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  • Calistoga

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    金曜日に休みをとって Calistoga を訪れた。当初日帰りでいくことを考えていたが、どうせ温泉につかるならゆっくりしたいと思い、木曜日の夜にネットをつかってめぼしい宿を探し始めた。

    こういうとき、英語で Google の検索をするよりも役に立つのが、日本語での検索である。”Calistoga hot spring” などとやって検索すると、関係のない商工会議所のリンクがでてきたりしてわずらわしいが、日本語で検索すると日本人のフィルターがかかった検索になるので、ドンピシャでこちらが求める情報が出てくる。(もっともそのおかげで通常英語で検索すると出てくる情報が隠されてしまう危険性はあるが)

    検索で出てきた一件目の Golden Haven を電話してみたらもう既にいっぱいだといわれた。そのときに Carlin Cottage はどうかとすすめられた。そこで Carlin Cottage に電話してみると、留守電につながった。電話を返してくれるようにメッセージを残し、待っている間にオンラインで状況を見ると、開いている宿はだいたい $180 くらいはする。これは $180 はらってこれらのうちのどれかの宿を予約した方がよいかと思っていたら、電話が鳴り、 Carlin Cottage でジャグジー付きの部屋が $165 で泊まれるという。しかも近くのスパまで歩いていけるという。これぞとばかり、予約を入れることにした。

    予約の際、通常チェックインは2時から5時だが、特に部屋が埋まっている訳でもないので、早く来ても遅くきてもかまわないということだった。そこで朝10時半頃に家を出て、101 を北上、サンフランシスコを通って Petaluma を経由し、山道を超えて Calistoga へいくという行程をとった。途中のサンフランシスコで前から気になっていた車のディーラーに立ち寄ったが、これについてはまた改めて書くことにする。

    いろいろと交渉した後、ディーラーを1時半頃出て、Petaluma へと北上した。Petaluma には3時につき、ここで遅い昼食をとることにした。訪れたのは Water Street Bistro で、去年アワビとりにいくときに I 氏とともに男二人で立ち寄り、店内の雰囲気とサンドイッチの味の良さに感激した店である。ぜひ一度妻を連れてきたいと思っていたのだが、彼女も店の雰囲気、店員のサービス、そして味の良さには感激していた。自分は気づかなかったが、彼女によると店内のあちらこちらにフランスを彷彿とさせるものがおいてあったという。そこでフランス系の人がやっている店なのではと結論づけた。1/2 サンドイッチと 1/2 スープ、それにコーヒーとココアを楽しんで、Petaluma を出たのは4時くらいだった。

    途中、Santa Rosa 付近で渋滞に巻き込まれながら 12 号線および Calistoga Road を通って山道を抜け、宿に着いたのは5時半だった。ということで Mountain View からここまで4時間のドライブだったことになる。

    部屋にはジャグジーがついており、このお湯には硫黄が含まれているらしく、部屋に硫黄の臭いが充満している。この匂いを嗅ぐと条件反射的に箱根の温泉玉子を思い出し、食べたくなる。チェックインの際に受付のお姉さんに硫黄のにおいがするから注意してといわれたが、カリフォルニアでありがちな風呂に塩素のにおいをかぐよりもよっぽどよい。

    さっそく宿を出て数分の Golden Haven を訪れてみた。泥風呂とマッサージのパッケージを受けたいというと、次に開いている時間は6時半だという。このとき5時45分で、少し待てばすぐに入れるのでちょうど良い。予約をしてダウンタウンで時間をつぶすことにした。

    Calistoga ダウンタウンはまるで西部劇の舞台を思い起こさせるような雰囲気である。ドラえもんでのび太が西部劇のガンマンになって悪者と戦うというシーンがあるが、こんな感じだろうかと思った。

    20分ほど散歩した後に Golden Haven に戻り、まずは泥風呂に入った。この泥風呂、お湯と泥が混ざっているのだが、お湯がものすごく熱い。まともに足を入れようとすると熱くて入れない。一方、泥の方は幾分冷えているようで、ここからならそろりそろりと足を入れていけばどうにか入れる。だいたい5分くらいかかって全身を泥の中にいれ、顔と肩が外に出ているという状態になった頃に案内の人が浴室に入ってきて、泥を肩にかけてくれた。また、粘土みたいな泥を顔に塗ってくれ、首の後ろには冷たいタオルを敷いてくれた。

    入り始めて10分もたたないうちにのぼせてきて、体がほてってきた。これはもうたまらんと思い、泥風呂から出ることにしたが、妻の方は平気な顔をしていた。どうも体温の違いからか、彼女の方がこうした熱には耐久性があるようである。顔をシャワーでさっと洗った後、ミネラル風呂というのに入った。ここはこの地で湧いたお湯が入っており、体の泥はこの中で落とせる。体をさすると肌がすべすべしているのがわかる。

    ミネラル風呂でしばらく使った後、シャワーを浴び、別室で30分くらいタオルにくるまりながら寝ることができた。ほてった体を冷やすということらしいのだが、この寝る時間は至福なひとときである。

    その後、別室に移り、全身マッサージとなった。最後にマッサージを受けたのはいつかと問われたので、しばらく考えてみるとどうも2004年にハワイにいって以来本格的な全身マッサージは受けていない。その前はダイビングで南の島に潜った後にマッサージを受けるということをよくやっていたが、ここのところダイビングにもいっていないせいもあって、数年間こうしたマッサージの機会というのはなかった。マッサージをしてくれたのはぷよぷよと肉がついた感じのお姉さんだったが、この肉の感触がマッサージ中に非常にほどよい肌への刺激になり、かなり気持ちがよかった。背中から腰、腕から手のひら、脚から足の裏を経て、今度は腕や脚の表側、そして顔へと移っていった。

    マッサージの後は、再びダウンタウンに戻り、ここで夕食をとることにした。Brannan’s にするか、Calistoga Inn にするか迷ったが、Calistoga Inn にした。だがこれは失敗だった。店内の半分はバーになっているのだが、レストラン側にもバーからのカラオケの音が漏れてきてうるさい。食事はリゾットと Bluenose Seabass の料理だったが、リゾットはなぜか甘く、Bluenose Seabass は魚自体は新鮮でよいのだが、タレなどが魚の淡白なおいしさを台無しにしていた。ここはいかない方がいいレストランといえるだろう。

    ホテルに帰ってからジャグジーを楽しんだ。塩素のにおいと違って、硫黄のにおいは温泉らしくて非常に良い。しばらく湯船につかった後で寝た。

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