出張でドイツに来ているが、ふと懐かしくなるものをいくつか発見している。
1. 雨に濡れた落ち葉の匂い
乾燥して雨が降らず、落ち葉もほとんど見られないカリフォルニアでは雨に濡れた落ち葉を見ることはあまりない。(もっとも最近では雨が多くなったので沿うともいえなくなってきているが) そんなことになれてしまっているからか、雨に濡れた落ち葉で覆われた歩道を歩くときににおってくる香りがなんとも懐かしく感じられる。
2. ガラスのビンをカラカラとならしながら走る自転車
昔子供のころ、ビールのビンを酒屋に持っていって数十円くらいもらってそれを小遣いにしていた。また、当時は酒屋さんがよく自転車でビールや酒を配達していた。そのときになる音がちょうどさっき自転車から聞こえてきた。ビールの首都とも言われるミュンヘンならではともいえるのかもしれないが、一瞬懐かしく感じられた。これもカリフォルニアだと車を使って買い物に行ってしまうため、ほとんど聞くことがない。
3. リュックサックとヤッケ
子供のころ、リュックサックといっていたものが今ではバックパックと呼ばれるようになっている。また、ヤッケといわれたものはジャケットと呼ばれるようになっている。考えてみると、子供のころに使われていた言葉はドイツ語で、今使われている言葉は英語である。同じ jacket という単語でも、ドイツに来てしばらくドイツ語の発音になれてから見ると、「ヤッケ」に見えてくるから面白い。また、そう思った瞬間子供のころ「ヤッケを着て外に出なさい」とかなんとか言われたのを思い出すのも興味深い。
これらのものがカリフォルニアに生活しているから懐かしく感じられるのか、日本でも珍しくなっているからなのかは分からないが、ドイツに来てこういう思いを抱くのは面白い。



