失敗だった.前回にかっておけばよかった.

    夕食はそこの地下にある中華料理屋でとった.白米を食べたかったが,なんというのかわからず,野菜炒めの餡掛けみたいなのと,チンジャオロースーみたいなのをたべた.となりの人が白米を食べていて,うらやましかった.

  • 2000年11月1日

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    今日はドイツの南部の地域は休みである.よって,買い物をしようと思っても,この辺りの店は皆しまっている.さてどうやって過ごすか考えてみたが,まず朝はSindelfingenの町の北の方を歩いてみた.教会から北の方に抜けると,大きな公園のような場所に出る.池があり,小川がありと,とても居心地のいい空間である.色付いた木々の色とこの水辺とその背後に広がる町並みが実に美しい.池ではつりをしている人もいる.こんなところにも日本との違いが出ている.日本だったら池の周りに柵がもうけられ,危ないので立ち入り禁止などと書かれるに違いない.このような池などはあれば必ず何かしてみたくなるのが人間の性分である.しかも,立ち入りが禁止されていたら,ますます逆らって悪さをしたくなるものである.自分も良く小さい頃は池で遊び,たまにすっ転んで池に漬かったりしたが,あの頃はまだ日本もそんなに過保護ではなく,そういうおおらかさもあった.今の日本は少し過保護になりすぎているのではないかと,歩きながら考えた.

    ちょっと歩いてみると,小屋のようなところで子供たちがたくさん集まって,何かをつくっている.どうやら工作教室らしい.そういえば日本の子供たちがたくさん集まってこのようなモノづくりをする場面をみることもなくなってしまった.

    ホテルに帰り,ふとドライブしてみたい気分になった.地図をみると,フランクフルトまではそんなに遠くない.ここからミュンヘンまで200kmくらいだそうだが,それと同じくらいの距離に思える.いざ車を走らせてみると,どうも調子がおかしい.ラジオがつかない.フロントパネルには何かの異常を示すランプが点灯している.いったんホテルに帰り,ドイツ語の辞書をみながらマニュアルを見ると,どうやら電気系統の異常らしいことが書かれており,Fordのサービスステーションに持っていけとかいてある.Heartzに電話すると,持ってくれば取り替えてくれるというので,Stuttgart空港に向かい.車を取り替えてもらった.またも,Ford Focusである.

    しかしいざレンタカーが止めてある駐車場から出ようとすると,係りのおじさんに止められた.なんだか知らないが,とにかく車を元あった場所に止め,レンタカーの受付にもどれという.いわれる通りに車を戻し,空港の受付ブースに戻った.心配である.前のFocusを運転している途中になにか違反でも起こしていて,それが警察から伝わり,こいつには車を貸すなとでもいうのだろうか.だがそれは杞憂に終わった.受付のきれいなお姉さんが,Nativeとほとんどかわらんと思われる流暢な英語でその車はすでに借りる予定の人がいて,長期貸し出すわけには行かない,代わりの車に乗ってくれという.今度はMercedesのAクラスである.

    まず乗るときにドアが重いことに気づいた.衝突対策をいろいろとやっているのだろう.乗ってみると,小回りが効き,乗り心地もそんなに悪くない.だが,150kmを越す高速になると,安定しない.なんだか地に足がつかない感じである.軽いからしかたがないことなのかもしれない.中学生のころ,車ずきのやつに当時のスカイラインはこのような不安定さをなくすために,時速70kmを越すと,スポイラーがでてきて安定した走行を実現させるという.なるほど,そんな仕掛けがこの車にも必要なのかも知れない.

    そのまま車をとばし,フランクフルトまで行くことにした.2時間ほどでついたが,まあ来れない距離ではない.ただ,腰が疲れる.腰の痛みを覚えながら,街にはいると,大きなホールに出くわした.渋滞の道をこのホールに向かって曲がり,よくみてみると,ここがFesthalleである.The Corrsがここで11月12日にコンサートを行うこともちゃんと示されている.ボーイを見つけ,彼に
    車を止めてもらい,チケットを買いに行ったが,もうすでに売り切れていた.まあインターネットで探すことにしようと考え,そのまままた車で走ることにした.

    フランクフルトに来た目的はもう一つ,買い物をするためだったが,どうもたくさんの車と人がごった返していて,駐車場を見つける気にもならなくなり,帰ることにした.行きはStuttgart空港からそのままA-8を真っ直ぐ走り,A-5に乗り北上してきたが,この道はなぜか工事個所が多く,道が狭くなっているところがかなりある.帰りも同じ道を帰りたくないと思っていたら,知らない間にA-67をとおっていた.そのままStuttgartと書いてある方向に走ると,途中でA-6になっており,いつのまにかA-81のいつも走っているアウトバーンに行き着いた.この行程は工事個所もなく,走りやすかった.

    帰りがけにまたBoeblingenのMineralthermaによって体の疲れをいやした.