今日のニューヨークタイムズで、アメリカの初等教育における算数の教え方に問題があるという報告が、一面に出ていた。
The National Council of Teachers of Mathematics (「全国算数教師組合」とでもいうのだろうか) が1989年に、単純な暗記や計算を子供たちに強いるのではなく、より発見的で自発手否教え方をすべきであるという指摘をした。しかし、現在のアメリカ国内の小学生の算数の能力は、シンガポール、香港、韓国、日本の子供たちにくらべてかなり劣るということが分かっており、グローバル化のこの時勢において、アメリカの競争力を損ねるという懸念が出ている。
ニューヨークタイムズは、お母さんたちがその対策を考えているということも報告している。一例として、二人の子供を公文に通わせるお母さんを紹介していた。公文での単純な計算ドリルの反復的な学習が必要なのだということを彼女は述べている。
実は公文は全米に広がっている。シリコンバレーにもいくつか教室が点在しているし、出張先のデトロイトなどでもラジオをつけていると公文の広告が流れている。はじめにデトロイトで公文の広告を聞いたときは我が耳を疑ったが、既に何回も聞いているので、驚かなくなってしまった。
今日改めてその理由が分かった。アメリカのこうした教育事情にあわせて、公文が見事にそのギャップを埋め合わせているということである。



