これは単純にそうともいえないだろう。というのも、こういった自動車は電気の供給を受けなければならず、電気自体が化石燃料を燃やして生成されている限り、二酸化炭素は発生している。すなわち、電気自動車を走らせているから、地球温暖化ガスの排出がゼロになっているという風にはいえず、実際には供給を受けた電気を電力会社が生成するとき発生した二酸化炭素がかならず存在するはずである。
そう考えて自動車メーカーの広告を見ると、確かに気を使っていることがわかる。
例えばこのサイトでは、「走行中の CO2 排出 0」と書いており、あくまで走行中であることを強調している。メーカー側も上述の事情は理解しているようで、
発電から充電までのCO2排出量は含まれておりません。
とわざわざ注意書きで書いている。
現在のガソリンエンジンを利用したときに発生する二酸化炭素のように比べると、こうした電気自動車が発電や充電も含めたすべての過程で発生する二酸化炭素はかなり減るのかもしれない。しかし、ときどき電気自動車に乗り換えれば、二酸化炭素の排出量がゼロに抑えられるかのような主張を見かけるので、注意しなければならない。温暖化ガスの排出を抑えるという点においては、電気自動車はまだ発展途上の段階であり、もっと別のエンジン機構も必要だという認識も持った方がよいと思う。




じょー。
6月 24th, 2009 23:24
電気自動車に別のエンジン機構が必要なのではなくて、CO2の排出が低く抑えられる電力供給源が必要なのでは?原子力発電は基本的にCO2はゼロだし、風力発電、地熱発電、水力発電も然り。
ちなみに(走行時の)CO2排出ゼロという意味では水素エンジンや燃料電池自動車もそうですよ。(両方とも水素が燃料)
Shuji
6月 24th, 2009 23:48
> じょー。さん
すみません、主張がわかりづらかったかもしれません。ポイントは、電気自動車でも、電力供給源を考えると、電気自動車を使っているからといって、必ずしも二酸化炭素の発生がゼロであるとはいえないということと、電気を駆動力として使う以外にも温暖化排出をトータルで抑える機構が考えられるべきであるということです。もちろん、ご指摘の通り、水素エンジンや燃料電池自動車は二酸化炭素の排出が走行時はゼロであるというのは素晴らしいですが、一方で、燃料となる水素が作られる過程で排出される二酸化炭素のことも考えられるべきなのではとも思います。