英語では、誰かがくしゃみをすると周囲の人が “bless you” といいますが、フランス語では、
à tes souhaits
というそうです。もし、二回目であれば、
à tes amours
となるのだそうです。ただ、この表現はより親しい人に使うようです。
英語では、誰かがくしゃみをすると周囲の人が “bless you” といいますが、フランス語では、
à tes souhaits
というそうです。もし、二回目であれば、
à tes amours
となるのだそうです。ただ、この表現はより親しい人に使うようです。
サンフランシスコベイエリアに住んでいるとき、お店のあちこちで FM の 96.5 MHz にあわせて、KOIT という局のラジオをずっとかけっぱなしにしているところが多いのに気づきました。2000年代後半になってくると、どこかの会社に電話して、待ち時間に流れる BGM がこの局のラジオだったりしました。とにかく、80年代から、90年代、および2000年代のヒット曲をひたすら流してくれる局で、その頃に青春時代を迎えた人々が今30代、40代となる中、そうした事業所の BGM としてよく使われるようです。”Lite Rock, Less Talk” といううたい文句どおり、その時代にヒットして今でも名曲として大人が BGM として聞くのにうってつけの選曲がなされ、例えば車を運転している時にジャーニーやシカゴなど、中学から高校時代にかけてひたすら聞いた曲が流れるとしばし感動にひたることもありました。
シリコンバレー地域をカバーしているということもあるためか、IP でのストリーミングもやってくれています。http://www.koit.com にアクセスすると、ここからストリーミングで聞くことができます。また、iTunes のラジオでは、アダルトコンテンポラリーのところからも KOIT を選べます。さらに、iOS 向けのアプリもあり、96.5 KOIT – LITE ROCK, LESS TALK – SAN FRANCISCO & THE BAY AREA – Jacobs Mediaからダウンロードできます。
最近のお気に入りは、マルシェで買った食材を使って調理した料理を家で食べる時に BGM にかけることです。
それにしてもこの辺りの選曲というのはどこに行っても大体同じようになるもので、フランスに来てから適当にラジオの局をまわして BGM にしていると、この KOIT でかかるような曲が結構流れたりします。フランスでも音楽は英語のものが多く、このあたりに一つのグローバル化のトレンドを見る気がします。

