iTunes Store(Japan)

  • 帰国〜タイ十日目

      0 comments

    昨日のタクシーのハラハラドキドキさせる展開に疲れたものの、1時半に起きて、ワールドカップの三位決定戦、ドイツ対ウルグアイ戦を見ました。このタイ旅行期間中、ずっとワールドカップをやっていて、夜中に起きては見ていましたが、帰国の日にも気になってみることにしました。結果的にはドイツが三位になり、期待していた結果になったものの、クローゼが出場せず、新記録を打ち立てるという期待もなくなったため、ちょっとがっかりでした。しかし試合展開はドイツが最初一点入れた後、ウルグアイが逆転したと思ったら、ドイツが二点取るというシーソーゲームとなり、さすがにゲルマン魂を感じさせました。しかし、こういうときにゲルマン魂という言葉をつかうのは日本だけのような気がします。

    そのまま起きて、空港に向かいました。空港までの移動が短くて大変助かります。

    荷物をチェックインした後、ラウンジでくつろぐことにしました。しかし、ユナイテッドのレッドカーペットクラブメンバーが使えるタイ航空のラウンジは、とても豪華で快適そうでしたが、時間は5時15分にならないと空かないということで、まずはその近くにあったラウンジを利用しました。これは、Priority Pass で入室できました。

    しかし中はやはりグレードが劣るというか、非常に必要最低限の設備に止めてあるということで、5時15分を切った時点でタイ航空のラウンジに移動しました。ここではネットもつながり、かつ食べ物も飲み物も充実していて大変よかったです。

    ラウンジでくつろいだ後、飛行機に乗り込もうとすると、追加でセキュリティーチェックがありました。どうしてこういう風にアメリカ系の航空会社のセキュリティーは厳しいのだろうかと思いつつも、まあ怪しいやつを排除するには致し方ないかと自分に言い聞かせながら、セキュリティーを通過し、ゲートに向かいました。

    なぜか機体が急遽変わったということで、機体はサンフランシスコに向かうボーイング747ではなく、成田経由でシカゴに向かう777でした。ユナイテッドの場合、2,5,2の座席配置になり、真ん中の5の列の通路側をとれないと非常につらいのですが、今回は飛行機の機体の一番後ろから二番目のところで、この部分は2,4,2の配置となっており、4のうちの片側二つをとることができました。そのため、トイレにも行きやすく、意外と快適でした。ただ、エコノミープラスではないぶん、やはり縦方向の座席スペースはつらいものがあります。

    成田空港に着くと、勢いでそのまま健康診断室を通り抜けてしまいました。本来なら、旅行中に下痢をしたので、立ち寄るべきでしたが、気づいたときには入国審査場におり、面倒なのでいいかとおもい、もし何かあったら、病院で相談すればいいかと判断しました。

    それにしても、入国審査場がえらい混みようでした。政府は日本への観光客を増やそうと必死らしいですが、こんな狭い入国審査場に、こんなに外国人観光客を待たせて印象を悪くするだけではないかと思いました。

    入国審査を終え、荷物をとるべく階下に降りると、これがまた異様な混み具合で、一気に日本に帰ってきたことを思い知らされました。本当に日本というのはスペースの使い方が下手くそで、こういうときに本当に疲れます。先進国で、お金があるにもかかわらず、人の流れを制御して快適に移動させようという発想にどうして至らないのか、本当に不思議で、政府がこんな状態で観光客の増加を図っているというのは恥ずかしい限りです。

    荷物を全部取り終えてから、重たいスーツケースは宅急便で送るべく、クロネコヤマトの窓口に行こうと考えました。ここで、変なアイディアがよぎりました。というのも、今回は自宅から往復での依頼をしたので、ひょっとすると行きに荷物を受け取った場所で、発送をお願いするのかもしれないということです。ところがこれは誤りで、カートを押して一生懸命4階のクロネコヤマトのブースまで行くと、申し訳ないが一階のブースを利用してくれといわれ、ショックを受けつつ一階のブースに行きました。まあ往復で利用していなければ、最初から一階のブースを利用していたと思うのですが、今回は往復での宅急便を利用していたので、わざわざ4階まで行ってしまいました。このときもちょっと憤りを感じました。日本人でさえ、案内表式が不十分で、このように迷うのに、外国人観光客はさぞかし苦労するだろうなと、想像に難くありません。

    荷物を手放した後、成田エキスプレスを利用し、家に帰りました。3時に着陸した後、家に着いたのは7時過ぎで、やはり成田は遠いです。つくづく、期日前投票をしておいてよかったと思いました。

    今回のタイ旅行の全日程を無事終えることができました。目標としていた象に乗ること、ダイビング復活を果たすこと、マッサージを受けること、タイ料理を大量に食べることをすべて果たし、結果としては大変満足のいく旅行でした。航空券の手配からホテルの予約まで、すべて自分たちで計画を立て、その場で思いついた行動もとったりしましたが、それはそれで楽しく過ごすことができました。

    また、タイの人々のエネルギッシュな躍動感も感じることができました。日本のように法律や慣例でいろいろと縛りが多くなってしまうと、確かにたとえば車に乗るときは、シートベルトをするとか、バイクに乗るときはヘルメットをかぶらなくてはならないとか、規則に従えば安全は確保できますが、一方で誰かが考えたルールに則らざるを得ず、自分たちで主体的に判断して動くということがしづらくなっているように思えます。一方、タイの中では、もちろん発展途上国の中ではだいぶよい方とはいえ、まだまだこうした法律が整備されておらず、そのために、危険なこともあるにはありますが、人々はそんなことにはかまわず、たくましく堂々と生きています。そんなたくましさを見るにつけ、エネルギーをもらって帰ってきた気がしました。ただ、そのエネルギーも、成田空港に降りた瞬間に失われるような気がしたのは、どうもやはり日本が先進国であるにもかかわらず、そうした各場所の快適さを保つという点においては、発展途上国以下の居心地の悪さを感じるからだとおもいます。もっともこれは、自分が神経過敏なのかもしれないですが、それにしても、もうちょっと公共の場の空間の使い方や、大勢の人が集まる場所での、人の流れのマネージメントがよくならないものかと、つくづく思うものです。

    Write a comment