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  • 日本製品が海外で苦戦する理由その1

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    「ガラパゴス化」している日本製品が海外で売れなくなったという声をよく見聞きするようになった。すなわち、日本市場に特化した製品があまりにも日本ローカル市場での独自の発展を遂げてしまい、海外での競争力を失う様子を、ガラパゴス島で独自の進化を遂げた生物種のようであると例える見方であり、独自の進化をとげるだけならまだ良くて、そうした種が安穏としているうちに、世界市場でもまれた競争力のある外来種がやってきて、日本産の種を駆逐してしまう事もよくある。アメリカから帰ってきてまだ半年経っていない今のうちに、これは「ガラパゴス」だと思うものを今後挙げていってみたい。

    今日、とある特急電車に乗ったら、足下が窮屈なのに驚いた。特急料金を払うのだから快適に車内でくつろぎたいのだが、足下がつっかえてやり場に困ってしまう。いくら狭い飛行機のエコノミークラスでもここまで足がつっかえる事は、バルクヘッド席くらいなものである。いやおそらくバルクヘッド席の方がまだよいかもしれない。

    ひざ部分の空間は問題ない。まあ前の座席の人が椅子を倒さなければつっかえる事もなく、欧米の鉄道でもこの位のスペースは標準的である。だが足下がここまでつっかえて不便に思う事はなかった。

    一般的に日本製品の足下の空間スペースの取り方は不十分だと感じる事が多い。日本車に乗るとよく膝や足がつっかえて無理な姿勢を余儀なくされる事がある。アメリカやヨーロッパでは186cmの身長は特異な事でもなく、よく見かける。彼らや彼女たちも、車の空間について自分とおなじような窮屈さを感じるのだろうか。

    日本の鉄道技術やサービスが海外に輸出されつつあるが、日本の規格をそのまま持ち込むという訳にもいかないだろう。製品デザインを考える際は、今後は平均的な日本人を想定してしまうと、かえって市場競争力を失ってしまうことにもなりかねない。一見コストがかかるように見えるかもしれないが、身体の小さな人、大きな人、不自由な人も含めた配慮をデザインに取り入れることによって、むしろ競争力がませると言えるかもしれない。

    • ガラパゴス製品が海外製品に駆逐される条件として、参入障壁の低さがあります。元々障壁が無い場合はそもそもガラパゴス製品が育たないのでいいのですが、問題は当初あった障壁がなんらかの理由で低くなったり取り払われた場合です。
      ケータイなんてガラパゴス製品の代表みたいに言われてますが、これも高い参入障壁のせいですね。以前の通信方式の障壁はなくなりましたが、依然としてキャリア主導の販売形態、アプリケーションやコンテンツの独占販売、独自のケータイメール文化(絵文字、デコメールなど)、おさいふケータイやワンセグなどの独自規格のハード依存機能など、海外勢が日本国外で販売している製品をそのまま持ち込むのが困難になっています。
      ガラケーがガラケーでなくなるにはこれらの障壁がなくなって外来種に駆逐されるか、または日本の消費者が世界標準の製品に魅力を見いだせるような変化が必要ですね。アンドロイドには期待してますが、どうなるでしょうか…。
      NECのPC-9801がDOS/V互換機に駆逐された歴史は繰り返すのか?

    • > じょー。さん

      会社から支給されたドコモの携帯を使っていますが、なんかきわめて独自の進化をしている気がしました。携帯も NEC の PC-9801 が DOS/V 互換機に駆逐されたり、一太郎が Word に取って代われたりした歴史を繰り返しそうな気もしなくもないです。

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