人類史上における芸術の傑作やパリの美しい街並みを生み出しているフランス人ですが、衛生面に関していえば、そうでもないと思うことがよくあります。

最近のパリではそうでもないのですが、ここ南フランスでは、街のいたるところに犬の大きな落し物を見かけます。マルシェに行くと、売り場の人々は平気でコインを客に渡した直後に野菜をつかんでいます。また、先日はとあるスーパーで、店員の人がサラダなどの陳列棚の上に直接土足で上がって上方のものを整理していました。当然、その靴は普通にトイレに入ったり落とし物が落ちている道路を歩いてきているわけです。
こうした衛生概念について、フランス文化のオリエンテーションの際に尋ねてみたところ、フランス人はそういうことはあまり気にしないということでいた。たとえお金を触った直後の手で食品を扱っていても、道に少々汚いものが落ちていても、だからといってフランス人が他の国の人々と比べて特別怪しい病気を持っているわけでもないし、ちゃんと平均寿命は80歳くらいにはなっているのだから、大したことではないというのが、オリエンテーションの講師の人の返答でいた。
フランス人自らそのように言われてしまうと、返す言葉もありません。別に統計的に優位にフランス人の間で特に流行っているという病気があるなどとも聞いたことがないですし、言われるように先進国の中で平均寿命が低いというわけでもありません。
考えてみれば、日本では周囲の人に迷惑をかけないようにとか、自分自身が予防するとか、伝染病にかからないためとか、いろいろと理由を付けてマスクをしたりすることが多く、アメリカから帰った直後は奇妙にも思えたのが、いつの間にか自分も冬になると積極にしてました。また、小さい頃から様々なところでうがいや手洗いなども徹底するように教えられました。ただ、こうした「予防策」が本当に予防しているかの信頼できるデータというのは実はあまりないといわざるをえないようです。
そう考えると、フランス人のようにそういった細かいことは気にしないで生きていく方が楽かもしれないと思います。
こうやって、ラテンののりを身につけていくのだろうかとも、最近感じています。
仕事上受けなければならない教育項目として、フランス文化や慣習についてのオリエンテーションがありました。Cultures & Strategy という会社による教育でしたが、非常にためになったので、忘れないうちに概要だけでも書き留めておきたいと思います。
まず我々がしばらくフランスに滞在した中で感じた疑問点や、不思議に思った点をまず最初にいくつか挙げました。これまでフランスで生活してきて、フランスの人々が時間に対してわりといい加減であること、あいさつのためにキスをすること、なかなか英語をしゃべろうといないこと、プロジェクト管理や集団の管理がうまくないこと、衛生的にも結構いい加減であることを挙げました。
その後で Culture すなわち文化についての定義を抑えた後、フランスの歴史について簡単に振り返りました。特にフランス人にとって重要なのが、18世紀後半のフランス革命であり、世界ではじめて王の首をとって、自分たちの自らの主権を得たという点において、重要な意義を持つということでした。当時の絶対王政が絶頂期であったことを考えると、これは真の意味での革命で、後世のフランス人の平等に対する意識を強く植え付ける重要な要素となります。実際に、現在でもストライキがよく起きていますが、平等をうたうプラカードを掲げる人々が必ずいます。このあたりは、自由を強く意識するアメリカともまた異なるところです。
次に、The Cros Cultural Grid という異文化の比較に関する見方を用いた各国の比較を学びました。これは、Geert Hofstede というオランダの人類学者が IBM の各区国の従業員への調査をもとに創り出したフレームワークで、5つの要素を用いて各国の文化的な違いを相対的に見るというものです。このインデックスをつかうと、今まで住んできた日本やアメリカもかなり違っていますが、フランスもまたかなり違っていることが相対的にわかります。たとえば、”Power Distance” という権威への見方や距離を示すインデックスでは、フランスが高く、アメリカが低く、日本は中間という指数になっています。また、他者といかに生きるか、コミュニケーションをとるかの指数である “Individualism” というインデックスは、予想される通りアメリカがダントツに高く、フランスも比較的高いですが、日本は低く出ています。”Masculinity” という男女の役割の違いや平等性を示す指数では、高ければ高いほど男性的で、低いほど女性的、あるいは男女の役割に相似が見られるらしいのですが、このインデックスでは日本が高く、アメリカが中間、フランスが低いと出ています。”Uncertainty Avoidance” という不確定要素をどれだけ排除したがるかのインデックスは、日本が高いのは当然として、楽観的な人が多いフランスも意外と高いのは驚きました。最後の要素である、儒教的要素については、当初の Hofstede の研究にはなかったものの、中国人従業員からの指摘で加えられたというものだそうで、真実は唯一であるとか、時間は分割的だと考える西洋に対して、複数の真実が存在し、時間は永遠だとするという東洋的な考え方を含むようになっています。当然ながら、日本はこのインデックスについては高く、フランスとアメリカは同様に低いという結果になっています。
