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  • Maui 5日目

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    いつも通り、6時半に Lahaina Divers に集合した。この日はようやく山から日が昇るのが見えた。いい天気になりそうである。昨日の恵比寿様の祈りが聞いたのだろうか。

    7時過ぎに港を出た。昨日の船よりも断然この Dominion 号の方が速くすすむ。と思ったら途中で減速した。クジラがすぐそこにいるのである。興奮して何枚か写真を撮ってみたが、後で見るとなかなかそれがクジラだと判断するのは難しいものになってしまった。

    45分ほどで Molokini 島に着き、船がとまった。みんなウェットスーツを着ているが、中には水着のまま、ウエイトベルトとナイフを身につけている人もいた。「うわーこの人天然のウェットスーツか。そういえばおなかの周りの脂肪がたくさんあるなあ」と思っていたら、彼が水面を指差し「マンタがいる」というではないか。よく見てみると、水面に1mくらいのマンタが顔を出している。カメラを持っている人々は一斉に海に入り、シュノーケリングで撮影をしていた。自分も負けじと海に入り、何枚か写真を撮った。

    1本目: Tako Flat

    先日船を停めた場所よりもう少し島の内部に入ったところに船が停まっていた。ここからエントリーし、先日の停泊ポイントあたりまで泳ぎ、引き返してきた。透明度は二日前よりもいいようである。

    今日はハワイの州魚であるフムフムヌクヌクアプアア(ムスメハギに似ているが、少し違う) の写真を撮ろうと決めたので、何回か試してみた。彼らはなかなかすばしっこくて、撮影が難しい。他にも、ロウニンアジ、カスミアジのペア、ヨコシマクロダイ、Orangeband Surgeonfish、Hawaiian Whitespotted Toby、Gray Reef Shark などを見た。

    2本目: Reef Ennd

    1本目の後、船が島よりもうちょっとはなれた位置に停泊した。ここからエントリー後、噴火口の外側の渕にそって移動し、途中で引き返し、噴火口内の砂地に移動するというコース取りでマンタを狙うというダイビングだった。

    エントリー直後、Black Triggerfishh というアカモンガラに似ているがもうちょっと真っ黒いモンガラを見ながら潜降、透明度のよさに驚いた。透視度および透明度ともに 30m くらいはありそうかとおもわれる。まずは砂地のガーデンイールを見るが、砂地が 24m くらいだというので、水底に着地はせず、上から撮影した。その後外洋側に向かって移動するが、Racoon  Butterflyfish (チョウハン) や、カスミチョウチョウウオ、Milletseed
    Butterflyfish などの黄色い魚の群れがひらひら舞い踊る姿にしばし見とれていた。

    しばらく移動すると、さっき船の上からマンタを見つけた人が水深23mくらいのところで何かを指している。ガイドの Shuhei さんがそれに近寄っていきこっちに来いというようなサインをしたように見えたので、水深が深くなるのはちょっといただけないと思いつつその場所に近寄ってみたが、何も見えなかった。後で聞いた話によると、2m くらいのバラクーダの老魚が泳いでいたそうである。

    その後ゆっくりと浮上していき、水深 15m ほどのところで階段状の地形を見つけ、「これは与那国の遺跡を思い起こさせるが、こちらは形状から自然にできたに違いない」と思われるものを撮影した。

    その辺りで壁にそって引き返すこととなった。今度は水深 10m くらいを移動していき、先ほどの岩と砂地の境目くらいに戻ってきた。すると Shuhei さんが何かを指差しながらタンクをカンカンならしている。近寄ってみるとマンタがこちらに近づいてくる。今度は 3m くらいあり、けっこうでかい。優雅に水中を移動するその姿はいつ見ても美しいものである。

    興奮冷めやらぬ中、船の下に帰り、ハナビラウツボを発見した。日本ではウツボは大して面白くもないのだが、アメリカでは受けが良いようである。

    船に帰るとみんなの顔はすっかり満足した表情だった。

    Molokini からの帰りがけは、クジラとともに、イルカも見ることができた。一日でクジラ、イルカ、サメ、マンタ、カスミアジ、ロウニンアジを見られるとはなかなか滅多にないことである。予定していた4日間のうち、2日間潜れないという悲しい事態に陥ってしまったにもかかわらず、すっかり満足のいくダイビングができた。しかし、これでもし雨が降らず、コンディションが良ければと思うとちょっと悔やまれる。

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