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  • 規制の緩い日本

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    日本は規制でがんじがらめのように語られることが多く、ことあるごとに「規制緩和」が唱えられるが、実は他の国に比べて規制が緩いことも結構ある。

    例えば、この記事では、農薬の残留量について述べられているが、日本の法整備がいい加減な例の一つである。

    事故米より怖い「国産」
    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20080916-00000002-aera-soci

    アセタミプリド、メタミドホスの残留基準値について、お茶の方がお米よりも緩いというのはどうも納得がいかない。摂取量が違うからそういう違いがあるのかもしれないが、輸入米の基準値がやたらと厳しいのは、やはり国産米を守ろうとする政治的圧力からなのだろうか。

    ほかにも規制が必要だと思うところはある。例えばアメリカやヨーロッパの高速道路を走っていると、トラックやバスが追い越し車線を走っている姿はあまり見かけない(たまに見かけるが)。これは、規制でそうした追い越し車線の走行を制限しているからで、そうした車両が遅いのにも関わらず追い越し車線で無理に追い越そうとして、後から高速でやってきた追随車両が追突するという事故を防ぐ目的がある。ところが日本では追い越し車線をトラックやバスがびゅんびゅんと走っている。まあもしかしたら、日本のトラックは加速力が強いので、欧米のような規制はいらないというのかもしれない。

    しかしトラックやバスに関して気になるのは排気ガスである。日本のディーゼルはほかの先進国に比べて脱硫がおこなわれないなど、規制が緩かった。このため、ヨーロッパでつかわれているような高効率なディーゼルエンジンが国内で育つことがなかった。

    建物に関しての基準も緩い。アメリカやヨーロッパ、さらには発展途上国などは、町の景観を保つために建築規制が厳しい。看板の大きさ、出し方、建物の建て方、外見など、非常に細かな規制がある。しかし日本ではこのような制限がないために、例えば大正時代の家屋の隣に最新型のビルが建っていたりする。建築家にとって日本というのは規制が緩いので実験的な奇抜なデザインを試す格好の場であるという。

    基本的には政府の口出しはない方がいいに決まっているのだが、一方で規制を強いた方が生活や生産性が上がる場合には、もちろんすべきだと思う。

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