このグリッドのフレームワークの当てはめ方については、どうもしっくりこなくて、必ずしも同意できるものではありませんが、純粋に数値に出して相対的に各国の文化を見る時には面白い見方です。詳しくは例えば、こちらのサイトにもありますので、興味のある方は見られると良いのではと思います。
他にも、high context および low context といったコミュニケーションの違いで見た場合、わりとフランス語というのは日本語と同じく high context で、言語外の要素を含んだコミュニケーションがなされるということも学びましたし、フランスで意識すべきこと、やるべきでないことなども学びました。
短時間で多くのことを学べる有意義なオリエンテーションでした。最初に自分が掲げた多くの疑問点についてもだいぶ納得がいきました。フランス人は割と芸術家肌が多く、期日や期限を守るよりも中身を重視するほうが重要だと考えるので、そもそも時間に遅れることは気にしていないということ、個々の平等と最良が重要視されるので、アメリカの会社のようにあまり細かい職務記述などはなく、個人個人がやりたいようにやれるということ (そのため、プロジェクトが発散する可能性もある)、自分たちの言語に対して誇りを持っているため、隣の国の言葉である英語というのはやはり現在の世界共通語になりつつあることは認めつつも、いきなり誰かに英語で話されるよりも、どんなにへたくそでもつたなくてもいいからフランス語で話しかけられる方がはるかに嬉しいということ、お金をつかんだ後の手で平気で生の野菜をつかもうが、ペットの犬が糞を道路に落とそうが、フランスの平均寿命は80を越えているのだから細かいことは気にしなくていいと考えているということなども、講師の方に教えてもらい、「ええそうなの?!」とは思ったものの、とりあえずの回答が得られてすっきりとしました。
今後は、自分自身の実体験もふまえながら、すこしずつ学んだことをエピソードも交えて書き出していこうと思います。
先週の金曜日に新居でのインターネット環境をようやく構築できました。
そこで、さっそくインターネット接続スピードを確認してみました。
まず、Speakeasy のニューヨークのサーバーにつなぐ結果は次の通りとなりました。
Download Speed: 8220 kbps (1027.5 KB/sec transfer rate)
Upload Speed: 793 kbps (99.1 KB/sec transfer rate)
一方、Speedtest.net のサイトでは、次の結果となりました。
Download Speed: 11.60 Mbps
Upload Speed: 0.86 Mbps
つまり、下りが 10 Mbps で、上りが 0.80 kbps といったところです。測る前から、どうもネット接続が遅いなあと感じていましたが、やはりそのようでした。上りも下りも日本での光ファイバーでの接続に慣れた後だったので、余計にそう感じたのかもしれません。
職場で周囲の人に聞いてみると、下りはむしろいい方ではということでした。フランスのシリコンバレーと呼ばれるこの地域にいても、あらためて日本のインターネット接続環境は整っていたのだなあと感じます。
プロバイダーは、Free にしました。これは、同僚から、近日中に携帯電話についての魅力的な料金体系が発表されるぞと聞いていたからです。なんでも、去年 Free が魅力的な価格体系で携帯電話サービスを開始すると宣言して以来、他の携帯電話会社が値下げをしたと言うことから、日本のソフトバンクを思い出しました。
今日、その Free から、携帯電話の料金体系についての発表がありました。使いたい放題で月々 19.99 ユーロというのは衝撃的です。インターネット接続サービスを契約していると、15.99 ユーロになるというのですからお得です。iPhone 4S も出るという話も出ているので、楽しみです。
フランス人の同僚と話していたところ、同じ日本のアニメでも、日本人の声優にサブタイトルのついたものの方が、吹き替えのものよりも、臨場感があり感情がこもっていてよいということを教えてくれました。
これを聞いて、なるほどなと思ったのですが、よくよく考えてみると自分でも英語の映画等の場合には、日本語吹き替えよりも英語のオリジナル版の方を好みます。その方がギャグのテンポや、日常よく使われるのだけれども日本語に訳しづらいというような表現などがストレートにわかるからです。
ただ、この場合には、英語がある程度自分でわかるからそういえるのであり、ほとんどのフランス人にとっては、日本語はかなりちんぷんかんなはずです。それなのにフランス語の吹き替えよりも字幕を好むというのは、面白いと思います。彼らも始めの頃は、字幕を見ているうちにアニメの肝心な部分を逃してしまう恐れがあるので、好きでなかったが、しだいにフランス語吹き替えの限界を見てしまうと、やはり字幕の方がいいという結論に至るようです。

アンティーブの旧市街にあるパン屋さんで、パンを買ってみました。

モナコ皇太子の結婚式の際に、パンを振る舞ったと言うパン屋さんです。狭い店内には既に多くの人が入って買い物をしていました。
人々の注文に応じて、店員がパンを取り出し、紙にくるんでさらにビニールの袋に入れていく様子をみて、何となく自分が日本でよく使っていた和菓子屋さんを思い出しました。



家に帰って食べてみると、味は他のパン屋のものに比べるとバターの量が若干控えめで、その分質の良い小麦粉が使われていると言う感じがしました。クロワッサンの皮の硬くてかりっとした食感が何とも言えないです。

注目すべきはキッシュです。全体的に薄味なのですがそれが中に入っている塩気の強いハムの味を引き出していて、うまくバランスがとれて美味しい仕上がりになっています。
どのパンを食べても、混じりけがなく、素朴で純粋な感じがして、素材の良さを伝統に則って引き出しているように思いました。さすがです。
Boulangerie Véziano
2 Rue de la Pompe
06600 Antibes Juan les Pins
Tel : 04 93 34 05 46

アンティーブの旧市街にある、Chez Helen というベジタリアン向けレストランに行ってきました。

メニューは有機栽培の野菜を使っており、肉や粉ものが多くなっている今日この頃、こうしたメニューで消化の負担を和らげるのは良いことです。実際に職場の人に聞いたところ、フランス人の中でも肉は週3回食べればよいとされており、それ以上食べるのは良くないとしているのだそうです。

デザートも甘さが控えめで、素材の良さが引き立てられていました。
フランス人以外の人々にも人気なようで、同じ時間にフランス人はもちろん、我々日本人以外にも、中国人、スウェーデン人の人たちが食事をしていました。メニューも英語のものがあり、店員の人も英語ができるので、観光できた人にも訪れやすいレストランだと思います。
Chez Helen
35 rue des Revennes
06600 ANTIBES
T: 04 92 93 88 52
http://www.chezhelen.fr/

1月6日は、イエス・キリストが神性を表したことを祝う公現祭 (「顕現節」とも。英語では “Epiphany“) の日で、職場ではケーキとアップルサイダーとアップルジュースが振る舞われました。
ケーキは、北フランスでよく出されると言うアーモンドクリームのペーストを使用したものと、南フランスでよくだされるというフルーツペースとを利用したものの二種類がありました。この中に固いリングかなにかを入れておいて、カットされたケーキを皆に配り、その固いものを含んだものにあたった人が、王か女王になって王冠をかぶるのだそうです。
フランスでは、三人の王様 (King と言っていた。日本語では「賢人」となっている) がイエスを訪ねたことを記念して、このようなイベントになっているということでした。何でアップルサイダーやアップルジュースが出てくるのかと、周りの人に聞いてみたところ、わからない、昔からそうなっているということでした。ちょっとググってみましたが、なぜかはわかりませんでした。もしわかる方がおられたら、教えていただけると幸いです。

新年あけましておめでとうございます。昨年はなにとぞお世話になりました。本年もよろしくおねがいします。

おめでたいことに、ベランダから初日の出を拝むことができました。昨年末、何軒もまわってようやくお気に入りの物件を見つけた時は、ここまですばらしい景色が臨めるとは思っても見ませんでした。

年越しは、そばの代わりにラーメンを食べました。マーケットで買ったオマール産のエビをのせて、ちょっとだけめでたい気分になりました。ありあわせのものでもなんとかなるものです。

年越しの瞬間は、アンティーブの海岸沿いにあるアイリッシュパブにいました。主要な都市に比べると、アンティーブでの年越しは店レベルで盛り上がっているという感じで、町の中心の広場が人々で埋め尽くされるということはありませんでした。
新年を迎えた朝は、マーケットで買ったカマンベールチーズを日本から持ってきたもちに載せて焼いていただきました。